平成27年度 下松市当初予算(案)の概要

平成27年度
下松市当初予算(案)の概要
( 記 者発 表資 料 )
下
松
市
平 成 27 年2 月
目
Ⅰ
当初予算編成の考え方
Ⅱ
当初予算の概要
次
………………………………………………………
1
………………………………………………………………
2
……………………………………………………………
2
2 歳入の状況
…………………………………………………………………
3
3 歳出の状況
…………………………………………………………………
4
1 当初予算の規模
Ⅲ
新年度主要施策の概要
……………………………………………………………………
6
2 生活環境
……………………………………………………………………
7
3 都市建設
……………………………………………………………………
9
4 産業経済
……………………………………………………………………
10
5 教育文化
……………………………………………………………………
12
6 地域経営
……………………………………………………………………
14
各種指標 ………………………………………………………………………
15
Ⅳ
1 健康福祉
~別 添~
平成27年度施政方針
平成27年度予算書
平成27年度予算説明資料
Ⅰ 当初予算編成の考え方
わ が 国 の 経 済 は 、 個人 消 費 等 に 弱 さ が 見ら れ る も の の 、 国 の経 済 政 策 の
推進等により、緩やかな回復基調が続いております 。
国においては、経済再生と財政健全化の好循環の実現に向け、「平成27
年 度予 算 編 成 の 基本 方 針」 で は 、 歳 出の 重 点化 ・ 効 率 化 によ る メリ ハ リの
ある予算編成とする 考え方を示しております。
また、「人口減少・超高齢社会」というわが国の構造的な課題に対して、
国 ・地 方 が 連 携 し 、 地 方創 生 ・ 地 方 再生 を 進め よ う と し てお り 、地 方 にお
いては、国の動向に注視し、適切に対応していく必要があります。
本市では、「自主・自立の市政運営」を基本に、健全財政に努めてきてお
り ます が 、 社 会 経済 情 勢が 大 き く 変 化す る 中、 多 様 化 す る行 政 需要 に 対し
て 、柔 軟 か つ 迅 速に 対 応で き る 行 財 政基 盤 の確 立 が 求 め られ て おり 、 本市
の財政を取り巻く環境は、今後も厳しさを増すことが予測されます。
こ の よ う な 状 況 の 中、 将 来 都 市 像 で あ る「 都 市 と 自 然 の バ ラン ス の と れ
た住みよさ日本一の星ふるまち」の実現には、「選択と集中」により施策を
推 進す る と と も に、 行 財政 改 革 の 着 実な 遂 行と 、 堅 実 な 財政 運 営を 進 めて
いくことが今後も求められてまいります。
市 長 任 期 の 最 終 年 度に あ た り 、 学 校 施 設・ 公 共 施 設 の 耐 震 化及 び 長 寿 命
化 、消 防 ・ 防 災 拠点 施 設の 整 備 、 観 光・ 市 内経 済 振 興 の 拠点 整 備、 民 営化
等 への 着 実 な 推 進な ど 大型 プ ロ ジ ェ クト の 実現 や 、 子 育 て環 境 の充 実 をは
じ めと す る 人 口 定住 に 向け た 地 域 活 性化 に よる 自 律 的 か つ持 続 的な 社 会を
目指してまいりたいと考えております。
ま た、 近 年 大 型 化す る 災害 に 備 え る ため 、 防災 対 策 に 傾 注す る とと も に 、
市民が安全で安心に暮らせる社会の実現、「ゆとり」と「賑わい」を実感で
きる魅力あふれるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。
平成27年2月12日
下松市長
- 1 -
井
川
成
正
Ⅱ
当初予算の概要
1
当初予算の規模
一般会計の予算規模は、210億円、特別会計140億3,470万円、企業会計45
億4,351万3千円となり、一般会計は4.3%の増、特別会計は22.3%の増、企業会
計は4.9%の減となっております。
(単位:千円、%)
平成27年度
平成26年度
対前年増減
前年比
一
般
会
計
21,000,000
20,140,000
860,000
4.3
特
別
会
計
14,034,700
11,477,000
2,557,700
22.3
国 民 健 康保 険 特別 会 計
6,790,000
6,050,000
740,000
12.2
介 護 保 険 ( 保 険 )
4,711,000
4,392,000
319,000
7.3
介 護 保 険( サ ービ ス )
26,700
25,000
1,700
6.8
後期高齢者医療特別会計
830,000
800,000
30,000
3.8
国 民 宿 舎 特 別 会 計
1,677,000
210,000
1,467,000
698.6
35,034,700
31,617,000
3,417,700
10.8
計
4,543,138
4,779,021
▲235,883
▲4.9
水 道 事 業 会 計
2,185,804
2,285,948
▲100,144
▲4.4
内
