家族全員が自宅で被災 うちは 2 世帯住宅で、1 階に私の両親がいて、2

【震災当日】
●家族全員が自宅で被災
うちは 2 世帯住宅で、1 階に私の両親がいて、2 階には主人と私。地震が起きてまず主人は
テレビをバッと押さえていて、壁にかけてある観葉植物が大きく揺れたのが見えましたね。
家がつぶれると思って、私はあまりの恐怖でトイレに逃げ込みました。お風呂の水もちゃ
っぷんちゃっぷんと揺れていましたよね。下にいる両親に「大丈夫?」って叫んだけど、
親も何かにしがみついていたようです。家の中の被害はというと、小さな仏壇と本が落ち
たくらいです。
●断水を予見しコンビニへ。液状化が始まっていた
これだけ大きな地震でしたから「これはすぐに水が止まる」と思い、地震がやんでからす
ぐに近所のコンビニへ向かいました。買い物客たちはみんな外に出ていましたね。私は店
に駆け込んで 2L のペットボトルをつかみ、レジへ行きましたが、レジのお兄さんも外に出
てしまっていて。どうにかレジを済ませ、重たい水を自転車に乗せて帰ってきたら、液状
化で家に帰れないんですよ。家のまわりが水びたしになっていて。くるぶし位まで黒い水
が溢れてきていて。主人や近所の人たちが外に出てきていて、自転車を押してもらってや
っと家に帰ることができました。
●水とガスが止まり、家が若干傾いた
案の定、水が止まりましたね。ガスも止まりました。その日は冷蔵庫にあったものをカセ
ットコンロで煮炊きして食べました。電気は計画停電以外は大丈夫でしたね。電柱がスト
ンと地中に潜ってしまい、手を伸ばすと電線がそこにあるほどです。危ないですよね。今
川のあたりは液状化が相当ひどかったです。
自宅の被害はそれほどでもなく、家が少し傾いた程度です。だから修理はしていません。
でも窓などが開かなくなったので、大工さんにすぐ修理してもらいました。
●80 代の両親をかかえての被災生活
両親は 80 代と高齢で足も悪く、どこへも行けない不自由な生活が始まりました。料理はカ
セットコンロで私が作ったものを、下にいる両親に届けてという感じに。
あの日は近所の友人もみんながパニックになっていたから、どうすべきかなんて考える暇
がありませんでした。だから本当は使っちゃいけなかったトイレも、お風呂の水を流して
じゃんじゃん使って。