国語(現代文

科目コード
学科
学年
科 目 名
単位・時間
必修・選択
単位種別
AG01-1
全学科共通
1年・通年
国語(現代文) : Japanese
2(50+50)
必修
履修単位/COC
教 員 名
授
業
概
要
朝倉 和 : ASAKURA Hitoshi
副担当教員
現代文(評論、小説、詩等)や表現単元を通して、内容を文章に即して理解し、相手に自己を表現できるようになることを、目標とする。われわれ人
間と「ことば」とは、決して切り離せないものである。事実、相手との意思疎通、知識・技術の獲得と提供、自身の思考、いわゆる「コミュニケーショ
ン」と言われる活動のいずれも、「ことば」を用いないものはない。そして、これら「コミュニケーション」活動はすべて、「理解」と「表現」とを土台とし
ている。評論や小説、随想といった「表現」に触れ、その内容を適切に「理解」すること。また、相手に「理解」されやすい「表現」を心がけていくこと。
授業を通じて「コミュニケーションスキル」基礎力を養い、よき「理解」者・よき「表現」者となることができるよう、意識的かつ意欲的な取り組みを期
待したい。
到 達 目 標
(1)様々なジャンルの文章を読めるようになる。
(2)自分の考えをわかりやすく表現できるようになる。
(3)漢字検定3級程度の漢字能力を習得する。
学 習
教育目標
週
1
2
3
4
授
業
計
画
5
6
7
8
9
10
11
評 価 方 法
4回の定期試験や、課題の提出状況、小テストの結果、授業態度などを勘
案して、総合的に評価する。割合は、現代文領域と古典領域とを合わせ
て、定期試験70%、漢字小テスト+提出課題+授業態度30%とし、後期
においては、一分間スピーチも成績に加味する。
A-(2),
B-(1)(2)
COCとの
瀬戸内近郊地域・社会に対する関心や理解を深める。
JABEE基準
-
関連性
前 期
後 期
項 目
内 容
項 目
内 容
週
授業の概要・到達目標・成績評価方
ガイダンス
法等をシラバスを中心に説明し、1年
16
スピーチ①
・自分の地元や故郷に関するスピーチ
間の授業内容を理解する。
をすることによって、現在、本校を拠点
として生活する、瀬戸内近郊地域・社
随想①
17
スピーチ②
会に対する関心や理解を深める。
・論の展開を意識し、文章構成を工夫
○「謎の空白時代」(立花隆)
する。
随想②
18
スピーチ③
・効果的な表現(「ことば」、語彙)への
・「随想」が「評論」的性格と「小説」的
眼差しを持つ。
性格とを有していることを押さえる。
・声の大きさや姿勢にも配慮し、「表
・作者の物の見方・考え方・感じ方を理
現」者としての意識を高める。
解する。
随想③
19
スピーチ④
・聴衆の立場から「理解」者としての姿
・難解な語句、指示語、表現の細部に
勢も養い、「表現」することの意義を再
注目しながら、丁寧に読み解く。
認識する。
授
随想④
20
スピーチ⑤
小説①
21
評論①
○「途中下車」(宮本輝)
○「おカネでは買えぬもの」(岩井克
・登場人物の心情の変化を追いつつ、 業
小説②
22
評論②
人)
作品のテーマを押さえる。
・難解な語句、指示語、表現の細部に ・段落構成や、作品の主題を捉える。
注目しながら、丁寧に読み解く。
・難解な語句、指示語、表現の細部に
小説③
23
評論③
注目しながら、丁寧に読み解く。
計
小説④
24
評論④
小説⑤
25
評論⑤
○「羅生門」(芥川龍之介)
画
○「遅れてきた「私」」(若林幹夫)
小説⑥
26
評論⑥
12
小説⑦
13
・登場人物の心情の変化を追いつつ、
作品のテーマを押さえる。
・難解な語句、指示語、表現の細部に
注目しながら、丁寧に読み解く。
・段落構成や、作品の主題を捉える。
・難解な語句、指示語、表現の細部に
注目しながら、丁寧に読み解く。
27
評論⑦
小説⑧
28
評論⑧
14
小説⑨
29
俳句
○種田山頭火と大崎上島
15
詩
30
総括
1年間の学習事項のまとめをする。
※授業評価アンケート
授業方法
注意事項
(自学自習を含む)
教科書・参考書
○「二十億光年の孤独」(谷川俊太郎)
・随時、漢字の小テストを行う。
・読書メモ、読書感想文等の課題を出すことがある。読書タイムをとる。
漢字の小テストの勉強をしておくこと。また、電子辞書もしくは国語辞書を持参することが望ましい。
『国語総合』(桐原書店)、『漢字検定5~2級対応 常用漢字ダブルクリア 三訂版』(尚文出版)