工業用水道事業会計
197,928
202,929
▲5,001
▲2.5
訳
簡 易 水 道 事 業 会 計
26,171
109,842
▲83,671
▲76.2
公共下水道事業会計
2,133,235
2,180,302
▲47,067
▲2.2
内
訳
合
企
業
計
会
当初予算の推移(一般・特別会計)
- 2 -
2
歳入の状況
歳入については、平成26年度予算対比では、ほぼ同額となっておりますが、平
成26年度決算見込額では、約4.8億の減収を見込んでおり、依然として、一般財源
確保の厳しさ、不透明感は続くものと予想され、税収減を補てんする財源として、
財政調整基金の取崩し等の活用で一般財源総額を確保しております。
本年度は、消防庁舎建設事業、末武中学校建設事業、小学校給食センター建設事
業、国民宿舎大城建設事業、生野屋市営住宅建設事業など大型プロジェクトの実現
に向けた予算や、花岡保育園用地取得事業、消防車両整備事業、下松小学校建設事
業など新規事業の予算化に伴い、国庫支出金、基金繰入金や市債が大幅増となって
おります。
なお、各種事務事業を効率的かつ効果的に実施するため、現時点で見込みうる財
源を予算計上しております。
<一般会計款別予算>
区
分
市
税
地 方 譲 与 税
利 子 割 交 付 金
配 当 割 交 付 金
株式等譲渡所得割交付金
地 方 消 費 税 交 付 金
ゴ ル フ 場利 用 税交 付 金
自動車取得税交付金
地 方 特 例 交 付 金
地 方 交 付 税
交通安全対策特別交付金
分 担 金 ・ 負 担 金
使 用 料 ・ 手 数 料
国 庫 支 出 金
県
支
出
金
財
産
収
入
寄
附
金
繰
入
金
財政調整基金
減債基金
その他特定目的基金
諸
収
入
市
債
通常債
臨時財政対策債
合
計
自主財源
依存財源
自主財源比率
(単位:千円、%)
平成27年度
当初予算額 構成比
平成26年度
当初予算額 構成比
比較
増減額
伸率
9,007,400
42.9
9,006,500
44.7
900
0.0
137,000
0.7
147,000
0.7
▲10,000
▲6.8
20,000
0.1
23,000
0.1
▲3,000
▲13.0
23,000
0.1
23,000
0.1
0
0.0
3,000
0.0
3,000
0.0
0
0.0
800,000
3.8
800,000
4.0
0
0.0
10,000
0.0
11,000
0.1
▲1,000
▲9.1
20,000
0.1
24,000
0.1
▲4,000
▲16.7
35,000
0.2
50,000
0.2
▲15,000
▲30.0
1,250,000
6.0
1,250,000
6.2
0
0.0
8,000
0.0
8,500
0.0
▲500
▲5.9
230,223
1.1
224,874
1.1
5,349
2.4
177,295
0.8
195,585
1.0
▲18,290
▲9.4
2,890,876
13.8
2,490,493
12.4
400,383
16.1
1,132,670
5.4
1,186,968
5.9
▲54,298
▲4.6
47,806
0.2
50,011
0.2
▲2,205
▲4.4
9,798
0.0
6,380
0.0
3,418
53.6
2,050,648
9.8
1,542,314
7.7
508,334
33.0
915,000
4.4
715,000
3.6
200,000
28.0
15,458
0.1
17,183
0.1
▲1,725
▲10.0
1,120,190
5.3
810,131
4.0
310,059
38.3
563,784
2.7
583,775
2.9
▲19,991
▲3.4
2,583,500
12.3
2,513,600
12.5
69,900
2.8
2,183,500
10.4
1,713,600
8.5
469,900
27.4
400,000
1.9
800,000
4.0
▲400,000
▲50.0
21,000,000
100.0
20,140,000
100.0
860,000
4.3
12,086,954
11,609,439
477,515
8,913,046
8,530,561
382,485
57.6%
57.6%
0.0%
- 3 -
3
歳出の状況
本年度は、学校・公共施設の耐震化・長寿命化計画に基づく事業、消防・防災拠
点施設の整備、小学校給食センター建設、国民宿舎大城建設、生野屋市営住宅建設
など大型プロジェクトを着実に実施してまいります。
また、近年多発化する災害へ対応するため、防災行政無線の基本実施設計の着手
や大規模災害等に備えた施策に取り組んでまいります。
さらに、子ども子育て支援新制度をはじめとする子育て支援策の充実、都市イン
フラの整備など、市民生活の質の向上、ゆとりとにぎわいを感じられる市政の実現
に努めてまいります。
下松市総合計画に掲げる諸施策を着実に推進するとともに、行財政改革の推進に
より、継続的で健全な財政運営に努め、将来にわたって持続可能な行財政基盤を構
築してまいります。
・人件費は、定年退職者の減や、新陳代謝に伴う職員給料等の減により減額(▲
1.3億円)となっております。
・扶助費は、障害者関連の給付費の伸びや、生活保護費などの増により増額(1.4
