エコアクション21(ea21) 2014年度 環境活動レポート (2014.4.1-2015.3.31) ごあいさつ 明治元年に創業した株式会社オキナヤは、現在、建設事業 部と機電事業部の二事業部制をとり、147年目を迎えました。 弊社は、最大の誠意、最大の努力、最大の協調、を社是と し、地球環境への負荷を少なくする事に取り組んでまいりまし た。その結果、H19.1.29にEA21を取得致しました。 ここに2014年度の環境活動レポートを発表し、これからも環境 保全に努めるとともに地球市民としての役割を果たす事を宣 言するものです。 【 目 次 】 Ⅰ.環境方針 Ⅴ.環境目標と実績 Ⅱ.EA21推進体制 Ⅵ.環境活動の取組結果と評価 Ⅲ.事業活動概要 1)事業所名 2)事業内容 3)事業活動の規模 Ⅶ.資源投入量 Ⅷ.取組み状況 Ⅸ.環境関連法規制の遵守状況 Ⅳ.主要な活動計画の内容 Ⅹ.今後の課題 Ⅰ 環 境 方 針 < 環 境 理 念 > 株式会社オキナヤは、地球環境の保全が人類共通の最重要課題のひとつであると認識し「あらゆる事業 において環境を起点としたイノベーションモデルを追求し、豊な明日の創造に寄与する」ことを環境理 念として活動します。 < 基 本 方 針 > 株式会社オキナヤは、事業活動、商品、サービスが関わる環境側面を常に認識し、環境理念に基づき全 員参加のもとにPDCAのサイクルを回しながら環境負荷の低減に取り組みます。 1.環境汚染の予防と、環境マネジメントシステムの継続的改善を行います。 2.関連する法規制、同意する其の他の要求事項を遵守します。 3.環境保全を目指し、以下の項目について目的・目標を設定、定期的に見直すシステムを構築します。 ①紙を中心とする天然資源の使用量の削減に努めます。 ②廃棄物の削減に努めます。 ③環境保全型商品の必需品化に努めます。 ④棚卸し在庫の削減に努めます。 4.全社員に対し環境方針を周知徹底させ、環境マネジメントシステムについて教育・訓練を実施します 。この環境方針は社外にも開示いたします。 平成27年4月1日 株式会社 オ キ ナ ヤ 代表取締役 藤間 憲一 . E A 2 1 推 進 体 制 平成27年8月20日現在 . 事 業 活 動 概 要 1)事 業 所 名 株式会社 オ キ ナ ヤ 本社、建材センター、鉄工部深谷工場 機電事業部 第三営業部、高崎営業所、長野営業所 ㈱オキナヤ フォーメック、㈱オーケー メンテナンス 代表取締役 藤間 憲一 【 所 在 地 】 本 社 〒360-0114 建材センター 〒360-0024 鉄工部深谷工場 〒369-1106 機電 第三営業部 〒331-0812 高崎営業所 〒370-0035 長野営業所 〒382-0086 ㈱オキナヤ フォーメック 〒360-0024 ㈱オーケー メンテナンス 〒360-0114 環境管理責任者: 連絡先: 埼玉県熊谷市江南中央2-17-1 埼玉県熊谷市問屋町3-4-14 埼玉県深谷市白草台2909-31 埼玉県さいたま市北区宮原町4-101-11 群馬県高崎市柴崎町字蟹沢601-7 長野県須坂市本上町1387 埼玉県熊谷市問屋町3-4-14 埼玉県熊谷市江南中央2-17-1 土屋 秀昭 048-539-3355 . 事 業 活 動 概 要 2)事 業 内 容 1.生産設備/機器の販売、電気/電子機器及び部品の販売、 2.諸機械の設計/製作、 3.建設、土木、鉄骨工事 4.空調衛生の諸工事、建設資材の販売及び施工 5.住宅設備機器の販売及び施工 3)事 業 の 規 模 資本金 社員数 設立 敷地面積 8100万円 127名 明治元年創業 7,230㎡ . 主 要 な 活 動 計 画 の 内 容 (1)目標を達成するための取組み ①事務所における二酸化炭素排出量低減 冷房温度は28度、暖房温度は22度を徹底する。 空調機のフィルターを毎月清掃する。 昼休みの消灯を実施する。 ②車輌運転における二酸化炭素排出量低減 アイドリングストップ、エコドライブ(急発進、急加速、 急ブレーキ等の防止) 自主点検・整備の実施 運行管理の徹底 飲酒運転、過労運転、免許の管理 安全運転の徹底 最高速度の厳守、車間距離の保持 ③廃棄物の発生抑制と分別 使用済み用紙の裏面の利用 次の分別を行い数量の把握に取り組み、3Rを推進する。 ・廃プラスチック類 ・金属類 ・有償売却梱包材(ダンボール) ・リサイクル端材 ・紙類(コピー用紙)・その他の可燃物 ④産業廃棄物の削減 (2)その他の取組み ①グリーン購入への取組み . 環 境 目 標 と 実 績 環境目的 23年度基準値 CO2総排出量を26年度までに23年度比3%削減する【kg-CO2】 ① 燃料使用量削減(ガソリン類)【L】 ② 燃料使用量削減(ガス)【kg】 ③ 電力使用量の削減【kWh】 800,000 600,000 400,000 200,000 23年度 基準値 26年度 目標 26年度 実績 % 0 CO2総排出量を26年 度までに23年度比 3%削減する【kgCO2】 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 26年度目標 600,574 719,879 116% 712,680 2,644 174 1,168,017 2,564 168 1,132,976 123,771 4681% 385 221% 827,964 71% 122,533 381 819,684 300 200 100 ① 燃料使用量削 減(ガソリン類)【L】 ※電力の二酸化炭素排出係数は H26東京電力0.521を使用しています 環境目的 0 ② 燃料使用量削 減(ガス)【kg】 23年度基準値 廃棄物の排出量を26年度までに23年度比10%削減する【kg】 3 水道使用量を26年度までに23年度比10%削減する【m 】 紙類の使用量を26年度までに23年度比6%削減する【kg】 グリーン購入の実施率を26年度までに23年度比3%にする 23年度基 準値 26年度目 標 26年度実 績 % 26年度目標 23年度基準 値 26年度目標 廃棄物の排出 量を26年度まで に23年度比 10%削減する 【kg】 2,060 42,300 2 1,854 39,000 2 2,008 500 10,000 0 26年度実績 26年度実績 % % 27年度目標 27年度目標 27年度目標 40% 34,963 97% 4,990 12% 2 100% 1,927 4,890 2 2 2 1 20,000 26年度目標 % 23年度基 準値 26年度目 標 26年度実 績 % 30,000 1,000 23年度基準値 26年度実績 36,420 40,000 1,500 ③ 電力使用量の 削減【kWh】 81,000 50,000 2,000 1,200,000 1,000,000 800,000 600,000 400,000 200,000 0 89,930 2,500 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 27年度目標 619,149 400 23年度基 準値 26年度目 標 26年度実 績 % 26年度実績 1 0 水道使用量を26年度 までに23年度比10% 削減する【m3】 紙類の使用量 を26年度まで に23年度比 6%削減する 【kg】 23年度基準値 26年度目標 26年度実績 % 27年度目標 0 グリーン購入の 実施率を26年 度までに23年度 比3%にする 23年度基準 値 26年度目標 26年度実績 % 9 27年度目標 . 環 境 活 動 の 取 組 結 果 の 評 価 (1)当社の環境への負荷の低減・管理への評価 電気使用量、水道使用量、紙類の使用量ともに23年度基準値を 下回ったが、CO2総排出量は23年度比116%と目標の3%の低減を 達成出来なかった。要因は管理対象を拡大したため、 ガソリンの分別管理を徹底し、完全掌握出来るようにしたこと。 27年度は真のCO2削減に挑戦してまいります。 (2)環境マネジメントシステム導入の評価 法規制や、自主規制、環境への配慮などに 関するチェック機能が強化された。 ガソリン使用量、廃棄物量などの実数把握が容易になった。 . 