予報第8号(10月2日発表)

平成27年度新潟県病害虫発生予察情報・予報第8号
(10月の発生予想)
平成27年10月2日
【作物名】
病害虫名
【かき】
円星落葉病
予報内容
発 生 量:平年比
発生程度:
発生時期:平年比
量:やや少ない~並
すす点病
量:やや少ない
カメムシ類
量:並~やや少ない
【夏秋きゅうり】
べと病
量:並
程度:少発生(発病葉
率1~25%)
うどんこ病
量:やや多い
程度:中発生(発病葉
率 26~50%)
褐斑病
量:並
程度:少発生(発病葉
率1~25%)
コナジラミ類
量:並
程度:少発生(寄生葉
率1~25%)
アザミウマ類
量:やや少ない
程度:少発生(寄生花
率1~20%)
ハモグリバエ類
量:やや少ない
程度:少発生(被害株
率1~25%)
ワタヘリクロノメイガ
量:並
(ウリノメイガ)
程度:少発生(寄生株
率1~20%)
予報の根拠
① 主要感染期(5月下旬~6月)の降水量はやや
少なく、感染量は平年比やや少なかったと推察さ
れる。
(-)
② 9月下旬に一部の園地で発病が見られ始めた
が、発生量は平年並。(±)
① 9月下旬の発病果発生量は平年比やや少ない。
(-)
② 向こう1か月の降水量はほぼ平年並と予想され
ている。
(±)
① 9月下旬の被害果発生量は平年比やや少ない。
(-)
② 予察灯等における9月のカメムシ類の誘殺数
は、チャバネアオカメムシ平年並、クサギカメム
シ平年比やや少ない。
(±~-)
③ 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
① 9月下旬の発生量は平年並。
(±)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く(±~+)
、
降水量はほぼ平年並と予想されている(±)
。
① 9月下旬の発生量は平年比やや多い。
(+)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く(±~+)
、
降水量はほぼ平年並と予想されている(±)
。
① 9月下旬の発生量は平年並。
(±)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く(±~+)
、
降水量はほぼ平年並と予想されている(±)
。
① 9月下旬の発生量は平年並。
(±)
② 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
① 9月下旬の発生量は平年比やや少ない。(-)
② 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
① 9月下旬の発生は未確認。
(-)
② 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
① 9月下旬の発生量は平年並。
(±)
② 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
1
【作物名】
病害虫名
予報内容
発 生 量:平年比
発生程度:
発生時期:平年比
【秋冬だいこん】
べと病
量:並
黒斑細菌病
量:並
白さび病
量:多い
アブラムシ類
量:並
コナガ
量:やや少ない
オオタバコガ
量:多い
【秋冬ねぎ】
さび病
黒斑病
軟腐病
ネギハモグリバエ
ネギアザミウマ
シロイチモジヨトウ
量:やや多い
程度:少発生(発病度
1~5)
量:やや多い
程度:少発生(発病度
1~20)
量:やや少ない
程度:少発生(発病株
率1~5%)
量:並
程度:中発生(被害度
11~20)
量:やや多い
程度:甚発生(被害度
31 以上)
量:並
程度:少発生(被害株
率1~5%)
予報の根拠
① 9月末現在、発生は未確認。
(-)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く、降水量は
ほぼ平年並と予想されている。
(±)
① 9月下旬の発生量は平年並に少ない。
(±)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く、降水量は
ほぼ平年並と予想されている。
(±)
① 9月下旬の発生ほ場率は高く、多発事例も認め
られた。
(+)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く(±~-)
、
降水量はほぼ平年並と予想されている(±)
。
① 9月下旬の発生量は平年並に少ない。
(±)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く(±~+)
、
降水量はほぼ平年並と予想されている(±)
。
① 9月下旬の発生量は平年並に少ない。
(±)
② 9月のフェロモントラップ誘殺数は近年並に少
