お茶の手揉み体験について (有)まるたま お茶の手揉み製法は

お茶の手揉み体験について
( 有) まるたま
お茶の手揉み製法は、現在のお茶の製法の基本となっているもので、静岡県の
無形文化財にも指定されています。その技術を極めようと思えば何年もかかる
高度なものですが、指導者と一緒に手揉みをしていただくことで、次第に変化
していくお茶の状態を、感触や香りなどから感じ取ることができます。
1.体験のパターン
(1)下揉みコース
解凍した蒸し葉から、中火(なかひ)と呼ばれる状態までを指導者と一緒に
揉んでいただきます。摘んだ時のお茶の葉の状態がわかり、すがすがしい香り
が楽しめます。所要時間は2∼3時間です。下揉みが終わったお茶は、指導者
が持ち帰り、仕上げてから後日お届けします。
(2)仕上げ揉みコース
下揉みの終わった柔らかな状態から、硬く針のように伸びた完成の状態まで
仕上げていきます。きれいに仕上げるには比較的テクニックの必要な作業にな
りますので、その都度指導員が手を入れながら進めていきます。所要時間は、
乾燥時間を含め約3時間です。出来上がったお茶は、その場でお持ち帰りして
いただけます。
(3)フルコース
下揉みから仕上げ揉みまで、全ての工程を体験していただきます。全ての工
程に携わることで、まさに「自分だけのお茶」ができあがります。所要時間は、
昼食休憩時間を含んで約6時間です。
(4)ちょっとだけ体験コース
指導者が手揉みをしていく途中の各工程で、少しだけお茶を触っていただき、
感触や香りを楽しんでいただきます
2.必要なもの
(1)まるたまで準備するもの
・茶葉(解凍蒸し葉、または中火茶)
・ホイロ
・LPガス(ガスが使用可能な場合)
・茶器(手揉み茶を飲んで頂く場合。)
(2)施設で準備して頂くもの
・作業場所(参加人数にもよりますが最低でも5m 5m程度は必要。)
・電源(ガスが使用不可の場合。AC100V20A)
・水道
・試飲スペース(手揉み茶を飲んで頂く場合。)
(3)各人で準備して頂くもの
・エプロン
・三角巾または帽子
・タオル
3.費用