プロンポン店の外観。大きな家をまるごとスパで利用している。ターミナル 21 店のタイマッサージ室。タイランド再発見！スペシャルツアー国策として進化し続けるタイのスパ産業本誌が発刊されるころには、サムイ島にも「レッツ・リラックス」がオープン予定。トリートメントルーム２０室を持つデイスパとしては大型店舗。間で起きてきていた。そしてその認識をいちくてはならない、という議論がスパ従事者の 1 0 0 万人を人にはよく知られているデイスパで、そのコ 21 以来、スパもホテルも毎年国内外から数々のンド製品の生産代行︵ O E M スパで利用されているだけでなく、他社ブラ生産を行い、今では国内外の多くのサロンや粧品類︶も自前でラボ︵研究所︶を設けて開発・い﹂とストレスを感じ始めていた時に、彼はナル達が、﹁健康は金持ちだけのものではな以後 15 年間タイ国内各地に 12 軒のスパを開較して全てが低価格。氏 34 歳の快進撃の始まりである。級アジア雑貨の輸出を扱うビジネスマンで習ううちに、スパ産業に大きな可能性を感じ 1 9 9 8 ダ医師を常駐させ、本格的なスパとして水治ト﹂がそれである。北タイで最も有名なジンらなるスパ産業の育成が進んでいく。保健省、 2 0 0 6 そしてタクシン政権の誕生とともに、タイスパのユニクロ化が進んでいくの会社である。業成長を後押しした。イを代表する優良企業 20 社を選定し T T M 政に働きかけたことが、国策としてのスパ産昨年、タイ政府はあらゆる業種の中からタ低下と消費者からの信頼喪失を防止すべく行イのスパ産業を支える企業に成長してきた。業者達がスパ協会を設立し、乱立による質のへとスパが乱立していくのだが、心あるスパ奏し、タイ国内には雨後の筍状態で次から次︶。彼らも当初は小さなデその代表格にして大手に成長したのがとして確立し始めた 1 9 9 7 年、アジア通ていく。︶である。まさに︵ Specialty store retailer of 賞を受賞している。また、セラピストの育成も勿論自前である。 Siam 大いか日らに﹁ざラるリ蕎ン麦ジをンダさにれ滞喜在んしでていいたた﹂友と人いが SPA どばしつぐる︵土橋告︶ 23 る。 Private label Apparel 1 9 5 2 これまでどちらかというと高級ホテルの高級スパ業界のユニクロとも言えるサイアム・ウェルネス・グループの「レッツ・リラックス」。お風呂もとてもおしゃれて、デラックスなデイスパと変わらない。 Wellness Group http://www.hotelmarketing-jp.com/ 特にタイとは 30 優に超えているとか。プーケットの「レッツ・リラックス」専用のプロダクツライン、ショウケース。タイはスパ先進国として世界的に認知され、観光立国タイの重要な産業として位置付けられている。日本でスパというといまだエステの別称のように理解されることも多いが、スパは今や世界的に健康産業としての立場を確立しており、スパ先進国のタイでは世界に向けて人・物も含めた輸出産業としても成長している。パの運営を一貫したスパ業界のユニクロとさらに、企画からプロダクツの生産、ス観光地も同じ状態である。に多くのデイスパの看板を目にする。主要なる存在となるのである。バンコクの市内を歩くとよくわかるが、実ドネシアを始めとする東南アジアから沸き起登場してきた。境の美しさを最大限に取り入れた開放的なトは縁遠いもの。では、地元で昔から行われてきた自然療法を水治療法を主とする補完代替医療としてのスだと言われている。総合スパ企業の登場スパ産業に大変革をもたらし 1 世 9 界 9 的 4 な年スタパいる様子を見ると、その本気度がよく分かる。スパ産業を国策としたタイ易振興局︶などが横一線でスパ産業を支えて 22