平成26年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査

平成27年3月20日
平成26年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査
~香美町における調査結果について~
本資料は、国が公表した「平成26年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の調査結果に基づき、
全国と香美町における調査結果の比較ができるように取りまとめたものです。
1.調査の概要
(1)調査の目的
○子どもの体力が低下している状況にかんがみ、国が全国的な子どもの体力の状況を把握・分析するこ
とにより、子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
○各教育委員会、学校が全国的な状況との関係において自らの子どもの体力の向上に係る施策の成
果と課題を把握し、その改善を図るとともに、そのような取組を通じて、子どもの体力の向上に
関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
○各学校が各児童生徒の体力や運動習慣、生活習慣、食習慣等を把握し、学校における体育・健康に関
する指導などの改善に役立てる。
(2)調査の対象
小学校第5学年の全児童
中学校第2学年の全生徒
(3)調査の内容
① 児童生徒に対する調査
ア 実技に関する調査(以下「実技調査」という。測定方法等は新体力テストと同様)
握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン(中学校は20mシャト
ルランに替えて持久走も可)
、持久走(中学男子1500m、中学女子1000m)
、50m走、
立ち幅とび、ソフトボール投げ(中学校はハンドボール投げ)
イ 質問紙調査
② 学校に対する質問紙調査
③ 教育委員会に対する質問紙調査
(4)調査の方法
悉皆調査
(5)調査の実施期間
平成26年4月から平成26年7月までの期間で実施
(6)調査学校数・児童生徒数
香美町
学校総数(校) 参加学校数(校)
児童生徒数(人)
全国
学校総数(校)
参加学校数(校)
児童生徒数(人)
小学校
10
10
149
小学校
21,012
20,658
1,066,357
中学校
4
4
176
中学校
11,039
10,481
975,957
合 計
14
14
325
合 計
32,051
31,139
2,042,314
2.結果の概要
(1)実技に関する調査
【小学校男子】
・体力合計点は全国と比較して、2.12 ポイント低い(香美:51.79
国:53.91)。
・体力合計点は昨年度と比較して、0.84 ポイント低い(H25:52.63)
。
・種目別に全国を上回ったのは、20mシャトルラン(+1.9 回)、ソフトボール投げ(+0.61m)の2種目。
・種目別に昨年度を上回ったのは長座体前屈(+0.02cm)
、反復横跳び(+0.78 点)の2種目。
【小学校女子】
・体力合計点は全国と比較して、1.03 ポイント低い(香美:53.98
国:55.01)。
・体力合計点は昨年度と比較して、0.68 ポイント低い(H25:54.66)
。
・種目別に全国を上回ったのは、20mシャトルラン(+4.72 回)
、ソフトボール投げ(+0.2m)の2種目。
・種目別に昨年度を上回ったのは反復横跳び(+0.14 点)
、50m走(-0.66 秒)の2種目。
【中学校男子】
・体力合計点は全国と比較して、4.04 ポイント高い(香美:45.75
国:41.71)。
・体力合計点は昨年度と比較して、3.26 ポイント高い(H25:42.49)
。
・種目別に全国を上回ったのは握力(+2.4kg)、上体起こし(+3.03 回)、長座体前屈(+1.59cm)
、反復横
跳び(+4.73 点)
、持久走(-13.52 秒)
、シャトルラン(+21.63 回)
、50m走(-0.07 秒)
