仕 1 様 書 調達概要 本仕様書は、愛媛県人事管理システムとして使用するハードウェア(ケーブル等の付属品を 含む。)とソフトウェア(ライセンス含む。)の調達、その設定作業及び保守業務に関するもの である。また、本仕様書には、調達するハードウェアとソフトウェアの仕様と数量、設置及び 設定作業内容及び保守等に関する要件を記載している。 2 調達機器及び数量等 人事管理システム用機器 一式(以下「機器」という。 ) 内訳:別紙「機器等仕様一覧」のとおり 3 借入期間 平成 27 年5月1日から平成 32 年4月 30 日までの5年間とする。 なお、翌年度以降の予算金額に減額又は削除があった場合は、契約を途中解除することがあ る。また、引き続き期間を延長する場合が生じた場合は、延長に伴う契約を締結するものとす る。 4 設置場所 愛媛県総務部管理局人事課の指定する場所とする。ただし、APサーバ及びWebサーバに おいて使用するソフトウェアは、庁内クラウド上で使用する。 5 調達条件 調達機器において、人事管理システムの現行稼働機器からの移行業務を別途委託する業者(以 下「システム移行業者」という。)がシステムの移行作業を行うことから、機器の設定に当たっ ては、システム移行業者と十分に連携して行うとともに、移行作業時における障害等のトラブ ルの際は、切り分け・立会い等を含む対応を取ること。なお、システム移行業者との連携、調 整(機器の説明等)に要する費用についても本調達の範囲とする。 また、機器が完全なる状態で動作しない場合は、県との協議の上、落札業者の責任で代替機 を調達し、正常復旧するまで対応を行うこと。 6 機器仕様 (1)本機器は現在稼働している人事管理システム(日本電気㈱製のパッケージソフトをカスタ マイズしたソフトウェア)を運用するためのものであり、機器の性能条件は、別添1「機器 等仕様一覧」に記載されている仕様を満たすものとする。なお、別添1「機器等仕様一覧」 で明記されていない仕様についても、「参考機器一覧」に掲げる参考機器に含まれる機能は 仕様とする。 (2)本仕様を実現するために必要なハードウェア、ソフトウェア(ケーブル、各種インターフ ェースボードを制御するドライバソフトウェア等)は全て含むこと。 (3)サーバ内の各機器を複数のメーカー製品で組み合わせる場合は、機器間の接続及び動作確 認の確証が得られるものを使用することとし、あらかじめメーカーの動作保証の証明書を県 に提出すること。 (4)ソフトウェアについては、全て正規ライセンスを受けたものとし、不法ライセンスのソフ トウェアの導入は認めない。 (5)なお、マイクロソフト社の製品のうち、ガバメントライセンスでの調達が可能な製品につ いては、県が保有するガバメントライセンス(愛媛県GSLP(Select Plus for Government Partners) )で調達すること。 7 設置、設定作業 調達機器に関しては、各機器の設置及び動作検証等を実施する。その際に必要な輸送費、作 業費等は落札者の負担とする。 また、県の指示に従い、以下の作業を実施すること。 ①設置場所の電源容量、ネットワークの確認 ②分電盤以降(ブレーカーへの接続からサーバ機器用コンセント)の用意、電源ケーブルの 施設 ③各機器の転倒防止、サーバ及びプリンタの耐震固定措置 ④各機器の組み立て、設定作業 ⑤各機器のケーブル接続及び動作確認 ⑥各機器の単体動作確認作業(不具合時にはハードウェア及びソフトウェアの交換、チュー ニング作業を行うこと) ⑦システム移行業者との連携、調整作業 8 システム移行支援 人事管理システムの移行に当たっては、システムが問題なく、かつ現行のネットワークに影 響を与えることなく動作するまで次に掲げる支援を行うこと。なお、その動作が確認できるま では、次に掲げる項目以外であっても必要な支援を行うこと。 ①県及びシステム移行業者に機器に関する説明を行うこと。 ②県及びシステム移行業者に機器に関する技術サポートを実施すること。 ③システム移行作業中、県及びシステム移行業者の要請に応じて随時立会いを行うこと。 ④システム移行作業中に発生する調達機器及びソフトウェアの障害等の対応は、随時速やか に行うこと。 ⑤県及びシステム移行業者からの、その他の質問等にも随時速やかに対応すること。 9 保守体制 (1)人事管理システムが常に完全な機能を保つように、機器の保守を実施すること。保守作業 に当たっては、人事管理システムの運用業者と円滑な協力体制を実現すること。 ①機器一式について、製造元又は販売元メーカーの指定する業者と保守契約を締結すること。 ②ソフトウェアの修正モジュールの提供及び問い合わせ対応が受けられるよう、落札業者に て保守契約を締結すること。 ③機器に起因する故障又は障害発生の連絡を受けた場合、1時間以内に現地へ到着し、問題 箇所の確定と回復作業に着手すること。 ④機器について定期点検を行い、機器が完全に使用できるよう状況把握に努めるとともに、 障害部位が発見された場合や障害発生の可能性がある状態を確認できた場合は、予防保守 として当該部位の部品交換等、必要な措置をとること。ただし、クライアント機器は定期 点検の対象外とする。 (2)上記(1)の実現のため、次の保守体制の整備を行うこと。 ①保守窓口は1箇所に統一すること。 ②機器の設置場所から概ね1時間以内に到着できる場所に、保守サービス拠点があること。 10 その他 (1)機器に関する説明を県及びシステム移行業者、運用業者に行うこと。 (2)機器全てを保守契約すること。 (3)設置から撤去までの期間、保守部品(付属品、サーバ等導入時のソフトウェア含む。 )を常 時保有するとともに、配給、調達を保証すること。 (4)リース期間中に県又は人事管理システムの運用業者から各種協力依頼があった場合は、シ ステムの円滑な稼働のために迅速に対応すること。 (5)リース期間満了時等の機器の撤去においては、ハードディスクの内容消去を行うこと。な お、内容消去の方法については物理的破壊による方法も認める。
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