ない。
(-)
③ 向こう1か月の気温は平年並か高く、降水量は
ほぼ平年並と予想されている。
(±)
① 野菜・花き類全般のオオタバコガの項を参照。
① 9月下旬の発生量は平年比やや多い。
(+)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く(±~-)
、
降水量はほぼ平年並と予想されている(±)
。
① 9月下旬の発生量は平年比やや多い。
(+)
② 向こう1か月の気温は平年並か高く(±~+)
、
降水量はほぼ平年並と予想されている(±)
。
① 9月下旬の発生量は平年比やや少ない。(-)
② 向こう1か月の降水量はほぼ平年並と予想され
ている。
(±)
① 9月下旬の被害発生量は平年並。
(±)
② 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
① 9月下旬の被害発生量は平年比やや多い。
(+)
③ 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
① 9月下旬の被害発生量は平年並。
(±)
② 9月のフェロモントラップ誘殺数は平年並~や
や少なく推移している。
(±~-)
③ 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
2
【作物名】
病害虫名
【その他】
【野菜ͳ花き類
全般】
オオタバコガ
【果樹ͳ野菜ͳ花き
類全般】
ハスモンヨトウ
予報内容
発 生 量:平年比
発生程度:
発生時期:平年比
量:多い
量:少ない
予報の根拠
① 8月下旬に大豆で多被害事例が認められ、9月
下旬にはだいこんなどでも被害が確認されてい
る。
(+)
② 8月以降フェロモントラップへの誘殺は多い傾
向が続いている。
(+)
③ 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
① 9月下旬の各種作物での被害発生量は少ない傾
向。
(-)
② 9月のトラップ誘殺数は、一部で多い地点があ
るが、概ね平年比少なく推移している。
(-)
③ 向こう1か月の気温は平年並か高いと予想され
ている。
(±~+)
~ 防除上の留意事項は、最新の「新潟県農作物病害虫雑草防除指針」を参照のこと ~
注1: 「予報内容」の発生量は、平年対比の予想発生量(少、やや少、並、やや多、多で表記)
。
また、
「発生程度」は最も頻度が高いと予想される発生量の程度で、発生予察事業の調査
実施基準等に基づく階級(無発生、少発生、中発生、多発生、甚発生で表記)を示す。
注2: 「予報の根拠」の(+)は、発生量を増加させる要因、(-)は発生量を減少させる要
因を示す。
~ 農薬は適正に使用しましょう ~
○ 農薬の準備・使用にあたっては、必ず最新の農薬登録情報を確認しましょう。
○ 使用に際しては、ラベルに記載の使用基準や注意事項をよく読み、使用者が責任を持って使
いましょう。
○ 農薬の飛散防止に努めましょう。周辺作物や住宅及びミツバチ等への危害防止のため、周辺
の生産者や住民、養蜂業者に事前に防除計画を通知するなどの対策をとりましょう。
○ 農薬の使用後は防除日誌や作業日誌等の記帳に努めましょう。
○ 水田で湛水して農薬を散布する場合は、7日間の止水を厳守し、落水しないようにしましょ
う。
新潟県病害虫防除所業務課
電 話:0258-35-0867
FAX:0258-35-7445
URL:www.pref.niigata.lg.jp/bojo
3
【参考】北陸地方 1か月予報(10月3日から11月2日までの天候見通し)
(新潟地方気象台:平成27年10月1日発表)
< 予想される向こう1か月の天候 >
天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。
向こう1か月の平均気温は、平年並または高い確率ともに40%です。日照時間は、平年並ま
たは多い確率ともに40%です。
週別の気温は、1週目は、平年並の確率50%です。2週目は、平年並または高い確率ともに
40%です。3~4週目は、平年並または高い確率ともに40%です。
<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率 (%)>
低い(少ない)
平年並
気
高い(多い)
温
20
40
40
降 水 量
30
40
30
日照時間
20
40
40
低い
平年並
高い
1週目(10月3日~10月9日)
30
50
20
2週目(10月10日~10月16日)
20
40
40
3~4週目
(10月17日~10月30日)
20
40
40
<気温経過の各階級の確率 (%)>
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