、立ち幅跳び(+8.53cm)
、
ハンドボール投げ(+1.5m)の9種目。
(全種目)
・種目別に昨年度を上回ったのは 握力(+0.1kg)、上体起こし(+2.58 回)、長座体前屈(+4.8cm)
、反復
横跳び(+4.88 点)
、立ち幅跳び(+6.22cm)
、ハンドボール投げ(+0.17m)の6種目。
【中学校女子】
・体力合計点は全国と比較して、5.21 ポイント高い(香美:53.87
国:48.66)。
・体力合計点は昨年度と比較して、1.05 ポイント高い(H25:54.92)
。
・種目別に全国を上回ったのは握力(+1.91kg)
、上体起こし(+1.52 回)
、反復横跳び(+3.21 点)、持
久走(-15.41 秒)
、20mシャトルラン(+10.23 回)
、50m走(-0.06 秒)
、立ち幅跳び(+6.62cm)、ハンドボ
ール投げ(+3.21m)の8種目。
・種目別に昨年度を上回ったのは 握力(+0.58g)
、持久走(-0.07 秒)、ハンドボール投げ(+0.24
m)の3種目。
(2)体格と肥満度に関する調査
【小学校男子】
・昨年度と比較して身長(+0.24 ㎝)
、体重(+0.6kg)であり、全国と比べると身長(-0.02 ㎝)、体
重(+0.33kg)。
・肥満傾向児は昨年度より 2.6 ポイント増加し(H26:11.7% H25:9.1%)
、全国よりも 1.8 ポイント
多い(国:9.9%)。
・痩身傾向児は昨年度より 0.3 ポイント増加し(H26:1.3% H25:1.0%)
、全国よりも 1.4 ポイント尐
ない(国:2.7%)
。
【小学校女子】
・昨年度と比較して身長(+0.04cm)、体重(-0.12kg)であり、全国と比べると身長(-1.4cm)、体
重(-1.05kg)
。
・肥満傾向児は昨年度と同じ(H26:8.4% H25:8.4%)
、全国よりも 0.6 ポイント多い(国:7.8%)。
・痩身傾向児は昨年度より 1.2 ポイント減尐し(H26:0% H25:1.2%)
、全国よりも 2.8 ポイント尐な
い(国:2.8%)。
【中学校男子】
・昨年度と比較して身長(+1.19cm)、体重(-0.4kg)であり、全国と比べると身長(+0.06cm)、体
重(+0.92kg)。
・肥満傾向児は昨年度より 5.5 ポイント減尐し(H26:5.5% H25:10.9%)
、全国よりも 2.4 ポイント
尐ない(国:7.9%)。
・痩身傾向児は昨年度より 0.1 ポイント減尐し(H26:1.1% H25:1.2%)
、全国よりも 1.0 ポイント尐
ない(国:2.1%)。
【中学校女子】
・昨年度と比較して身長(+0.06cm)
、体重(-0.34kg)であり、全国と比べると身長は同じ、体重(-
0.53kg)。
・肥満傾向児は昨年度より 3.1 ポイント減尐し(H26:4.9% H25:8.0%)
、全国よりも 1.9 ポイント尐
ない(国:6.8%)。
・痩身傾向児は昨年度より 5.6 ポイント減尐し(H26:2.4% H25:8.0%)
、全国よりも 1.5 ポイント尐
ない(国:3.9%)。
(3)児童生徒質問紙調査
①運動習慣等の状況
【小学校】
・運動やスポーツを週 1 日以上実施している(「ほとんど毎日」+「時々」
)
児童の割合は、男子で 95.9%、女子で 95.8%であり、昨年度と比
較し、男子で 2.0 ポイント高く、女子で 1.8 ポイント高い。全国
と比較し、男子で 1.2 ポイント低く、女子で 0.8 ポイント高い。
・運動部やスポーツクラブに入っている児童の割合は、男子で 74.7%、女子で 66.2%であり、
昨年度と比較し、男子で 1.1 ポイント低く、女子で 16.8 ポイント高い。全国と比較し、男子
で 2.6 ポイント高く、女子で 16.7 ポイント高い。
・「運動やスポーツをすることが好き」と回答した児童の割合は、男子で 70.7%、女子で 63.9%
であり、昨年度と比較し、男子で 1.3 ポイント高く、女子で 25.3 ポイント高い。全国と比較
