十分な中干しで、登熟まで働き続ける根の確保 6月上旬頃には、設置しましょう ●溝掘りのポイント● ①軽く田干しを行い、泥を落ち着かせてから溝を掘りましょう。 ②溝は15条に1本を目安に設置しましょう。 ③溝は必ず排水口に連結しましょう。 ④干しにくい部分(水口、枕地、畦際など)は重点的に設置しましょう。 中干しの効果を高め、生育後半ま での水管理がしやすくなります。 <土が硬いと溝がしっかり残る> <土が柔らかいと溝が崩れてしまう> ●中干しのポイント● 中干しは「田植えの 1 か月後頃まで」に遅れずスタートしましょう 【中干しの効果】 ①土壌中の有害ガスの排出 ②根の生育を促進 ③過剰な分げつの抑制 ④収穫時の圃場の硬さを確保⇒高品質で安全な米づくりに重要な出穂後の湛水管理に備えましょう。 【中干しの程度】 ●土壌条件に応じて実施し、田面に小さなひびが入る程度を目安としましょう。 ※茎数が多くなりやすい圃場や乾きにくい圃場は、やや強めに干しましょう。 【中干し後の水管理】 ●中干し後は、間断かん水を行いましょう。⇒根に水と酸素を交互に与えることにより健全な稲体が維 持できます。 ●中間追肥(エスアイ加里特号)を散布しましょう● ※カリ入りの土づくり肥料を散布した場合は、エスアイ加里特号を散布する必要はありません。 中干しに加え、中間追肥(エスアイ加里特号 15kg/10a)を散布し、根の活力を高め、健全な稲体 づくりで品質の向上に努めましょう。 また、いもち病の発生を防止するためにも、補植用の苗は圃場から除去しましょう。 6月 日 SUN 月 MON 火 TUE 水 WED 木 THU 金 FRI 土 SAT 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 1 2 3 4 ※ ※「農作業のあしあと」に記録した内容を、 農作業のあしあと No 1 作業内容 使用農薬・肥料名 使用量・散布量(10a 当たり) /10a 除草剤散布(後期) /10a 除草剤散布(随時) /10a 中 干 し開 始 3 中間追肥散布 4 畦畔の草刈り 6 巻末の栽培管理記録簿へ記入しましょう。 除草剤散布(中期) 2 5 作業日(期間) 天気は昨年のものを記載してあります。 - - エスアイ加里特号 - Kg/10a -
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