4 施設運営事業会計 本会計は、名古屋港の港勢の発展を図り、公共の福祉の増進に寄与するために昭和39年度から地 方公営企業法の財務規定等を適用し、現在は、上屋、貯木場及び荷役機械を提供する事業を行って いる。 平成27年度の提供施設は、上屋41棟、貯木場8か所、荷役機械8基を予定している。 このうち荷役機械については、港湾運営会社制度導入により、名古屋港埠頭株式会社に貸し付け る。 平成27年度提供施設の管理運営を主とする収益的収支予算のうち、収入は18億7,500万円で、主 なものは、上屋関係9億4,100余万円、貯木場関係3億7,400余万円、荷役機械関係3億1,900余万 円の各施設使用料・貸付料及びその他営業収益1億500余万円のほか、長期前受金戻入等の営業外 収益1億2,500余万円である。 一方、支出は21億2,800万円で、前年度と比べて30.4%減となっている。その主なものは、上屋 関係3億1,400余万円、貯木場関係2億1,300余万円の各施設の管理運営に直接要する経費のほか、 一般管理に要する費用1億1,700余万円、上屋・貯木場の各施設維持補修費として9,900余万円、共 通経費等一般会計負担金4億2,300余万円及び固定資産の減価償却費5億9,500余万円のほか、営業 外費用7,400余万円、飛島ふ頭北1号起重機撤去等に伴う特別損失2億7,200余万円である。 建設改良等の予算としての資本的収支予算のうち、収入は固定資産の売却代金等100余万円、支 出は4,500万円で、前年度と比べて87.4%減となっている。その主なものは、金城ふ頭10号上屋改 修等の建設改良費4,300余万円である。 資本的収入が支出に不足する額4,300余万円の財源は、過年度分損益勘定留保資金等で補てんす るものである。 − 30 − 施設運営事業会計予算内訳 収 益 的 収 支 雑収益 消費税還付金 長期前受金戻入 固定資産売却益 その他特別利益 % % % 受取利息及び配当金 % % 特別利益 % % その他営業収益 営業外収益 (単位:千円) % % 荷役機械 収益 上屋収益 施設運営事業収益 % % % 営業収益 貯木場収益 % % その他特別損失 固定資産売却損 % 予備費 % 消費税 % % 資産減耗費 その他営業費用 % 上屋運営費 % 支払利息及び 企業債取扱諸費 雑支出 営業外費用 特別損失 % % 貯木場運営費 % % % % 施設運営事業費用 減価償却費 荷役機械運営費 % % % % 一般管理費 営業費用 維持補修費 % 一般会計負担金 % − 31 − % 資 本 的 収 支 寄附金 % その他資本的収入 資本的収入 % 固定資産売却代金 % 有形固定資産売却代金 % 固定資産購入費 (単位:千円) 無形固定資産購入費 % 有形固定資産購入費 % % 資本的支出 % 建設改良費 % 上屋整備費 % − 32 − %
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