平成26年度 自己点検・自己評価報告書

平成26年度
自己点検・自己評価報告書
自己点検・評価対象期間
自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日
平成27年6月29日
自己点検・自己評価の目的は、学校の教職員自らが定期的に学校を点検評価し、学校運
営並びに教育活動の改善、質の向上を図ることにある。本校では、平成20年度より実施
し、改善を続けてきた。平成23年度より、特定非営利法人「私立専門学校等評価研究機
構
専門学校等評価基準」の点検項目を基に実施し、項目に対し4段階の評価点を付けて
いる。
この報告書は、中項目の総括を現状としてまとめ、大項目に対する評価と、課題及び改
善方策を記したものである。中項目の評価点は小項目の平均値であり、大項目の評価点は
中項目の平均値となっている。
平成25年度の自己評価結果は3.8であり、学校運営は概ね適切であった。その結果
を学校関係者評価委員会で審議し、六つの重点課題を策定した。
平成26年度は、この重点課題を中心として改善に取り組み、結果、基準大項目の平均
値は3.72(平成26年度より小数第二位まで表示)となった。この数値は平成25年
度と比べ、少し下がった評価である。これは、平成25年度より厳しい目で点検評価を実
施した結果、重点課題等の改善した項目は加点されているが、減点となった項目も発生し
たと言うことである。平成27年度はこの減点となった項目等を重点課題とし改善を進め
ていく必要がある。
平成26年度
基準大項目評価点
基準大項目 1 教育理念・目的・育成人材像等
基準大項目 2 学校運営
基準大項目 3 教育活動
基準大項目 4 教育成果
基準大項目 5 学生支援
基準大項目 6 教育環境
基準大項目 7 学生の募集と受け入れ
基準大項目 8 財務
基準大項目 9 法令等の遵守
基準大項目 10 社会貢献
基準大項目平均値
【4.00】
【3.75】
【3.91】
【3.63】
【3.71】
【3.76】
【3.75】
【3.75】
【3.75】
【3.20】
【3.72】
平成25年度学校関係者評価委員会策定重点課題と平成26年度対応結果
重点課題1
各学科の教育課程編成委員会を活用し、企業の意見を今まで以上に多く取入れたカ
リキュラム編成と授業展開、成績の評価を実施する。
対応結果
各学科、平成25年度に開催した教育課程編成委員会の意見を取り入れたカリキュ
ラムにて、企業連携講座を実施することができた。
重点課題2
業界の動向や現状を把握し、それぞれの業界ニーズに合った人材を育成する。
対応結果
平成26年度に開催した各学科の教育課程編成委員会において、求められる人材像、
プロとして必要な基準項目について話し合い、カリキュラムへの反映を検討した。
重点課題3
画一的な就職指導ではなく、意識、資格、作品、学力等を総合的に判断し、到達度
別指導を実施することで、学生一人ひとりの適性を考えた進路サポートを強化する。
対応結果
学生個人カルテを活用することにより学生の状況を把握し、個人の問題にあった対
応をすることができた。結果、業界就職率も向上し、就職率も 90%以上の成果を出す
ことができた。
重点課題4
学生が希望する就職ができるよう、企業情報収集、企業人事との連携、実践的就職
活動指導を強化する。
対応結果
ポータルサイト上で求人票および企業パンフレットを公開し、自宅でも企業情報を
閲覧できる体制を確立した。また、新しい就職情報をメールやSNSを活用して配信
し、効率良く情報伝達している。また、実践的な指導として、履歴書・エントリーシ
ートの書き方、集団・個人模擬面接、最新の入社試験情報の提供等を実施している。
重点課題5
専任カウンセラーと教員の連携強化、早期のケアにより退学率を低減する。
対応結果
平成24年度からお願いしているカウンセラーと教員、保護者との連携を強化し、
情報を共有することで早期ケアができるようになり、退学率を低減することができた。
重点課題6
健康調査UPIを実施する。
対応結果
健康調査UPIを実施したことにより、学生の内面的な部分へのアプローチを素早
く行えるようになった。
平成26年度 アーツカレッジヨコハマ 自己点検・自己評価報告書
