今、何を読んでいる? - 中沢けい公式サイト|豆畑の友

今、何を読んでいる?
3人の小説家から聞く
中沢けい × カン・ヨンスク × キム・オンス 懇談会
日時 _ 2015年7月4日
(土) 16:00~17:30
場所 _ 法政大学 市谷キャンパス 55年館 561教室(6階)
定員 _ 先着90名様
申込 _ 事前申込不要、入場無料
カン・ヨンスク
(姜英淑)
1966年、韓国江原道春川に生まれる。
ソウル芸術大学文芸創作科卒。短篇小説「8月の食事」
が1998年の
ソウル新聞新春文芸に当選。以後、短篇集『揺れる』
(2002年)、
『毎日が祝祭』
(2004年)、
『赤の中の黒について』
(2009年)
を刊行。2006年に単行本化した著者初の長編小説『リナ』
で同年の韓国日報文学賞を受賞。
2010年には、書くことに執着する母子の葛藤と成長を描いた2作目の長篇『ライティングクラブ』
を発表。
同作品は邦訳本の刊行を控えている。金裕貞文学賞、
白信愛文学賞受賞。
▪邦訳刊行作品:
『リナ』
(2010、現代企画室)
キム・オンス
(金彦洙)
1972年釜山生まれ。慶煕大学校国文科を卒業して同大学院を修了。2002年、晋州新聞の秋の文芸公募に短編
『とても簡単に学べる作文教室』
と
『タンバルジャンストリート』
が、2003年、東亜日報の新春文芸に中編
『フライデーと決別する』
が当選して文壇デビューした。2006年には長編小説『キャビネット』
で文学ドンネ小説賞
を受賞。同作品は中国、
フランスでも翻訳される。2010年には二つ目の長編小説『設計者』
を発表し好評を
得ており、2015年の下半期に三つ目の長編小説『熱い血』
の発表を控えている。
▪邦訳刊行作品:
『設計者』
(2013、
クオン)
中沢けい
(なかざわ・けい)
1959年神奈川県生まれ。明治大学政治経済学部卒。
日本大学芸術学部などの講師を経て2005年より法政大学
文学部教授。高校在学中に書いた
『海を感じる時』
で群像新人賞受賞。
このデビュー作以来、
日常的な出来事の
細部を描き出す力量が高く評価されてきた。84年『水平線上にて』
で野間文芸新人賞受賞。主な著書に
『野ぶどうを摘む』
『女ともだち』
『喫水』
『曇り日を』
『仮寝』
『楽譜帳』
『豆畑の昼』
『さくらささくれ』
『楽隊のうさぎ』
『月の桂』
『うさぎとトランペット』
など、
エッセイ集に
『時の装飾法』
『人生の細部』
『大人になるヒント』
ほか。
1995年から現在にいたるまで日韓文学フォーラムを通して韓国の作家たちと深く交流。
2011年にはK-BOOK振興委員会委員長に就任し、韓国文学について情報発信している。
主催
主催 _「法政文芸」編集委員会
共催 _ 韓国文学翻訳院
協力 _ K-BOOK振興委員会、株式会社クオン
お問い合わせ
韓国文学翻訳院 李善行(イ・ソネン)+82-(0)2-6919-7743/[email protected] K-BOOK振興委員会 金承福(キム・スンボク)03-5244-5426