し、男子で 3.7 ポイント低く、女子で 8.9 ポイント高い。
【中学校】
・運動やスポーツを週1日以上実施している(「ほとんど毎日」+「時々」)生徒の割合は、男子で
95.7%、女子で 94.0%であり、昨年度と比較し、男子で 0.5 ポイント高く、女子で 1.0 ポイ
ント高い。全国と比較し、男子で 0.5 ポイント高く、女子で 8.6 ポイント高い。
・運動部や地域スポーツクラブに入っている生徒の割合は、男子で 92.4%、女子で 75%であり、
昨年度と比較し、男子で 2.7 ポイント低く、女子で 2.6 ポイント低い。全国と比較し、男子で
5.9 ポイント高く、女子で 14.3 ポイント高い。
・「運動やスポーツをすることが好き」と回答した生徒の割合は、男子で 76.1%、女子で 47.6%
であり、昨年度と比較し、男子で 9.8 ポイント高く、女子で 1.5 ポイント高い。全国と比較し、
男子で 11.9 ポイント高く、女子で 2.3 ポイント高い。
②保健体育授業に関する意識
【小学校】
・約 80%の男子が「楽しかった」という運動は、「ゲーム」「浮く・泳ぐ運動」などで、
「楽しくな
かった」という運動は、
「表現運動」が半数以上である。
・約 80%の女子が「楽しかった」という運動は、「ゲーム」「表現運動」などで、
「できた・よくで
きた」という運動は、
「体力つくり」
「ゲーム」「表現運動」などである。
・男女ともに「できないことができるようになったきっかけ」として、
「先生や個別にコツやポイン
トを教えてもらった」「先生や友だちのまねをした」をあげている。
・ほとんどの児童は、体育授業でふり返る活動を行っていると答えている。
【中学校】
・半数以上の男子が「楽しかった」という運動は、
「球技」
「陸上」などで、
「楽しくなかった」という
運動は、
「武道」
「ダンス」などである。
・約 80%の女子が「楽しかった」という運動は、
「球技」で、
「楽しくなかった」という運動は、
「武
道」
「体育理論」などである。
・男女とも「できないことができるようになったきっかけ」としては、多くの生徒が「友達に教えて
もらった」をあげている。
・保健体育の授業では、ほとんどの生徒がふり返る活動を行い、多くの生徒が保健の授業で学んだこ
とを運動するときに使っている。
3.全体の考察
体力合計点に関して、今年度の香美町の平均は、小学校男女ともに全国平均よりやや低く、昨年
度に比べても、男女ともにわずかに下回っている。中学校では男女ともに全国平均よりかなり高く、
特に男子について前年度と比較すると、かなり向上している。
種目別では、小学校において男女とも「20mシャトルラン」「ソフトボール投げ」の2種目が
全国平均を上回っている。逆に「上体起こし」
「長座体前屈」
「立ち幅とび」などが平均を下回って
いる。「持久力」や「投げる力」が付いている反面、「体の柔軟性」「跳躍力」などに課題が見られ
る。
中学校においては、男女ともにほとんどの種目において、全国平均を上回っている。特に男子の
「20mシャトルラン」
、女子の「ハンドボール投げ」が際立っている。この結果からみても、中
学校においては、保健体育の授業や部活動を通してバランスよく運動能力が向上していることが分
かる。
総合的に見ると、香美町の体力は小学校段階ではやや劣っているが、中学校で大きく向上してい
る。全国と比べると、小学校年代における体の柔軟性と「走る・跳ぶ・投げる」の運動の基礎力が
必要とされる種目に課題があると言える。
運動習慣等に関して、運動が「きらいになったきっかけ」として小学校入学前から苦手だったと
いう結果からして、幼児期における運動に対しての興味づけが必要性である。小学生では男女とも
に、運動を毎日する習慣があり、運動が得意で好きと感じている児童も多い。
一方、中学生女子では、運動習慣はあるが、運動に対する意欲に課題がある。中学生男子では、
ほとんどの生徒が運動部の部活動に所属し運動する機会は多いが、自分のペースで運動できている
と感じている生徒は全国平均に比べると尐ない。