基準大項目1 教育理念・目的・育成人材像等
評 価 項 目
①
②
③
現 状
評価点
理念・目的・育成人材像は
定められているか
現在の教育理念は、平成18年からのものであり平成26年
度で9年目となる。内外ともに本校の役割、理念、教育シス
テム、スローガンを公表周知している。本校の教育理念・目
的は、本校(専門学校)としての学生に対する役割を基に考
えたものであり、その役割は時代の変化とともに急激に変化
するものではないと考える。しかし、育成すべき人材像の変
化は速いものと理解している。今後も、時代の要請に応じた
人材育成のために、学科、教育編成、教育方法等を適宜見直
ししていくことが肝要である。
4.00
学校の特色は何か
ゲームクリエイター学科、デザイン学科、情報処理学科、国
際情報ビジネス学科、実践研究学科の総合学科専門学校であ
る。また、自律した社会人になるための学校として専門教育
と人間教育を両輪とした教育内容が特色である。平成26年
度から「育てる教育」を再認識して展開していく。また、留
学生に対して、日本企業で働く上で必要となる日本文化教育
も実施していく。
4.00
学校の将来構想を抱いているか
情報処理教育から始まった本校は、現在エンターテインメン
ト分野であるゲームやデザインの人材育成も手掛けている。
今後も両分野の教育を充実させながら、新しい事、物を生み
出せる人材の養成をして行く。また、教育の一翼を担う当校
は、自校の存続を願うだけの存在ではなく、日本ひいては世
界のためになる人材を育成したいと考え、日本文化を教育
し、自国理解、他国理解した人材を育成していく。
4.00
【自己評価】
本校の教育理念は、本校の役割・目的を、社会人・職業人の養成と理解し定めたものであり、教育活動の
基盤として9年目となるが色あせたものとなっていない。新入生の保護者説明会や、入学後すぐに実施する
研修において周知することができている。そして、社会からの要求により変化させなければならない人材像
については、平成26年度より、各学科の教育課程編成委員会において、企業からの意見をもらいながら検
討している。また、教育の方針については、教えるだけでなく、「パーソナルプロデュース 一人ひとりを
育てる教育 」を教職員全員で再認識して進めている。
【課題・改善方策】
教育理念は学校の基礎となる大切なものであり、その上に全ての学校活動が構成されている。そのため、
教職員、学生、保護者等本校関係者すべての理解が必要であり、周知を続けていく。
また、育成人材像は社会情勢や要求の変化に対応したものとし、その変化に則した形で学校の将来構想を立
てていかなければならない。そして、教育方針として掲げた「パーソナルプロデュース 一人ひとりを育て
る教育」を推進して行かなければならない。
平均値
4.00
基準大項目2 学校運営
評 価 項 目
①
②
③
現 状
評価点
運営方針は定められているか
目的は、本校が存在する意味であり、目標は達成のための指
標であり、方針はそれをどのように行っていくかである。教
職員全員が目的、目標、方針の違いを認識し、本校における
それぞれの内容をしっかり理解したうえで学校運営を進めな
ければならない。平成26年度は、教職員全員に対し個人毎
の面談を行い理解のずれを調整し、運営を進めている。ま
た、就業規則等の各種規定は必要に応じ改定し整備してい
る。
4.00
事業計画は定められているか
毎年度実施する事業計画発表会において、当該年度事業計画
達成度、および次年度以降の事業計画を教職員全員で確認し
ている。学校の方針等は、単年度のものだけでなく、継続し
て実施すべきものも含まれ、結果および計画は、毎年度理事
会、評議員会で報告し承認を得ている。
4.00
運営組織や意思決定機能は、効率的
なものになっているか
理事会、評議員会は定期的、必要においては臨時に開催し、
重要事項の審議を行っている。
職業実践専門課程申請に伴い、運営組織に学校関係者評価委
員会、各学科の教育課程編成委員会等を新たに加え運営をし
ている。また、平成26年度より学校運営会議の時間短縮
化、ペーパーレス化を実施し、会議運営の効率化を図ってい
る。
4.00
④
⑤
⑥
人事や賃金での処遇に関する制度は
整備されているか
平成26年度より、年2回実施していた教職員との個人面談
