教育制度・行政 Educational Administration

K:】Server/15030663 薬科大 応用生命/応用生命科学科 2015/09 1年 033‐093
2015.03.23
教育制度・行政
Educational Administration
担 当 教
員 吉田
重和
卒 業 要
件 自由科目
年 次 ・ 学 期 1年次
中学校教諭(理科)
高等学校教諭(理科)
教職に関する科目(必修2単位)
教職に関する科目(必修2単位)
後期
食品衛生監視員及び食品衛生管理者
単位数
フードスペシャリスト
【授業概要】
価値観が多様化・複雑化している現代社会において、学校教育を中心とする教育制度・行政もまた、多様化・複雑化してきている。現代の日本
社会において、子どもの教育(あるいは、公教育)の質を保証するための仕組みは、制度的・行政的にどのように確立されているのであろうか。
本授業では、各回に設定された小テーマの理解を通じて、教育制度・行政を包括的に捉えていきたい。
講義形式の授業形態になるが、受講生の興味・関心に応じ、身近なトピックを随時取り上げていく予定である。
【キーワード】
公教育、教育制度、教育行政、教育改革、教育基本法、学校教育法、教育法規、教育委員会
【一般目標】
日本の教育制度・行政について、関連する教育法規の内容を含め、包括的に理解する。
【到達目標】
1.
現代の公教育の制度的枠組みと理念を説明できる。
知識・理解
2.
現代教育がどのように制度的に運用されているかについて、制度的実態とその課題を説明できる。
3.
主たる教育関連法規の理念や内容を説明することができる。
他国(他地域)や過去の事例との比較において、
1.
現代日本の教育行政
思考・判断
2.
現代日本の教育制度
3.
現代日本の教育法規
の特徴を述べることができる。
教育現場を形成する制度的・行政的枠組みについて理解した上で、現代社会の多様化・複雑化に対応できる教員としての素地
関心・意欲・態度
を養う。
教育現場において必要な制度的・法的知識を身につけ、教員採用選考における「教育法規」領域の基礎的な問題について、正
技能・表現
答を導きだすことができる。
その他
【授業計画】
回
授 業
項
目
授
業
内
容
授業外学習(予習・復習)
オリエンテーション/現 現代教育の諸課題を整理し、これが教育制度・行政に関わりの深い課題であ
1
代教育の諸問題
ることが理解できる。
現代の日本の公教育制度について、成立過程や諸外国との比較を通して、そ
2 現代の公教育制度
の特徴を説明することができる。
教育基本法を中心に、主たる教育法規の内容と位置づけについて説明するこ
3 教育法制
とができる。
4 教育行政
教育行政の概念や基本構造を知り、それぞれの特徴を説明することができる。
学校経営の概念や組織を知るとともに、学校評価の実態を説明することがで
5 学校経営と学校評価
きる。
教育課程をめぐる基本法制を理解し、教育課程経営の基本を説明することが
6 教育課程経営
できる。
教職員の職務・服務と教 教職員の職務・服務を理解するとともに、教員評価の実態を説明することが
7
員評価
できる。
児童・生徒の管理について、子どもの権利と義務を基盤としながら説明する
8 児童と生徒の管理
ことができる。
就学前教育機関である幼稚園と保育所について、制度の概要や実態を説明す
9 就学前教育制度
ることができる。
特別支援学校の歴史や理念を学び、特別支援教育制度の実態を説明すること
1
0 特別支援教育制度
ができる。
教員養成・研修制度の位置づけや内容を知り、その意義について説明するこ
1
1 教員養成・研修制度
とができる。
社会教育行政の概念や役割、原則を知り、学校教育との関連からこれを説明
1
2 社会教育行政
することができる。
具体的な数値や事例を基に、国、地方双方の教育財政の実態を知り、この概
1
3 教育財政
要を説明することができる。
現代の教育行政改革の動 現代の教育行政改革の動向と課題について、諸外国の事例との比較を通じて
1
4
向と課題
特徴を整理し、これを説明することができる。
ま と め―改 め て 教 育 制 これまでの授業を通じて得た知識を基に、改めて教育制度・行政の意義や課
1
5
度・行政とは
題について包括的に説明することができる。
【教科書・参考書】
種 別
書
教科書
なし
参考書
現代教育の制度と行政
参考書
現代教育制度論
【成績評価方法】
評価方法
定期試験
(中間・期末)
到達目標
知識・理解
◎
思考・判断
○
関心・意欲・態度
○
名
小テスト
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
吉田
著者・編者
出
河野和清ほか
土屋基規
レポート
◎
○
◎
授業態度
授業への参加度
◎
○
○
−9
0−
担当者
版
社
福村出版
ミネルヴァ書房
成果発表
そ の 他
合
計
K:】Server/15030663 薬科大 応用生命/応用生命科学科 2015/09 1年 033‐093
評価方法
定期試験
(中間・期末)
到達目標
技能・表現
◎
その他
評価割合(%)
7
5
小テスト
0
2015.03.23
成果発表
そ の 他
○
授業態度
授業への参加度
○
1
0
1
5
0
0
レポート
合
計
1
0
0
!試験を中間、期末の2回実施する。"レポートは、授業中提示されたトピックについて8
0
0字程度で作成し、提出する。なお、出席が所定の回
数に満たない者は、期末試験の受験資格を与えないので注意すること。
【連絡先】
オフィスアワー
研究室(場所)
非常勤講師室(A2
0
9)
−9
1−
E メールアドレス
[email protected]