～大学ってどんなところだろう？～ 北海道登別明日中等教育学校 土曜授業における外部人材を活用した事業「卒業生講話」 □ □ □ □ 日 会 生 講 時 場 徒 師 □ 演 題 平成27年10月17日（土）10:50～11:40 本校視聴覚教室 ３回生 北海学園大学経済学部地域経済学科３年 西 仁 志 氏 「あなたは何しに大学へ？」 大学は「自由」だ 明日（あけび）では時間割が決まっています。 授業中にノートを取らなかったり、居眠りしてい たりしたら怒られます。でも、大学ではノートを 取るも取らないも自由。講義中に居眠りしていて も怒られません。それどころか、講義に出なくて も何も言われません。時間割も自分で決めます。 これだけだと、大学は本当に自由でいい所だと思 うかもしれませんが、自由であることの裏には常 に責任が伴うということを忘れないでください。 自分で決めたことに責任を取らなければならない からこそ、自分で決める自由があるのです。 ☆ 大学の面白さ 大学はもちろん勉強をするところです。でも、 それ以外にも大切な、そして面白いことがいっぱ いあります。 その中でも特に大切で面白いのは、人との関わ りです。大学にはいろんな人がいます。そういう 人と関わりを持つことで、自分の視野が広がりま す。 人との関わりは新たな出会いをもたらします。 そうやって自分の世界が広がっていくのが大学の 面白いところです。ですから、大学に入ったらぜ ひサークル活動に参加して人脈を広げてくださ い。自分の人生を決めるぐらいの出会いがあるか もしれません。 ☆ 大学を選ぶために今やっておくと良いこと 今やっておくと良いことは、「一生懸命になれ るものを見つける」ことと「全力を出す」ことで す。 今勉強していることが何の役に立つのかと考 えたことのある人は多いと思います。実際のとこ ろ、勉強したことの全てが自分の生活に直接役立 つわけではありません。でも、全力で勉強したと いう経験は自分の人生に大いに役立つはずです。 勉強に限らず、一生懸命になれることを全力で やってみましょう。部活動でも、趣味でも何でも いいのです。そこから得られるものが必ず何かあ ります。そして、それが大学を選ぶときのヒント になることもあるのです。 推薦入試について 大学を推薦入試で受験しようと考えている人も いるかもしれません。そういう人は、推薦される に値する人物になることを肝に銘じてください。 そのためにも、学校生活の色々なことに全力で取 り組んでください。 ＊生徒の声＊ ・大学生活は、どれだけ自由という誘惑に負けずに真剣に取り組めるかが試されているのだと思いました。 ・大学進学について何をするべきかわからず、正直不安でした。でも今回のお話を聞いて、全てを全力でやる、全 てのことから「何か」を学ぶ、ということを学びました。 ・私は将来何になりたいかと聞かれても、曖昧にしか答えられません。今回のお話で、今全力で取り組めることを 見つけた方がいいと聞き、私は部活動に真剣に取り組むことに決めました。まずは一つのことに全力で取り組む 姿勢から学びたいと思います。 ・今の自分には夢がないので、これからの学校生活を一生懸命やっていく中で見つけていけたらいいと思います。 そして、先輩のように、その夢を叶えるために最適な大学を選びたいです。
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