道原楽【どうばるがく】

道原楽【どうばるがく】
開催場所
開催日
指定
小倉南区大字道原 1646
道原小学校校庭
10 月 5 日
福岡県指定無形民俗文化財
【芸能の概要】
道原楽(どうばるがく)は、戦国時代に豊後の大友氏が赤松城に攻めてきた折、村人が鉦・太鼓や
踊りをもって城を守ったのが始まりだといわれている。干ばつの年に、楽を打ったところ雨が降った
ので、その後は雨乞祈願の楽として継承されている。道原楽は太鼓、楽引などで構成されており、本
楽の形式を唯一残す豊前系最大の楽である。かつて大人が中心であったが、現在は児童に継承され、
毎年、道原小学校の運動会で演じられている。
【芸能の特徴】
戦国時代、豊後の大友氏が攻めてきた折、地元の赤松城は鉦・太鼓や歌と踊りをもって城を守った。
この時の楽が道原の人たちに伝えられたのが起源といわれている。ある年、雨が長く降らない時期が
あり、村人たちは九死に一生を得た赤松城を思い出し楽を打ったところ、たちまち雨が降り、命を救
われたと伝えられている。雨乞い祈願にかぎられているため、1787(天明 7)年の記録以来、踊られ
た回数は多くはないといわれる。
かつては、道原楽は大人総勢 43 人の壮大な楽打であったが、平成 5 年より道原小学校 PTA 委員
や道原楽委員等によって、児童に伝承され、毎年運動会で行われている。
【使用する祭具・道具など】
鉦は首から前に掛ける小さめのもので、長い鉦打ち棒で打つ。道原楽は太鼓、楽引などで構成され
ており、本楽の形式を唯一残す豊前系最大の楽である。昭和 29 年福岡県無形文化財に指定されてい
る。
・アクセス
おでかけ交通乗合いバス道原バス停より徒歩 8 分
・周辺の観光
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