協同学習はじめの第一歩

協同学習はじめの第一歩
兵庫県立芦屋高等学校
英語科
小川雅子
英語教師の弱点
英語が得意である
英語の苦手な生徒の気持ちがわからない
自分ばかりが読み、話し、書くことに時間を割いてしまう
自分が話したこと
という思いこみ
=
期待
生徒が理解すること
願望
英語教師の弱点
パート2
「知っているか」「知らないか」
を問う
指名する
“ I don’t know.”
わからない・知らない生徒の苦手意識・嫌悪感を助長
このワークショップでは・・・
解決の糸口となる手法ご紹介。
皆さんとシェアできたらいいなぁ。
生徒の声①
いつ先生にあてられるかわからなかったので
答えを見つけるのに
友達と必死に頑張れたところ
生徒の声②

ペアで組んでするから競争心に燃える

ちゃんとやらな恥ずかしいから、ちょっと家で勉強したりするようになった

ペアワークをしているとお互いに疑問ができてきて、それを文法書や辞書を使って調べることでお互い
に成長できた

となりの人と仲良くなれるきっかけになった

誰一人寝ることのない授業

携帯電話をさわる人がいなかった

じっとしている時間がない

緊張感のある授業

自発的に取り組みやすい

授業終わるのも早く感じた

塾に行ってるくらいわかりやすく、頭にもしっかり入っていきます
協同学習とは?
2010年頃から文科省も推奨
協同学習とは①
少人数集団で自分と仲間の学び合いを最大限に高め合い、全員の学力と人間関係力
を育てあう教育の原理と方法
江利川春雄
協同学習とは②

主体的で自立的な学びの構え

確かで幅広い知的習得

仲間と共に課題解決に向かうことのできる対人技能

さらには他社を尊重する民主的な態度
といった「学力」を効果的に身につけていくための「基本的な考え方」
「グループ学習が協同学習ではない」
杉江修司
どうやって始めたらいいの?
ううう、苦しい
本に書いてある手法や教材と現実の乖離
やってみましょうか
What we have done・・・
覚えるぞ!
教え合うぞ!
ジグソー学習!
速く読むぞ!
宝塚東高での協同学習
普段の文法の授業では・・・
前半:ペア学習
後半:グループでめざせ満点
定期考査前の復習
1つの文法事項に1枚のプリント(5問程度)
10~15枚でゴール
ゴールした生徒は先生役
生徒の声③
~困ったこと~
ペアを組んだときに話しかけにくい人だったら沈黙になり気まずい
「困った子」
→
「困っている子」
たまにうるさくなること
問題を解く時間が異常に短いときがあった
先生の授業が少ないこと
心がけていること

足でかせぐ

先生の発問はクラス全員への発問
ペアで考える
→
個人指名
ペアで話し合いの声が聞こえない
→

ヒント・わからない点を尋ねる
→
ペアワーク
→個人指名
授業内の小テストは通過点 自分の状況を把握し次へのステップとする
ができない刷り込みテストにならないように)
(英語
私に授業を教えてくれたのは
姫路別所高等学校の生徒たち
宝塚東高等学校の生徒たち
芦屋高等学校の生徒たち
I really appreciate it!
本日はありがとうございました
おみやげ見つかりましたか?
私自身まだまだ発展途上の英語教師です。お気づきの点やアドバイス等いただけると嬉しいで
す。どうぞよろしくお願いいたします。
兵庫県立芦屋高等学校
英語科
小川雅子
[email protected]