大きな成果を修めた運動会

新潟市立巻南小学 校
第305号
平成27年6月12日
ホームページ
メールアドレス
http://www.maki-minami.city-niigata.ed.jp/
[email protected]
大きな成果を修めた運動会
校長
小濱
亨
爽やかな初夏とは言い難い、暑い日が続いていますが、南っ子たちは元気に学校生活を送っています。
先週も3・4年生が角田山登山に、1・2年生が上堰潟公園歩き遠足に行ってきました。
さて、5月23日(土)
、雲一つない晴天の下
で「赤白対抗運動会」が行われました。多くの
保護者、地域の方から、子どもたちに最後まで
温かい声援を送っていただきました。誠にあり
がとうございました。
競技・演技は、最初の応援合戦から上学年リ
レーまで、20種目が全て予定通り行われまし
た。私がこの運動会で一番嬉しかったことは、
競技に参加した全ての子どもが、チームの勝利
応援合戦(白組)
のために走り抜き、やり抜いていたことです。
さらに、応援席でも、競技やレースを見守り、
常に声援を送っていました。
「他人事ではなく、自分の事として、チームのみんなのために」という気持
ちが表れていたと思います。本当に、赤組・白組とも、応援団長を中心に、気持ちを込めた応援、まと
まりのある行動ができていました。表彰式で涙していた子どももいました。本気を出して、精一杯やり
遂げた証だと、私も目頭が熱くなりました。
話が変わりますが、6月1日から「自転車危険運転改正道交法」が施行されました。身近で便利な乗
り物である自転車に、法による規制が掛かったわけです。対象となる14の危険行為の概要を確認する
と「信号無視」「歩行者妨害」
「車への通行妨害」など、やってはいけないと分かっているが「これくら
いなら大丈夫」
「何かあっても車が悪くなる」という自分勝手で安易な判断をする人が増えてしまった結
果ではないでしょうか。
このような世の中の流れだからこそ、子どもが大
勢の人と関わって一つのことを成し遂げていく経
験が必要だと思います。そして、ただ人と関わるだ
けではなく、協力し助け合うことの大切さを実感す
ることで、相手を慮る心を育てていくことができる
と思います。
今回の運動会は、身体づくりはもちろんですが、
子どもの豊かな心も育てることのできた、実りの多
いものでした。
上学年リレー
-1-
巻
南 小 の 今
年 の 取
組
~教育目標「ゆたかに かしこく たくましく」をめざして~
1
学校の方針
かしこく <のばそう学力>
○「導入から課題設定」を工夫し,授業の充実を図ります。
○歌声の響く学舎を目指します。
ゆたかに <いきいき生活>
○いつでも、どこでも、どの子にも、全職員でかかわります。
○「感謝」と「謙虚」と「協調」が身に付く教育活動を実施します。
たくましく<ちから強い身体>
○遊びや生活習慣とも関連させた体力づくりに取り組みます。
○友達と力を合わせて楽しむ体力づくりを実施します。
2
「のばそう学力」プロジェクトの
目標・作戦・評価の方法
目標
○
児童の学習の意欲を引き出す「導入から課題設定」を工夫し、児童が主体的に学習に取り組む授業を
追求する。
作戦
ア
児童の実態に即し、主体的な取り組みを促す「導入から課題」のつながりを日々の実践の中でさぐ
る。
イ
校内研修で公開された実践をもとに、主体的に取り組む課題になっていたかどうかを検証する。
評価の方法
ア
新潟市生活・学習意識調査において、「普段の授業では、学習課題が示されていると思いますか」の
項目で、3~6年生の各学年の肯定的な評価が80%を上回る。
A… 80%以上のクラスが8割以上 B 6割以上、8割未満
イ
C 6割未満
職員アンケートにおいて、「導入から課題設定」を工夫した授業を考えていると答える職員が80%