を年3回に増やし、各人の役割・ミッションを明確にした上
で達成度を評価する人事考課制度として整えた。
これにより、従来の面接ではできなかった賞与、昇給、昇格
との連動ができるようになった。
3.50
意思決定システムは確立されているか
各事案の起案は各部署の責任において行われ、必要において
各部署会議、学校運営会議等で協議された後、理事長、校長
の承認を得て確定事項となる。重要案件は理事会の承認を得
ている。
4.00
情報システム化等による業務の効率
化が図られているか
学生管理システム、学生募集システム、学校会計システム、
および各部署における日常業務のほとんどはパソコンを活用
して行われ、業務の効率化を図っている。また、学校内サー
バーとは別に、学校運営会議や、校長と部署間に必要となる
資料、データ等をクラウド化して共有している。各部署のシ
ステムをすべて統合したシステムの構築はできていない。
3.00
【自己評価】
学校の目的に基づき方針を定め、目標達成のための事業計画を立て、年度末の事業計画発表会において教
職員全員で共有している。また、運営するための基盤となる就業規則や諸規程を整備し、必要となるものは
追加している。効率的に意思決定ができるように、理事会、学校運営会議、各部署会議等を設置している。
また、平成26年度は、学校運営会議のペーパーレス化等会議スタイルの整備、教職員個人面談を3回に増
やす等人事考課制度の整備を実施した。
平均値
3.75
【課題・改善方策】
長期に渡り、安定した学校経営、教育活動を継続できるよう、運営方針を定め、事業計画を策定
し、学校運営進めていく。学校を取巻く状況は厳しさを増しているため、今まで以上に情報システム
を活用し、意思決定までのスピードアップを図り対処していく。
基準大項目3 教育活動
評 価 項 目
①
②
③
④
⑤
現 状
評価点
各学科の教育目標・育成人材像は、
その学科に対応する業界の人材ニー
ズに向けて正しく方向付けられてい
るか
職業実践専門課程への取り組みの中で、教育課程編成委員会
を実施し、業界のニーズに合わせた教育目標・育成人材像の
意見をもらい、それを反映したたカリキュラムの作成ができ
るようになった。
4.00
修業年限に対応した教育到達レベル
は明確にされているか
学科主任が中心となり、学科ごとに年間の事業計画を作成
し、業界で活躍するために必要な専門知識・資格や技術を考
慮した到達目標が掲げ、各学科育成に必要な修業年数を考え
た学科運営をしている。目標に対する到達度は、事業計画に
基づき、学期末と年度末に学科主任が結果の振返りと検証を
行い、次年度に活かしている。
4.00
カリュキュラムは体系的に
編成されているか
学科主任が中心となり、学科ごとに年間の事業計画を作成し
ている。カリキュラムは、学科の授業、参加する学外イベン
トなどが時系列で記され、1つ1つの内容がつながりを持ち、
技術的、人間的にどのように成長するのかが理解できるもの
となっている。
4.00
学科の各科目は、カリュキュラムの
中で適正な位置付けをされているか
学科ごとのカリキュラムに沿って、科目ごとにコマシラバス
が作成され、全体・学期の到達目標、学習のねらい、定期考
査基準が記入され、学生に動機付けがおこなわれている。
また、科目コマごとに講義予定表作成し、予定に対する一
日ごとに講義実績の振り返りを記入し、進捗の管理をしてい
る。
4.00
キャリア教育の視点に立ったカリュ
キュラムや教育方法などが実施され
ているか
職業人になるという自覚や態度を養うために、業界の方に依
頼して、仕事の心がまえや考え方を話してもらう機会を作っ
ている。またインターンシップを行い学生自らが就業体験を
する機会を設けている。さらに職業実践専門課程における連
携講座では現場で必要とされる技術とは何か実際の企業の方
に授業をしてもらうことで、より実践的な内容のカリキュラ
ムとなっている。
3.50
⑥
⑦
⑧
⑨
授業評価の実施・評価体制はあるか
学期ごとに教員に対する授業アンケートを実施・集計し、年
に3回上長と面談する機会を設け、上記アンケートの内容を
フィードバックしている。シラバスやコマシラバスを作成
し、適宜授業の内容や結果を把握する仕組みがある。
