アクティブラーニング推進のためのFD 研修会 日時:平成27年1月9日(金),10日(土) 場所:函館高専 専攻科棟3階 プレゼンテーションルーム 主催:仙台高等専門学校 講師:武田正則(次世代型教育推進室・アクティブラーニング推進担当) 矢島邦昭(次世代型教育推進室 副室長) 1.目的 ① モデルコアカリキュラム( MCC )とアクティブラーニングの関係及び連携の 重要性を説明する。 ② アクティブラーニングを, ・教授法( ID : instruction design ) ・指導法( F :facilitation ) ・教材開発( A : activity & ICT )の3要素から説明する。 ③ 2つのPBL(問題解決型PBL、プロジェクト型PBL)を体験し、そのプロセス や教材開発法を説明する。 ④ ICT を活用した双方向型研修システムを紹介し、授業への活用を説明する。 2.日程 ■1日目 午後13:30 ~ 17:00 ●13:30 ~ 14:00 ①あいさつ ②アイスブレーキング ③簡単なワークショップ(問題解決型PBL) ④その他 ●14:00 ~ 15:50 ①「技術者教育のためのアクティブラーニング活用法」 ~アクティブラーニングの考具箱の紹介~ → インストラクションデザイン( ID )・ファシリテーション( F )・ア クティビティ(ツール)の観点からアクティブラーニングについて説明す る。また、関連した5 つのペア&グループワークをおこないアクティブラ ーニングの実践力を高める。 ②質疑応答 (休憩 15:50 ~ 16:00) ●16:00 ~ 17:00 ①「モデルコアカリキュラムとアクティブラーニング」 → モデルコアカリキュラム作成の流れからアクティブラーニングの必要性 について説明する。(高専機構本部のPPTを中心に説明) ②簡単なワークショップ(問題解決型PBL) ③質疑応答 ■2日目 午前9:00 ~ 12:00 ワークショップ(プロジェクト型PBL) ●9:00 ~ 9:30 プロジェクト型PBL( project-based learning )に用いられる手法(ジグ ソー法、KJ 法、PCM ( project cycle management )手法)を説明する。 特に、国際開発援助手法として、JICA で採用されているPCM 手法を中心に、 手法理解および演習を行い、プロジェクト型PBLのあり方を説明する。 ●9:30 ~ 12:00 《PCM 手法とは》 現状における問題を特定し、問題の原因を分析し、解決策を探り、その実行 計画をプロジェクトとして形成するという問題解決型の戦略的なマネジメン ト手法である。ODA (政府開発援助)や NGO などによる国際協力の分野 では、一般的に用いられ、地域問題から組織内部の問題まで、さまざまな状 況において活用されている。さらに、PCM 手法はきわめて視覚的な手法で あるため、コミュニケーションツールやプレゼンテーションツールとして優 れており、複雑なプロジェクト構成を一目で理解できる手段として用いられ る。 ◎ PCM 手法を用いた参加型計画手法 ①関係者分析(30分) ②問題分析(30分) ③目的分析(20分) ④プロジェクト選択(20分) ⑤ PDM (計画概要表: project design matrix )(30分) ⑥発表会 (10分) ◎ 質疑応答 以 上
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