以上を上回る。
A… 肯定評価が80%以上の職員が8割以上 B
-2-
6割以上8割未満 C
6割未満
3
「いきいき生活」プロジェクトの
目標・作戦・評価の方法
目標
○
人間関係作りの基盤となる「あいさつ」に重点を置き,進んであいさつができる子どもを目指す。
○
人に親切にできる子どもを育てるために,相手に温かい「言葉がけ」ができる子どもを目指す。
作戦
ア
学年学級ごとに考えた「あいさつ運動」を実施する。
イ
友達の善行を認める「思いやりの木」の活動を,全校体制で年間3回取り組む。
ウ
特別支援学級との交流・共同学習を推進する。
評価の方法
ア
児童アンケート「進んであいさつができた」の肯定的評価が81%を上回る。
A 82%以上
イ
B 70~81%
児童アンケート「相手にうれしい言葉をかけたか」の肯定的評価が85%を上回る。
A 86%以上
ウ
B 70~85%
C 69%以下
特別支援学級との交流・共同学習を全学年で実施する。
A 全学年(13学級)で実施
4
C 69%以下
B 11~12学級で実施
「ちから強い身体」プロジェクトの
C 10学級以下で実施
目標・作戦・評価の方法
目標
○ 体力テストで,全国平均を上回る項目を65%以上にする。
作戦
ア
体育委員会と連携し,学期1回体育的行事や「運動強調週間」を実施する。
イ
体育授業で活用できる「体つくり運動」を毎月紹介したり,休み時間に「スポーツタイム」を設けた
りして運動できる環境を整備する。
評価の方法
ア
体力テストで,全国平均を上回る項目を65%以上にする。
A
65%以上
B 40%以上65%未満 C
-3-
40%未満
平成27年度巻南小学校赤白対抗運動会スローガン
赤と白
燃えるきずなで
勝ち進め!!
体育主任
國井 恒太朗
今年度,体育主任として三度目の運動会の運営
をさせていただきました。今年は、天候に恵まれ、
練習予定をほぼ変更することなく当日を迎えるこ
とができました。心配された風も落ち着き、汗ば
む陽気の中で白熱した競技・応援が行われました。
応援合戦では,各応援団を中心に工夫をこらし,
赤も白も声が枯れるまで応援しました。力強い応
援歌と迫力のあるパフォーマンスは会場の感動を
誘いました。
競技では,どの学年も子どもたちの一人一人が
もてる力のすべてを出し切り,がんばりました。
徒競走で元気よく駆け抜ける1、2年生。かけ声に合わせ、協力して綱を引く3、4年生。
騎馬を組み、力と知恵で戦う5、6年生。各学年から選抜された選手で行うリレーも含めて、
どの競技も見応え十分でした。
結果は競技優勝が赤組,応援優勝が白組となりました。双方に喜びや悔しさを感じること
ができ,得るものの大きい運動会となりました。応援団長の感想発表は,たくさんの感動を
もらいました。スローガンの通り「絆」を感じる運動会となりました。
華やかな競技や応援の裏でも,子どもたちの良い姿を見ることができました。特に,運動
会の係になっていた高学年の働きや,整列を指示する応援団のリーダーシップは立派でした。
それを見習い,行動が速くなった中学年の姿,話す人の目を見て話を聞けるようになってき
た低学年。「子どもは行事を通して成長する」ということを実感しました。
保護者の皆様並びに,地域の皆様におかれましては,最後まで子どもたちに温かいご声援
を送っていただき感謝しております。PTA 種目の運営や幼児レースへのご参加,本当にあ
りがとうございました。また,泥上げ作業や前日準備にご協力いただいた PTA 役員の皆様,
当日の競技のお手伝いをしていただいたボランティアの皆さま,運動会の実施を支えてくだ
さり,ありがとうございました。子ども,学校,地域が一体となり,充実した運動会となり
ました。
白組応援団
赤組応援団
-4-