4.00
育成目標に向け授業を行うことがで
きる要件を備えた教員を確保してい
るか
業界で活躍できる人材を育成するうえで必要となる専門の知
識・技術を教える授業に関して、実際にその分野で就業して
いた人材または同等の力を示す資格取得者を担当に据えてい
る。業界の知識・技術を陳腐化させないために最先端の業界
知識・技術を学ぶための研修に参加し、教員で共有してい
る。
3.67
成績評価・単位認定の基準は
明確になっているか
期末に試験を実施し、授業態度、課題、出席率等を考慮して
成績評価を行っている。成績は、点数によりA~Dの4段階で
評価をしており、100~80点でA、80~60点でB、60~50点で
C、50点未満がD評価となっている。D評価は単位認定不可と
なる。D評価を除いた学生が、A:B:C=1:2:1の割合を目
安にしており、D評価の学生は、再試験や再課題を行い再評
価の機会を与えている。この基準は、授業担当教員全体で共
有している。
4.00
資格取得の指導体制はあるか
各学科、取組む資格の重要度が分かるように学生便覧に一覧
にして掲載している。業界就職するにあたって資格が重要に
なってくる情報処理学科に関しては、学科カリキュラムの到
達目標に資格取得を記している。科目ごとのシラバスでは学
期ごとに目標にする資格と目的を記して指導にあたってい
る。
4.00
【自己評価】
各学科主任が中心となり、学科ごとに年間の事業計画を作成し、業界で活躍するのに必要な専門知識・資
格や技術を考慮した到達目標が掲げられている。また今年度より認定された職業実践専門課程への取り組み
の中で教育課程編成員会を実施し、そこで出された意見をもとに、カリキュラムを編成している。また業界
のニーズや人材像を把握しながら、必要に応じてカリキュラムの見直しを行っている。また、各学科が理想
の人材像と到達目標を明確にし、学期ごとに学科主任が振り返りと検証を行っている。
平均値
3.91
【課題・改善方策】
本校としてのキャリア教育の定義を明確にし、実践していくためにどのような方法が一番良いのか検討し
ていく必要がある。また、業界の求める人材ニーズに向けて各学科の目標や卒業までに育成する人材像が正
しく方向付けられているかを考え、プロになるにはどのような技術が必要か、そのためにはカリキュラムに
何を取り入れていくか精査していきたい。また、国際情報ビジネス学科の日本文化教育においては、引き続
きどのようなカリキュラムを提供していくことが一番良いかを検討していきたい。
基準大項目4 教育成果
評 価 項 目
①
②
③
現 状
評価点
就職率(卒業者就職率・求職者就職
率・専門就職率)の向上が図られて
いるか
学生個々の適性を把握し、担任および就職課教員が連携して
就職支援にあたっている。またスクールカウンセラーや外部
の就労支援機関と連携しながら就労につながるようにしてい
る。学生指導記録や個人カルテを利用して、学生の状況を把
握し情報共有をしている。さらに業界就職率をあげるため
に、企業セミナーを行い、業界の流れや必要なスキルおよび
動向などを話してもらうことで、学生たちが業界を理解でき
るような機会をつくっている。
3.50
資格取得率の向上が図られているか
個々の学生の資格合格情報は把握できているが、結果を活か
した授業改善という点については、過去の資格取得率データ
(申込者取得率、受験者取得率、対象者取得率)を共有し、
資格取得率向上を目指す対策を考えていきたい。また重点資
格である国家試験の結果が思うように出せなかったため、今
後対策を再検討していきたい。
3.50
退学率の低減が図られているか
入学後1ヵ月以内を目安に担任が学生と面談を行い、状況を
把握している。学生の家庭環境もさまざまで、相談内容も多
岐にわたるため、専門のカウンセラーに相談できる体制をつ
くり、教員間でも情報共有しながら退学率の低減をはかって
いる。健康調査UPIを実施し学生の内面的な部分にアプ
ローチすることができたが、退学率低減がはかられているか
の検証をする必要がある。留学生においては、課題も多く、
生活習慣の改善指導に時間を必要としているが、面談の時間
を増やし、退学率低減に努めている。
3.50
④
卒業生・在校生の社会的な活躍およ
び評価を把握しているか