保健体育授業に関する意識では、小学生が体育の授業は楽しいと感じている割合が全国平均に比
べて低い結果となっているのに対して、中学生はほとんどの生徒が保健体育の授業が楽しいと感じ
ている。
小中学校ともに、保健体育の授業の中でふり返る活動を
行っているが、中学校では多くの生徒が授業で学んだこと
を運動するときに活用している。
小学生の楽しかった運動としては、男女ともに「ゲーム」
をあげ、中学生については「球技」をあげている。反面、
楽しくなかった運動として、小学生は「表現運動」
「体つく
り運動」で、中学生は「武道」
「ダンス」
「体育理論」など
となっている。
この結果からみると、全体的に「ゲーム」
「球技」を好み、
「基礎的な運動」や「ダンス・表現運
動」などを苦手にしている傾向にあることが分かる。
学校質問紙調査によると、体力向上に向けた取組みや授業以外の手立てを行っている学校は、全
国に比べると尐なく、小中学校ともに、運動能力向上のための目標(値)を設定しているのが半数
程度である。また、この全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を踏まえた取組をしている学
校も、全国に比べると尐ないといことが分かる。調査結果を踏まえた取組をしている学校では、小
学校で「体育授業の教材研究等の工夫」
「授業の内容・方法の工夫」で、中学校では「課題のある
種目の運動機会設置」
「運動部活動の運営・指導の工夫改善」などをあげている。
体力向上に関して、各学校においても今年度の調査結果を分析し、改善策を立て、実践していく
ことが必要である。
4.総 括
今回の調査から、本町において小中男女とも、全国と比べても体格はほぼ標準に近いが、体力に
おいては小学校男女がやや低い傾向にあり、中学校男女は大変高いということが分かった。これは、
小学校年代と比べて中学校での部活動などによる運動量の違いによるものであると考えられる。
小学校では、マラソンや駅伝、球技などの取組による成果として「持久力」や「投げる力」など
の向上が見られる反面、
「体の柔軟性」
「跳躍力」などの運動能力に課題がある。中学校では保健体
育の授業や部活動などによりバランスよく運動能力が向上しているという結果が表れている。
運動習慣等については、幼児期の運動経験や興味づけが小中学校での体力・運動能力に影響を及
ぼし、運動への意欲にもつながっていることが分かる。このことからも、幼児期における運動に対
しての様々な取組により幼稚園・保育所を巻き込んだ校種間の連携を積極的に進めていくことが重
要な課題である。
保健体育の授業については、小中学校ともに授業の中で「ふり返る活動」を行っており、特に中
学校においては授業で学んだことを運動するときに活用しているなど豊かなスポーツライフの基
礎を育んでいるといえる。また、子どもたちが授業の中で「楽しかった運動」としては、全体的に
「球技」
「ゲーム」を上げ、
「基礎的な運動」や「ダンス・表現運動」などを苦手にしている傾向に
ある。このような結果からも、今後、ICT機器の活用による話し合い活動やPDCAサイクルに
よる「わかる」
「できる」楽しさの実感できるような体育・保健体育の授業の改善・充実が求めら
れる。
子どもたちの体力を向上させるには、学校だけの取組ではなく、地域や家庭
と連携した取組を行うことが望ましい。そのため、本調査結果を各学校で分
析・考察し、明らかになった課題を地域や家庭とも共有し、各校の状況に応じ
た取組を行っていくことが大切である。
5.今後の方策
今後、本町では、これらの体力・運動能力、運動習慣等調査の結果を踏まえ、次のように学校・家庭・
地域が連携し合い、それぞれの場で、子どもの体力を向上させる具体的な目標をもって取り組むことが
大切である。
学 校
(1)体育・保健体育の授業に次の観点を取り入れる
体力・運動能力調査の結果から、体育・保健体育の授業を見直し、次の点を授業の中で推進すること
が大切である。
① 授業の冒頭に、
「目標を確認する活動」を取り入れる。
② 授業の最後に、