資 源 投 入 量 取組目標、CO2総排出量を26年度までに23年度 比3%削減する【kg-CO2】 23年度基準値 ガソリン類【L】 ガス【kg】 電気【kWh】 CO2排出量【kg-CO2】 26年度目標 % 26年度実績 27年度目標 2,644 2,564 123,771 4681% 122,533 174 168 385 221% 381 1,168,017 619,149 1,132,976 600,574 827,964 719,879 71% 116% 819,684 712,680 400 140,000 23年度基準値 120,000 100,000 26年度目標 350 23年度基準値 300 26年度目標 250 80,000 26年度実績 200 % 150 60,000 40,000 26年度実績 % 100 27年度目標 20,000 50 0 27年度目標 0 ガソリン類【L】 ガス【kg】 800,000 1,200,000 23年度基準値 1,000,000 23年度基準値 700,000 600,000 26年度目標 800,000 600,000 26年度実績 400,000 % 200,000 26年度目標 500,000 26年度実績 400,000 300,000 % 200,000 100,000 27年度目標 0 電気【kWh】 ※電力の二酸化炭素排出係数は H26東京電力0.521を使用しています 27年度目標 0 CO2排出量【kg-CO2】 ※電力の二酸化炭素排出係数は H26東京電力0.521を使用しています 取組目標、一般廃棄物を26年度までに23年度比 10%削減する【kg】 23年度基準値 可燃廃棄物【kg】 埋立廃棄物【kg】 再資源化物【kg】 合計【kg】 26年度目標 16,000 0 46,830 62,830 1 20,000 23年度基準値 15,000 1 26年度目標 26年度実績 0 % 5,000 26年度目標 1 26年度実績 10,000 14,400 0 42,147 56,547 23年度基準値 % 0 27年度目標 0 取組目標、産業廃棄物を26年度までに23年度比10% 削減する【kg】 23年度基準値 可燃廃棄物【kg】 埋立廃棄物【kg】 再資源化物【kg】 合計【kg】 26年度目標 26年度目標 1 0 0 23年度基準値 30,000 26年度目標 20,000 26年度実績 10,000 % 0 % 26年度実績 0 16,500 0 16,500 27年度目標 0% 43% 0% 43% 23年度基準値 35,000 0 15,840 0 15,840 26年度目標 30,000 26年度実績 25,000 % 20,000 % 15,000 27年度目標 10,000 23年度基準値 1 26年度目標 1 26年度実績 0 % 0 27年度目標 5,000 可燃廃棄物 【kg】 27年度目標 1 40,000 26年度実績 27年度目標 0 14,332 0 4,790 19,122 40,000 0 38,790 0 38,790 45,000 23年度基準値 93% 0% 11% 32% 再資源化物【kg】 0 43,100 0 43,100 1 27年度目標 50,000 埋立廃棄物【kg】 可燃廃棄物【kg】 1 14,930 0 4,990 19,920 27年度目標 0 % 26年度実績 0 0 埋立廃棄物【k g】 再資源化物【kg】 取組目標 23年度基準値 棚卸し在庫を平成26年度に平成23年度比 削減する。【千円】 10% 26年度目標 159,878 99% 151,427 23年度基準値 2,000 26年度目標 100,000 23年度基準値 コピー用紙使用量(kg)H26年度にH23年度比6%削減する グリーン購入の推進(%)実施率を26年度までに23年度比3% にする 23年度基準値 26年度目標 26年度目標 27年度目標 2,060 1,854 2,008 97% 1,927 12,900 12,126 4,400 34% 4,312 2 2 2 100% 2 2 2 23年度基準値 1 26年度目標 1 % 0 0 コピー用紙使用量(kg)H26年度にH23年度比6%削減する % 26年度実績 26年度実績 27年度目標 27年度目標 0 総排水量(t)H26年度にH23年度比10%削減する。 棚卸し在庫を平成26 年度に平成23年度比 10%削減する。【千円】 総排水量(t)H26年度にH23年度比10%削減する。 % 500 27年度目標 取組目標 26年度実績 1,000 % 0 26年度目標 1,500 26年度実績 50,000 5,000 157,737 23年度基準値 150,000 10,000 143,890 27年度目標 2,500 200,000 15,000 % 26年度実績 グリーン購入の推進 (%)実施率を26年度 までに23年度比3% にする 26年度実績 % 27年度目標 . 取 組 み 状 況 ・H27年度取り組み 1.CO2削減努力 ・熊谷本社の屋根に ソーラー40kW取付 ・社用車を低燃費車に 切替えを進める。 ・原単位法;CO2/売上 を検討します。 2.販売においては ソーラーシステムを始め 環境貢献商品の 積極的展開を図っ て行きます。 ・ソーラーシステム ・省エネ空調機 ・LED照明 ・急速充電器等 . 環 境 関 連 法 規 制 の 遵 守 状 況 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、訴訟等の有無 当社の事業活動に関連する環境関連法規は以下の通りであり、適正に遵守されています。 過去5年間において、環境関連法規の違反及び行政からの指摘、並びに訴訟等はありません。 近隣からの苦情も、ありません。 遵守事項 本社 建材セ ンター 鉄工部深 谷工場 工事 全体遵 守状況 埼玉県環境基本条例 第六条 事業者は、基本理念にのっと り、その事業活動を行うに当たっては、 これに伴って生ずるばい煙、汚水、廃 棄物等の処理その他の公害を防止し、 又は自然環境を適正に保全するために 必要な措置を講ずる責務を有する。 ● ● ● ● 適合 埼玉県生活環境保全条例 3 事業者は、その事業活動における 環境への負荷の低減及び公害の防止 のために必要な措置を講ずるとともに、 従業員の訓練体制その他管理体制の 整備に努め、並びに当該環境への負荷 及び公害の発生の状況を常に監視しな ければならない。 ● ● ● ● 適合 騒音規制法 騒音規制、振動に関する基準、特定建 設作業 ● 適合 振動規制法 特定施設の届出義務、規制基準の遵 守義務 ● 適合 水質汚濁防止法 特定施設の届出義務、排出基準の遵 守、自主測定と記録、貯油施設の規制 等 ● 適合 下水道法 特定施設等の届出 ● 適合 浄化槽法 設置等の届出、浄化槽の適正管理、法 定検査の実施 主な環境関連法令 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令 消防法 廃棄物の保管基準の遵守 廃棄物の運搬及び処理に関する許可 業者との委託契約の締結 マニフェストの管理 産業破棄物管理票交付等の状況報告 産業破棄物最終処分場への視察・確 認 宮原営 高崎営 長野 業所 業所 営業 ● ● ● ● 適合 ● ● ● ● 適合 ● ● ● ● 適合 ● ● ● ● ● ● ● ● 適合 適合 ● 適合 危険物貯蔵所設置及び変更の届出 危険物保安監督者の届出 ● ● (国)国等による環境物品等の調達の推進等 に関する法律(グリーン調達法) 物品購入時にはできるかぎり環境物品 等を選択するように努める。環境負荷 情報の提供に努める。 ● フロン回収破壊法 適正な回収・破壊によるフロン類の大気 中への放出抑制の遵守 ● ● ● 適合 適合 ● ● ● ● 適合 ● 適合 . 代表者による全体の評価と見直し EA21に取り組んで、約9年が経過しました。 この間 様々な節電、節水などを実施し、燃料以外は、所期 の目的は達成出来ました。しかしこれからは、自社のみの活動 でなく事業全体の中でエコアクションを捉える時と思われます。 そのため2014年度からは 自社の節電、節水のみでなく、手 がけている事業を強化し、地域環境ビジネスの中に、資源節約 を組み込む事を推進しています。一部で成果も出つつあり、 2015年度は環境ビジネスの充実を活動目標として展開して行 く予定です。 作成日 平成27年4月1日 株式会社 オキナヤ 代表取締役 藤間 憲一 EA21 2014年(平成26年) 環境活動レポート 株式会社 オキナヤ 埼玉県熊谷市江南中央2-17-1 TEL 048-539-3355 FAX 048-539-1155 発行日 2015年8月20日 ※ご意見、ご感想は弊社のホームページよりお送りください。 http://www.okinaya.co.jp
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