国民のための代表選挙の実現を 今回の民主党代表選挙は

別添1
国民のための代表選挙の実現を
今回の民主党代表選挙は、下野後、初めて党員・サポーターも含めて行われ
る本格的な代表選挙です。
今回選ばれる代表の任期は2017年9月末までの2年8ヶ月。その間には、
今年4月の統一地方選挙、来年夏の参議院選挙があるほか、場合によっては
解散総選挙も行われる可能性が十分にあります。
その際、政権交代を前提とする衆議院小選挙区においては、野党第一党で
ある民主党代表は党のリーダーであるだけでなく、総選挙で私たちが有権者に
提示する首相候補となります。
したがって今回の代表選挙は単に民主党の再生にとって重要なだけでなく、
一強多弱の中で選択肢を失った日本の民主主義の再生のために、極めて重要な
選挙です。
しかしながら国民の皆さまの民主党を見る目は引き続き極めて厳しいと
言わざるをえません。昨年末の総選挙の結果を見ても、一旦失われた党への
信頼は回復しておらず、国民は民主党を自民党に代わりうる選択肢として認知
していないという現実を、私たちはしっかりと自覚しなければなりません。
そのため、こうした状況の中で行われる今回の代表選挙は、党員・サポータ
ーのみを対象と考える「内向きの選挙」であってはならないと考えます。
民主主義を再生させるために、公党として、そして野党第一党として、何が
必要かを国民に正面から向き合って議論し、国民全体に訴えかける選挙でなけ
ればなりません。
下野から2年。私たちは何を反省し、何を学んだのか。さらには、これから
の日本を、そして日本の政治を、どのようにしていこうと考えているのか。
今回の代表選挙を通して、広く国民の皆さまに、真摯に、そして真剣に訴え
かけ、国民とともに党の再生をはかる道を模索していかなければなりません。
私たちは、この代表選挙を通じ、失われた信頼を回復し、日本の政治にもう
一度、政権交代可能な政治構造の礎を築くことをめざし、行動することを
ここに宣言します。
国民のための代表選挙実現をめざす有志議員の会
古川元久 大島敦
岸本周平
玉木雄一郎
大塚耕平
尾立源幸
林久美子