「振り返る活動」を取り入れる。
③ 運動能力調査や新体力テストの分析結果を授業内容に反映させる。
・劣っている項目に関連する運動に重点をおき、系統的な指導をする。
・年間カリキュラムを見直し、運動時間を最大限に確保する。
④ 「わかる」
「できる」楽しさの実感で、運動への主体性を育む授業を推進する。
・学習カードの活用により、めあてをもって授業に取り組む。
・進級カードの作成や成果発表の機会を設ける。
・グループ活動やペア学習による学び合いを効果的に取り入れる。(協同学習)
・ICT機器の活用による話し合い(教え合い)活動を充実させる。
⑤ 「認め・ほめる」ことにより達成感が得られる指導法を重視する。
⑥ 個々のつまずきを克服するために、技のコツを理解できるような声かけや指導法を工夫する。
(2)授業にPDCAサイクルを取り入れ「子どもの体力向上」を図る
本町の児童生徒の体力を向上させるためには、運動に対する意欲を高め、体力の向上に成果を上げる
授業を推進することが大切である。そのためには、これまでの授業を見直し、児童生徒が主体的に運動
するPDCAサイクルを取り入れた授業を推進するとともに、グループやペアで共に全力を尽くし互い
に援助し合う「協同学習」を取り入れることが大切である。
《 PDCAサイクルを取り入れた授業展開事例 》
(1)前時をふり返り、本時のめあてを立てる。
(Plan)
(2)グループに分かれめあてをもとに技に取り組む。
(Do)
①学習内容にふさわしい準備運動をする。
②学習カードを活用して、練習する。
③他者観察からの気付きを教え合う。
④相手や仲間へ励ましや称賛の声をかける。
(3)自分や仲間の動きをICT機器などを用いて確認する。
(Check)
①DVD・パソコン機器などを活用しての自己観察により、自分の動きをふり返る。
②技能の習得に向けて、コツの伝授やアドバイスをする。
③グループでの練習方法や作戦などを話し合う。
④ 楽しくなるためのルールや方法を話し合う
(4)改善点を明確にした上で、もう一度技に挑戦する。
(Action)
①本時のめあての達成の度合いを確認する。
②ふり返りの活動を行い、学習の成果を確認する。
③次時に向けての目標や課題をつかむ。
(楽しい遊びへの発展・運動への意欲につなげる。
(3)
効果の上がる運動環境を整える
子どもの体力・運動能力は、活発に体を動かして遊ぶ習慣や規則正しい生活習慣の影響が積み重
ねられて徐々に向上する。生涯にわたる心身の健康づくりの視点からも幼児期から体を動かす楽し
さに触れ、その継続による運動習慣づくりに努めることが大切である。
①小中連携はもちろんのこと、幼稚園・保育所を巻き込んで校種間連携を進める。
②全教職員が共通理解を図る時間を確保する。
③体育実技講習会への参加、模擬授業・研究指定校の実践発表などの研修を充実する。
④部活動における体力向上への取組を充実する。
・文化部活動における体力つくりや運動
・部活動の活動内容の工夫
・目標をもっての部活動の取組
・卒業後の豊かなスポーツライフにつなげる運動部活動の働きかけ
⑤学校での遊びや運動の時間の設定を確保する。
(朝時間、業間、昼休み等)
⑥オリンピック・パラリンピックの開催を機会に運動やスポーツへの興味・関心を高める。
(将来の夢や目標を持たせ、その実現に向けた活動を展開する)
⑦体育的行事に向けた自主的・意欲的な取組を工夫する。
家庭との連携
①家族と一緒に運動やスポーツを「する」
「観る」
「話す」機会の設定
②運動・スポーツの習慣づくり
③規律ある生活(早寝・早起き、朝ごはん等)の習慣づくり
④食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けた健康的な体づくり
⑤休日や長期休業期間における運動時間の確保
⑥憧れのスポーツ選手や国際的なスポーツ大会への参加など将来への夢づくり
地域との連携
①地域スポーツクラブとの連携、スポーツ指導者の活用(スポーツクラブ21、体育協会、ス
ポーツ推進委員等)
②児童生徒が積極的に参加する地域の体育的行事づくり
香美町教育委員会