プロダクトデザイン領域 エモーショナルデザイン研究室 Shibaura Design もの余りの時代、本当に必要なものは何でしょうか?これからの商品は機能を満たすだけでは なく、気持ちよく使えたり、満足感や愛着を持てる事が、あらゆるジャンルに必要です。研究室 では「なぜ、人はそれを魅力的に感じるのか?」をテーマに感性品質の要素解明とそれを応用し タ魅力的なものづくりを研究します。 橋田規子 教授 Noriko Hashida Ph.D. 博士(工学) 活動紹介 研究活動 製品の心地よさについて物理的、精神的両面からの研究 ・快適な駅ホーム環境のための座の提案 高齢者社会へ向けた研究 ・高齢者と幼児で遊べる双方の機能訓練に有効な玩具の研究 核家族化、少子化により、地域での つながりが希薄になった。 これによっ て、子どもは、社会性を育む機会が失 われて、高齢者は、社会的な役割を担 モニター実験による う機会が減少、孤立化、生きがいの喪 の感性評価から精神的 は、提案する玩具による、高齢者と幼児の交流の活性化と、 それによるQOLの 物理的な快適感、外観 な快適感を把握し、バ ランスの良い美しい商 品を提案する。 関連研究 失、QOL低下が進んでいる。本研究で 向上、身体機能・知識・感性の訓練を目的とする。埼玉県のコミュニティーハウ スババラボでのコラボレーションでおこなっている。 関連研究 ・人が快適さを感じるドット配列の研究 ・高齢者の育児参加のための使いやすい哺乳瓶の提案 ・洗面ボールの形状デザインについての感性評価とその展開 ・腰への負担が少ない抱っこひもの提案 ・男性用化粧品のパッケージ研究 ・ユニバーサル瓶の提案 産学連携活動・展示会の参加 東京都産学デザイン開発プロジェクト 港区デザイン資源開発プロジェクト ビックサイトでの展示参加 芝2丁目商店街の活性化を目的とし、商店街の 他に、デザイナーズウィーク学生展など。 人と地域の人を結びつける仕掛けを提案した。 学生のコメント 企業とのコラボレーションによる、学生作品の商品化 卒業研究テーマ 先生はたくさんの実務経験を持ち、デザインのステップやモノづくり ・愛着の持てる手触りを持った携帯電話の提案 のノウハウを教えてくれるので、刺激になります。特に産学連携のプロ ・腰への負担が少ない抱っこひもの提案 ジェクトでは実際のプロの世界に接することができとても勉強になりま ・キャラクター製品の有効性及び、展開、付与手法の研究と提案 す。研究室の雰囲気は、和気あいあいとして楽しいです。 ・人が快適さを感じるドット配列の研究と設計支援ソフトの提案 デザイン工学部 デザイン工学科 プロダクトデザイン領域 エモーショナルデザイン研究室 E-mail: [email protected] TEL: 03-6722-2717 URL: http://hashidalab.com/
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