卒業生や在校生の活躍情報を適宜把握し、その成果をしっか
りと評価している。在校生においては成果をおさめた学生に
対し、年に2回表彰式を実施している。卒業生においては企
業と連携をはかり情報を収集し、携わった作品や仕事につい
ての情報を把握している。また、facebookで卒業生の情報収
集をする機会も多い。
【自己評価】
学生個々の性格や適性を把握し、担任と就職課および学科主任が協力して進路決定のサポートを行ってい
る。そのため、専門分野への就職率が向上した。また前年度より一般学生の退学率を低減することができ
た。その背景には、カウンセラーとの協力体制を整え、学生のケアにあたっているためだといえるが、学生
のこれまでの生活環境や家庭環境から、精神的な部分でサポートが必要となってくるケースも多く、今後も
専任のカウンセラーに相談しながらケアをしていく必要がある。また留学生においては、アルバイトの状況
や生活環境を把握して相談にあたる必要がある。資格の取得については、学生の語彙力や読解力も必要とな
り、試験の傾向と対策と合わせて、指導が必要である。
4.00
平均値
3.63
【課題・改善方策】
資格取得に向けては、学生の基礎学力をあげるためにはどのような対策が必要か、考えてカリキュラムに
反映させていく必要がある。また国際情報ビジネス学科においては、生活指導面でのケアが必要であり、担
任とチューターが連携して、退学率の低減に努めていくことが重要である。
基準大項目5 学生支援
評 価 項 目
現 状
評価点
就職に関する体制は整備されているか
就職資料室を設け、企業の情報収集、履歴書作成やエント
リーシートを作成するなど、実践的に就職活動に臨めるよう
に支援している。またアーツポータルを利用して求人票の閲
覧ができるようにし、よりはやく学生たちに求人情報が提供
している。
就職強化週間における就職セミナーや個人カルテの活用によ
り、学生の希望する業界や就職活動状況を把握し、面接対策
や筆記試験対策を実施している。
4.00
学生相談に関する体制は
整備されているか
定期的に担任による個別面談および、専任のカウンセラーが
面談を実施して学生の相談を受ける体制をとっている。家庭
環境の問題やメンタル面での相談も多く、教員個々のカウン
セリング技術をあげることが望まれる。また留学生に関して
はチューターをおいているが、教員自身、出身国への理解、
語彙力の向上が必要である。
3.67
学生の経済的側面に対する支援体制
は整備されているか
入試制度における学費支援制度の説明や、学費の分納制度な
ど個別の相談にも応対している。また、平成28年度入学生か
らは、災害・経済的理由等特別支援制度を募集要項に明記
し、支援体制の充実を図る。そのほか、日本学生支援機構を
はじめ、公的機関、民間金融機関による奨学金、教育ローン
の案内、書類の取りまとめを行っている。
4.00
学生の健康管理を担う
組織体制はあるか
年に1回の健康診断を実施し、結果を学生に配付し管理して
いるが、家庭での生活習慣や食事のバランスなどを把握する
のは難しいため、カウンセラーによる、規則正しい生活とバ
ランスのとれた食事の指導のサポートをお願いしている。ま
た、平成26年度より、健康調査UPIを実施し、学生の精神
衛生についての健康の維持増進と予防的な取り組みをしてい
る。
3.00
⑤
課外活動に対する支援体制は
整備されているか
スポーツ等のクラブ活動、その他課外活動は、学生の主体性
や協調性を養うものとして、学校教育には欠かせないものに
なっている。本校でもサークル活動の支援体制を整えてい
る。学生が達成感を得られ、充実した学生生活が送れるよう
に支援していく。
4.00
⑥
学生寮等、学生の生活環境への支援
は行われているか
寮を希望する学生は減少傾向であるが、民間学生寮と提携し
案内している。また、留学生に対しては「勉強」と「アルバ
イト」の両立ができるよう、アルバイト情報の中身をしっか
りと確認した上で情報提供していく。
4.00
保護者と適切に連携しているか
保護者に学校への理解を深めてもらうため、新入生保護者見
学会を実施しいる。また就職保護者説明会を実施し、就職活
動状況や企業の採用に関する動向を話す機会を設けている。
