世界初の実用デジタル録音機とPCM録音レコードなど

2015 年 9 月 17 日
報道関係者各位
世界初の実用デジタル録音機とPCM録音レコードなど
多数のコロムビア製品が
国立科学博物館の未来科学遺産に登録!
日本コロムビア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 吉田 眞市、以下「当社」)は、日本の科学技
術の発展に大きく寄与したものとして、独立行政法人 国立科学博物館(館長 林 良博、以下「国立科学博物
館」)が選定する『2015 年度 重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)』に、以下に示す過去の当社製品が
多数登録されましたことを発表いたします。
【登録された当社関係製品】
・世界初の PCM デジタル録音レコード(当社所蔵品)
NCB-7003「サムシング」
NCC-8004-N「打!ツトムヤマシタの世界」
NCC-8501-N「モーツァルト:狩」
(1971 年発売)
(1971 年発売)
(1972 年発売)
・世界初の実用 PCM デジタル録音機 DN-023R(1972 年開発、当社所蔵品)
・米国初のデジタル録音を行った可搬型 PCM デジタル録音機 DENON DN-034R(1978 年開発、当社所蔵品)
DN-023R
DN-034R
・国産初のモノラル LP レコード用カッターヘッド TYPE C-28-G(当社所蔵品)
・録音技術に革新をもたらした B&K マイク Type 4006(当社所蔵品)
デンマーク・ブリューエル&ケアー社との共同開発による B&K 社製品
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(金沢蓄音器館からも、昔の当社製品が登録されました)
・初期の国産円盤レコード「ニッポノホン『鞍馬山』」レコード(金沢蓄音機館所蔵品)
・国産初の蓄音器「ニッポノホン35号」(1909 年、日米蓄音器商会製、金沢蓄音器館所蔵品)
・宮沢賢治が愛用したラッパ無し蓄音器「ユーホン 1 号」(1911 年、日本蓄音器商会製、金沢蓄音機館所蔵品)
ニッポノホン 35 号
ユーホン 1 号
日本最初のレコード&オーディオ会社であり、世界で最初にデジタル録音を行った当社の足跡を示す多くの
製品が今回遺産登録されました。これらの科学遺産は、まさに日本のレコード技術の歴史を物語っています。
未来技術遺産は、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ
科学技術史資料」 および「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の
保存と活用を図るとともに、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として、
国立科学博物館が 2008 年より選定しているものです。今年は当社製品を含め、新たに 25 件の重要科学技術
史資料が登録され合計 209 件になりました。
登録証授与式は 9 月 15 日に行われました。また同日より 10 月 4 日まで、国立科学博物館日本館1階(東京
都台東区上野公園 7-20)にて、未来技術遺産に関するパネル展示が行われ、9 月 27 日までは、PCM 録音機な
どの実物も展示されます。
詳しい登録内容は、こちらとなります。
http://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/77825.pdf
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[ 日本コロムビアについて ]
会社名 : 日本コロムビア株式会社 (証券コード 6791 東証一部)
所在地 : 東京都港区虎ノ門 4-1-40 江戸見坂森ビル
代表者 : 代表取締役社長 吉田 眞市
事業内容 : ミュージックソフト・ゲームソフト等の制作、宣伝、販売 および音楽アーティストのマネジメント
資本金 : 1,000 百万円
URL : http://columbia.jp/
[ ニュースリリースに関するお問い合わせ先 ]
日本コロムビア株式会社
Email : [email protected]
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