記念講演会 手仕事を紡ぐ-技をみがく・技を伝承する

「公共建築の日」記念講演会 のご案内
「手仕事を紡ぐ―技をみがく・技を伝承する」
近年、公共建築分野においては、労働人口の減少等を
技を再び復活させることに多くの困難が伴うものである
背景に若年技能者の確保、女性の活用等様々な議論がな
ことは、各地域に伝承されていた手仕事の技の盛衰をみ
されています。重要な社会インフラである道路、河川、
るまでもなく明らかではないでしょうか。需要者として
そして歴史的建造物を含む公共建築分野においても良質
より良い技を見極める眼、より良い技を追い求める技能
な機能を確保するうえで避けて通れない問題ではありま
者、職人としての自制心などが相まって成り立つ技の世
すが、その根底にある各人の「技」をどのように伝え、
界について、技の世界に生きる講師お二人にお話をいた
継承していくのかは、建築生産の効率性追求と相反する
だき、公共建築分野における質の向上を考える機会にさ
側面を有している面もあります。一度途絶えてしまった
せていただきたいと思います。
開催日
平成 27 年
11 月 11 日(水) 受付 13:30∼ 開会 14:00∼
場 所
文化シヤッター BX ホール(東京都文京区西片 1 丁目 17 番 3 号)
定 員
150 名(無料、要申込、先着順)
【講演者】
14:10∼15:40
こ
「道(Tao)― 失ってはならないものと共に歩み続ける」
講師:田中 みずき 氏(銭湯ペンキ絵師)
1983 年、大阪生まれ。幼少時から東京在住。筑波大学付属高等学校進学後、明治学院大学在学中に銭
湯ペンキ絵師に弟子入り。現在は独立し、銭湯ペンキ絵師として活動するほか、現代美術展覧会・レビュー
情報サイト「カロンズネット」編集長を務めた。
ブログ・情報サイト
「銭湯ペンキ絵師見習い日記」http://mizu111.blog40.fc2.com/
「カロンズネット」http://www.kalons.net/
15:50∼17:20
「手仕事を紡ぐ― 失われた手仕事の思想」
講師:塩野 米松 氏(作家)
以
1947 年生まれ。秋田県出身。東京理科大学理学部応用化学科卒業。作家、アウトドア、職人技のフィー
(一
ルドワークを行う。一方で文芸作家としても 4 回の芥川賞候補となる。絵本の創作も行い、
『なつのいけ』
で日本絵本大賞を受賞。2009 年公開の映画「クヌート」の構成を担当。聞き書きの名手であり、失わ
れ行く伝統文化・技術の記録に精力的に取り組んでいる。
申
主な著書
『木のいのち木のこころ』
(新潮社)、『失われた手仕事の思想』
(中央公論社)、『手業に学べ』
(筑摩書房)、
『大黒柱に刻まれた家族の百年』
(草思社)、『最後の職人伝』
(平凡社)、『木の教え』
(ちくま文庫) ほか
勤
所
【主 催】
「公共建築の日」及び「公共建築月間」実行委員会
(一社)公共建築協会、
[
(一財)建築保全センター、
(一財)建築コスト管理システム研究所、
(一社)文教施設協会 ]
【後 援】
(予定)
国土交通省、文部科学省、法務省、全国知事会、
全国市長会
(一社)日本建築学会、(公社)日本建築家協会、
(公社)日本建築士会連合会、
(一社)日本建築士事務所協会連合会、(一社)日本
建設業連合会、(一社)全国建設業協会、(一社)電気設備学会、(一社)空気調和・衛生工学会、(一社)日本電設工業協会、
(一社)日本空調衛生工事業協会、(一社)日本設備設計事務所協会、(一社)建築設備技術者協会、(一社)建設電気技術協会、
日本経済新聞社、建設工業新聞社、建設通信新聞社、建設産業新聞社、木材新聞社
【特別協力】文化シヤッター㈱、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合
公共建築の日�ンフ2015.indd 1
15.8.24 2:53:19 PM
(注
※講
会場のご案内
」
小石川 3
文化シャッター
BX ビル
西片 こんにゃくえんま前
8 番出口
東京都民銀行
東京三菱銀行
富坂下
春日ビジネス
センタービル
また、近年、地域との連携を図りながら、公共建築の
ています。このような状況を踏まえ、「公共建築の日」
春日通
り
及び「公共建築月間」を創設いたしました。関係団体、
地方公共団体、関係省庁等が幅広く協力しつつ、また
東京メトロ丸ノ内線 後楽園
壱岐坂下
水道橋
東京ドーム
共建築は、地域の人々の生活に密接な係わりを持ち、
整備や運営のあり方を考えるべきという機運が高まっ
文京区役所
4b 出口
行政、教育文化、福祉等様々な分野に係わる各種の公
の形成等を図るうえで重要な役割を果たしています。
春日町
大江戸線 春日
「公共建築月間・公共建築の日」
地域の活性化、生活・文化水準の向上、街並み・景観
A6 出口
猪尾ビル
春
日
後
楽園
善雄寺
三田線
A5 出口
南北線
源覚寺
白山通り
巣鴨信用金庫
水道橋
広く一般の方々にも関心を持っていただきながら、よ
り一層、国民生活に密着したより良い公共建築を目指
していきたいと考えています。
JR 水道橋
至大手町
問合先・申込先
FAX
03 − 3523 − 1826
一般社団法人公共建築協会 総務部講演会担当
〒104−0033 東京都中央区新川 1−24−8 東熱新川ビル内
℡ 03−3523−0381(代)
シンポジウム参加申込書
以下の記入欄に必要事項をご記入の上、FAX でお申し込みください。
(一社)公共建築協会総務部講演会担当 あて
申込者氏名
フリガナ
勤 務 先
所 在 地
参加者氏名
日本
会、
会、
至板橋
三井住友銀行
電話番号
FAX 番号
〒 ―
フリガナ
フリガナ
フリガナ
フリガナ
フリガナ
フリガナ
(注)受講票は発行しませんので、当日この参加申込書(又は写し)をご持参ください。
※講演会終了後、会場前ホワイエにて講師を囲んで懇親会(参加費無料)を開催します。
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