どちらも学生の進路にむけた保護者との連携と、協力の依頼
が目的である。
4.00
①
②
③
④
⑦
⑧
卒業生への支援体制はあるか
卒業後も転職相談等があった場合、必要に応じて個別に対応
している。資格等のフォローは、テキストの紹介、受験案内
を渡すなどの対応を行っている。facebookやtwitterなどを
活用して、卒業生とタイムリーに情報を共有できる仕組みを
作っている。同窓会の機能として、学園祭でブースを設置
し、卒業生どうしがコミュニケーションをはかる機会を設け
ている。
【自己評価】
本校のめざす教育メソッドとして、個々の学生を把握し、支援することを目標に掲げ、体制を整えてい
る。就職支援においては、関連する業界の方を招いて、定期的に業界セミナーを行い、学生たちが業界と職
種への理解を深められるようにしている。また保護者と連携し学生の支援をしている。さらに学生のメンタ
ル面のサポートとして選任のカウンセラーをおいて、定期的にミーティングを行いケアにあたっている。
3.00
平均値
3.71
【課題・改善方策】
学生相談(進路、学校生活など)に対する支援体制は整備されてきたが、さらに学生の支援体制を強化する
ためには、企業の情報収集、企業人事との連携のために外部とのつながりを学校側がもつ必要がある。また
留学生の相談体制において進路のサポートまでをどのようにしていくかなど検討の必要がある。また卒業生
の状況把握するためにもOB会としての機能を果たせるような仕組み作りを検討していく必要がある。
基準大項目6 教育環境
評 価 項 目
①
②
③
現 状
評価点
施設・設備は教育上の必要性に十分
対応できるよう整備されているか
各学科のカリキュラムに基づき、授業が円滑に行えるよう必
要十分な設備・機材を計画的に購入し、常に良好な状態を維
持することを心がけている。また、施設についても維持・整
備を実施している。平成25年度には大規模校舎改修工事を実
施し、外壁、雨漏り、空調などの修繕と、外部セミナー・実
習が行える部屋を設けた。
3.67
学外実習、インターンシップ、海外
研修等について十分な教育体制を整
備しているか
就職を前提とした職業体験をリアルワークインターンシッ
プ・マッチング(RWIM)、知識や技術、人間力の向上をはか
る職業体験をリアルワークインターンシップ・エクスペリエ
ンス(RWIE)と位置付け実施している。RWIEとしてクリ
エイターEXPO、コミティア、東京ゲームショウなどのイベン
トに参加している。学校パンフレットやWebサイト、校内掲示
などの過去の実績を目にした企業から毎年、学生への仕事の
依頼があり、一定の成果を上げることが出来ている。
4.00
防災に対する体制は整備されているか
年1回避難訓練を実施している。学生を速やかに安全な場所
に避難させることを第一と考えて体制を整えるためには、マ
ニュアルを整備し、職員の意識を統一し、運営状況に合わせ
て更新していく必要がある。教務部を中心として防災プロ
ジェクトを発足し、問題点を1つずつ解決しながらマニュア
ルを完成させていく必要がある。
3.60
【自己評価】
本校教育は情報教育を基本としているため、学生全員がノートPCを持ち、学科コースによっては、さら
にモバイル端末を用い授業を進めている。また、集合教室用の機材は数年間隔で必要な機材を計画的に入れ
替え整備している。
平均値
3.76
【課題・改善方策】
各学科ともに使用する教育設備・機器は、デジタル情報機器がほとんどであるため、毎年見直しをし、計
画的に導入する。インターンシップ等の学外実習は大切な教育機会であるため、各学科が独自のカリキュラ
ムに合わせた内容を精査し、バランスを考え実施していく。防災については、教務部を中心とした防災プロ
ジェクトを発足させ、災害発生マニュアル等を整備しながら引き続き周知、指導を行う。
基準大項目7 学生の募集と受け入れ
評 価 項 目
現 状
評価点
①
学生募集活動は、適正に行われて
いるか
パンフレットやホームページ、チラシ、ポスターといった媒
体物のほか、ガイダンスやオープンキャンパスでの情報発信
においても、その情報が正確であり、適切なものかをチェッ
クしている。
3.50
②
学生募集活動において、教育成果は
正確に伝えられているか
