戦後 70 年に思う

今井館ウィークデイの集い主催
第 20 回
若者と語るシンポジウム
戦後 70 年に思う
~これまで、そして、これから~
三浦佳南(登戸學寮卒寮生
日本は平和憲法に守られ敗戦後 70 年、豊かな社会
をめざして働き、経済大国になりました。開発途上
国への貢献も評価されています。
しかし隣国との問
題が解決できない現在、私たちは未来を拓くため
に、何をすべきでしょうか。世代を超えて共に考え、
発信する場に、ぜひご参加ください。
会社員)
「先人の願った未来と天の国の差を埋めるために」
私の祖父は戦争に行った。そして自分自身の命を守るために戦い、日本に戻った。そして自分の家族と郷土
のために一生懸命生き、70 歳余りで世を去った。そうした先人たちにとって想像でしかなかった未来にいま
私は生きている。彼らの思い描いた未来は、いま現在とはたして同じなのだろうか。過去と今、そして今と
理想の未来の差を探し、その差を埋めること――これが私たちの使命と思う。
小野寺友実(国際基督教大学大学院 2 年)
「平和をつくる教育とは」
互いに相手の国を蔑み合うような暗い時代において、教育は、それでも平和という光を灯す業になりえるの
ではないかと思う。では、どのような教育が「平和をつくる教育」なのか、そしてそれはどのようにすれば
できるのか、皆さんと共に考えてみたい。
楯優作(登戸學寮卒寮生)
「これからの日韓交流に必要なこと」
1960 年代「近くて遠い国」と言われた日本と韓国。古来より盛んに交流が行われていた日本と朝鮮半島だ
が、植民地支配と太平洋戦争により深い溝ができてしまった。現在も竹島や「慰安婦」問題が残る両国である。
これからの平和的共存に向けて日本の私たち若者ができることは何か。歴史の事実を見つめた上で、隣国に
愛をもって関わるためになすべきことを考えたい。
三橋奈々(恵泉女学園大学国際社会文化学科卒業
会社員)
「平和への眼差し」
平和を享受する中で学生時代に考えたこと。それは、「連累」という言葉だった。平和研究に触れ、知らない
こと、無知なことにがく然とした、そんな学生時代を経て、あらためて平和への眼差しのあり方を見直したい。
日時:2015 年 3 月 1 日(日)14:00~17:00
場所:今井館聖書講堂
参加費:500 円
みなとみらい線都立大学駅から徒歩 8 分
問い合わせ:今井館女性の企画グループ
鷲見 八重子
080-5411-0557