仲野布羽音さん(第48期) - 九州産業大学付属九州高等学校

第1号
【社会で活躍する卒業生からのMESSAGE】
Kyushu High School
2015 年 11 月 25 日
仲野
布羽音(なかの
現在、ハウステンボス歌劇団
ふうね)第48期卒業生
チーム光の娘役“美音ふう”として活躍中
『私の 私による 私のための歩く道』
現在、夢であった歌劇団で“舞台人”としてデビューを果たした仲野さん。
今回は質問形式で夢を叶えるまでの過程を皆さんにお伝えしようと思います。
Q.
「高校 3 年間で学んだことや大切にしてきたことは何ですか?」
A.簡単に叶えられない夢でも、夢実現に向けて自分で考えて、自分で行動する
ことを大切にしてきました。
▲“美音ふう”として初舞台
Q.
「それが『今の自分』に活きていることはありますか?」
A.舞台は甘くなく自分一人で向き合っていかなければいけないことが沢山あります。
高校時代に夢を実現させる為にはどのようにすれば良いか
考え抜いてきたことが今、私自身の糧となっています。
6月特別公演「Rain!」では主役に抜擢された仲野さん。
Q.
「仲野さんが想う“舞台人”の魅力を教えてください。」
A.私一人のカラダで違う時代、違う国、違う生き物…
様々な人やものとして舞台上で生きることができるところです。
▲現在は夢であった舞台で光り輝く
Q.
「高校時代の仲野さんはどんな生徒だったのでしょうか、高校時代の思い出を聞かせてください。
」
A.九州高校創立50周年記念の文化祭記念式典で全校生徒の前で「アメージンググレイス」を歌わせていただ
いたことが一番の思い出です。初めて大勢の人の前でパフォーマンスをさせていただいたのですが、あの瞬
間の空気感や声援、歌い終えた後の大きな拍手は自分でも身震いをする程の感動がありました。
あの日の感動は、ずっと、
“舞台人”としての私のアイデンティティとなっています。
他にも、修学旅行で韓国に行った時に観た二つの舞台と、テーマパークでクラスメイト全員と激辛のトッポ
ギを涙ぐみながら食べて大騒ぎしたことが思い出です。
Q.
「最後に仲野さんの後輩にあたる在校生に一言MESSAGEをお願いします。」
A.誰に何と言われても自分の人生を決め、歩むのはあなた自身です。愛するもの、人、夢、そして自分を大切
にして可能性を信じ、自分の道を切り開いてください。
○プロフィール
1995 年生まれ。2014 年九州産業大学付属九州高等学校普通科を卒業。同年、ハウステンボス歌劇学院に第一期
生として入学。2015 年に初舞台。現在ハウステンボス歌劇団・チーム光の娘役“美音ふう”として活躍中。