卒業生や在校生の活躍や、教育成果を伝えるための情報収集
方法の整備を実施。また伝える方法としてパンフレット、
ホームページ、チラシ、ポスター等を活用し伝えている。
3.50
③
④
入学選考は、適正かつ公平な基準に
基づき行われているか
選考については、面接官を限定した形で行なっており、基準
のブレはほとんどないと思われる。また留学生に関しても別
途審査表を基に選考しており、問題はないと考えている。
4.00
学納金は妥当なものとなっているか
現状では、同分野他校とのバランス、学費減免制度を比較し
ても大きな問題はないと考える。学校のスタンスとして、指
定校制度の拡大やさらなる減免制度の設定を行なっている学
校も見受けられるが、本校としては減免措置をとるにしても
それに相応する評価を求めていきたい。また、辞退者に対す
る返還も適正に処理している。
4.00
【自己評価】
毎年、学校案内パンフレットやホームページの更新を行うことで、正確であり、かつ鮮度の高い情報発信
を行なっている。入学選考は全員と面接を行うことで、学校に、あるいは学科に対するミスマッチが起きな
いようにしている。学納金については平均的であり、妥当なものと考えている。
平均値
3.75
【課題・改善方策】
学生や保護者が学校を選ぶうえで必要となる正確かつ適切な情報を発信し、募集活動を行うことと、適正
な入学選考を行なっていくために、継続してチェック体制の強化、整備を行なっていく。
基準大項目8 財務
評 価 項 目
現 状
評価点
①
中長期的に学校の財務基盤は
安定しているといえるか
現在、財政に余裕がある状況ではないが、借入金がないこ
と、既存学科の入学者増、新設国際情報ビジネス学科の入学
者増のため、予算・収支計画は中長期的に安定傾向となって
いる。
3.50
②
予算・収支計画は有効かつ妥当なも
のとなっているか
予算収支計画は、次年度の事業計画案作成時に、校長と各部
署長と協議の上作成し、理事会・評議員会で承認を得てい
る。予算は毎月の経理会議で進捗を管理し、妥当に執行して
いる。
3.50
③
財務について会計監査が適正に
行われているか
私立学校法に定められた通り、法人の財務状況について、監
事(税理士)による会計監査が行われ、会計年度終了後に、
監査報告書を理事会・評議員会に提出し、承認を得ている。
4.00
④
財務情報公開の体制整備は
できているか
私立学校法に定められた書類を整備し、対応できる状態であ
る。また、平成26年度により従来の財務情報公開の体制
に、本校Webサイトでの公開を追加した。
4.00
【自己評価】
予算は、各部署が前年度執行額を精査した上で作成し、予算会議で調整した後決定、妥当なものとなって
いる。また、借入金がないこと、経費削減の実績、既存学科と国際情報ビジネス学科の入学者増により、財
務は安定傾向となっている。会計監査は、年度毎に適正に行われ、6月の理事会、評議員会で報告、承認さ
れている。また、平成26年度より本校Webサイトにて、財務情報の公開を開始した。
平均値
3.75
【課題・改善方策】
現状、余裕のある財務状況ではないが、引き続き経費削減を図りながら、教育体制・設備の強化、学生募
集活動の強化等を、経営バランスを考慮しながら進めていく。中長期的に財務基盤を安定させるためには、
さらに入学者数増加が必要である。
基準大項目9 法令等の遵守
評 価 項 目
①
法令、設置基準等の遵守と適正な運
営がなされているか
現 状
法令、設置基準を遵守しており、専門学校として適正な運営
をし、毎年度所管の神奈川県より、現況調査を受けている。
法礼や設置基準改正等については、その都度教職員に周知し
ている。
評価点
4.00
②
個人情報に関し、その保護のための
対策がとられているか
志願者、学生、卒業生および教職員、学校関係者の個人情報
は、個人情報保護規程に従い各部署で管理運用し、各部署の
パソコンおよびサーバーには部外者が扱えないよう、セキュ
リティー対策を施している。しかし、携帯用の電磁記録記録
媒体の取り扱いについては、管理を強化する必要がある。ま
た、本校Webサイトにはプライバシーポリシーを掲載し、
個人情報入力フォームにはSSLを導入し暗号化している。
③
自己点検・自己評価の実施と問題点
の改善に努めているか
校長と各部署長をメンバーとした自己評価委員会を組織し、
自己点検評価を実施している。平成23年度からは私立学校
等評価研究機構の点検ブックを参考にして点検項目を各部署
に割り振り点検評価を行い、継続して改善を続けている。
4.00
自己点検・自己評価結果を
公開しているか
自己点検評価の項目を大項目、中古目、小項目に分け実施
し、中項目の現状、大項目の自己評価と改善方策を報告書と
してまとめ、理事会・評議員会で報告し承認を得ている。
そして、この報告書の自己評価内容および改善方策を学校関
係者評価委員会で審議する体制を整えた。
また、平成25年度の評価結果より、本校Webサイトでの
公開を開始している。
4.00
④
【自己評価】
法令、設置基準を遵守しており、専門学校として適正な運営をしている。個人情報に関しては、個人情報
保護規程に従い、各部署で管理しており、2名の教職員が個人情報管理士の認定を受けている。また、自己
点検・自己評価は平成23年度より私立学校等評価研究機構「点検ブック」の点検項目を参考に毎年実施
し、改善を続けている。平成26年度は、自己点検評価を基に学校関係者評価委員会を開催し、自己点検評
価報告書ならびに学校関係者評価報告書を本校Webサイトで公開した。
3.00
平均値
3.75
【課題・改善方策】
法令、設置基準を遵守し、適正な学校運営を今後も続けて行かなければならない。そのためには教職員一
人ひとりの認識と理解が必要であり、体制整備と周知徹底を続けていく。自己点検評価および、学校関係者
評価についても、学校運営改善のための重要な活動との認識のもと、定期的に実施・公開し、問題点の改善
とその実施方法等の研究を続けなければならない。個人情報保護に関しては、各部署でのチェック機能強化
と電磁的記録媒体の取り扱いについてもう一歩進めた対策を検討する必要がある。
基準大項目10 社会貢献
評 価 項 目
①
②
現 状
評価点
学校の教育資源や施設を活用した社
会貢献を行っているか
現在実施しているインターンシップを地域社会と絡めること
により、社会貢献と学生の育成を同時に実現可能と考える。
平成26年度は、神奈川県主催のクリエイターズマーケッ
ト、横浜マラソン2015 EXPOの神奈川県庁PRブースの装飾の
手伝いをすることができた。また、平成26年度より実施し
ている企業連携講座の充実により、企業との交流を深いもの
とすることができている。
3.40
学生のボランテイア活動を
奨励・支援しているか
社会人に必要な力を身につける目的で、ボランティア活動の
意義を学生に伝え、積極的に奨励している。
平成23、24年度は、東日本大震災被災地でのがれきの撤
去と側溝の清掃に参加。平成24、25年度は、戸塚駅前で
のイベントにて地域活性化活動に参加。平成23、24、2
5年度は、NPO法人こどもネットミュージアムが主催する夢
絵コンテストの運営補助を行った。平成26年度は、スマー
トイルミネーション横浜2014に参加した。
3.00
【自己評価】
本校が考える社会貢献とは、学校そのものが存続することで社会貢献となるとの認識に立っているが、他
教育機関、企業、地域社会との交流、連携による社会貢献も必要である。平成26年度は神奈川県庁との連
携ができ、地域社会との交流を進めることができた。
【課題・改善方策】
専門学校は、社会からの要請を受けて専門教育を実施している性質上、広く社会に存在する法人、個人を
問わず、繋がりを強固にしなければならない。さらに、地域に密着した人材の育成と輩出が中心となってい
るので、今後も地域との交流を重要視していかなければならない。地域に対する学校施設開放、地域社会に
対するインターンシップおよびボランティア活動を続けて行く。
平均値
3.20
平成 27 年度重点課題(案)
平成 26 年度の自己点検・評価の結果を考慮し、下記5項目を平成 27 年度の重点課題と
したい。
1.育成人材像の検討および「パーソナルプロデュース
一人ひとりを育てる教育」を
推進する。
2.資格等の取得率を向上させる。
3.早期のケアにより退学率を低減させる。
4.災害発生マニュアル整備等、防災プロジェクトを推進させる。
5.個人情報に対するセキュリティーを強化する。(携帯電磁記録媒体の取り扱い)