億円)となっております。
・投資的経費は、花岡保育園用地取得事業、下松児童センター建設事業、国民宿
舎大城建設事業(特別会計繰出金)、社会資本整備(道路・橋りょう等)事業、青
木線道路新設事業、大海線道路新設事業、中部土地区画整理事業、生野屋市営住
宅建設事業、消防車両整備事業、消防庁舎建設事業、下松小学校建設事業、小学
校給食センター建設事業、末武中学校建設事業、文化会館施設改修事業、久保公
民館耐震改修事業などにより6.7億円の増となっております。
<一般会計性質別予算>
区
人
公
扶
物
維
補
積
投
貸
繰
普
災
予
平成27年度
当初予算額 構成比
分
件
う ち 退 職 手
債
助
義務的経費 計
件
持 補 修
助
費
立
資 及 び 出 資
付
出
通 建 設 事 業 経
補
助
事
単
独
事
県 事 業 負 担
害 復 旧 事 業 経
備
合
(単位:千円、%)
計
費
当
費
費
費
費
等
金
金
金
金
費
業
業
金
費
費
平成26年度
当初予算額 構成比
比較
増減額
伸率
2,947,806
14.0
3,080,833
15.3
▲133,027
▲4.3
46,687
0.2
219,513
1.1
▲172,826
▲78.7
1,495,998
7.1
1,518,097
7.5
▲22,099
▲1.5
3,912,076
18.6
3,767,809
18.7
144,267
3.8
8,355,880
39.8
8,366,739
41.5
▲10,859
▲0.1
3,350,052
16.0
2,965,282
14.7
384,770
13.0
142,523
0.7
129,362
0.6
13,161
10.2
1,912,386
9.1
1,926,281
9.6
▲13,895
▲0.7
16,938
0.1
18,854
0.1
▲1,916
▲10.2
0
0.0
0
0.0
0
0.0
325,400
1.5
332,700
1.7
▲7,300
▲2.2
1,772,181
8.4
1,977,874
9.8
▲205,693
▲10.4
5,026,456
23.9
4,355,072
21.6
671,384
15.4
1,461,246
7.0
1,021,402
5.1
439,844
43.1
3,427,834
16.3
3,221,458
16.0
206,376
6.4
137,376
0.7
112,212
0.6
25,164
22.4
14,000
0.1
14,000
0.1
0
0.0
84,184
0.4
53,836
0.3
30,348
56.4
21,000,000
100.0
20,140,000
100.0
860,000
4.3
- 4 -
《一般会計歳入予算の財源別構成》
依存財源
8,913,046 千円
42.4%
歳入総額
21,000,000 千円
自主財源
12,086,954 千円
57.6%
《一般会計歳出予算の性質別構成》
義務的経費
歳出総額
8,355,880 千円
39.8%
21,000,000 千円
- 5 -
Ⅲ
新年度主要施策の概要
1
(★は新規事業)
【健康福祉】元気あふれる「まち」と人に優しい「さと」づくり
◎成人保健対策事業【健康増進課】
90,434 千円
・がん検診や健康相談、各種健康教室などの保健事業に取り組みます。
◎母子保健対策事業【健康増進課】
94,874 千円
・妊婦対象の母親学級を「仲間づくり」に重点を置くとともに、妊婦の歯科
保健の充実のため医療機関での ★ 無料妊婦歯科健診 (600 千円) を実施
します。
◎国民健康保険事業【保険年金課】
6,790,000 千円
・医療費の適正化や国保税収納率の向上に努めるとともに、今後の医療費の
増加に備えて基金を増額し、健全で安心した事業運営を目指します。また、
保健事業では、特定健康診査や特定保健指導体制の充実を図ります。
◎ねんりんピック山口県大会開催事業【長寿社会課】
17,410 千円
・全国健康福祉祭やまぐち大会(ねんりんピック)は、本市で は太極拳交流
大会が開催され、生涯現役、健康長寿、新たな絆づくりを推進します。
◎介護保険事業【長寿社会課】
4,711,000 千円
・★介護保険料について、低所得者の負担軽減 の拡充を図ります。
◎障害者自立支援事業【福祉支援課】
916,113 千円
・障害者総合支援法に基づき、特性やニーズに応じたきめ細かいサービスを
提供します
◎子育て支援事業【子育て支 援課】
2,498,899 千円
・★花岡保育園の運営は、民営化に向けた業務委託 (123,258 千円)を実
施し、移転先用地の取得(120,500 千円)を目指します。
・増加する保育ニーズへの対応として、新たに元日立 宮前寮跡地に民間保育
園を設置し、運営事業者を幅広く公募します。 また、★利用者支援員を配
置(1,825 千円)し、相談体制の強化を図ります。
・ 新 た に★認可 外保育施設入所 児童保育料補助 (5,040 千 円) 及びファミ
リーサポートセンター利用料補助 (200 千円) の実施、小規模保育事業
の推進、認定こども園への移行の促進等、受け入れ体制の整備を図ります。
・多子世帯保育料等軽減事業は、対象年齢を3歳未満から就学前までに拡大
し、多子世帯の経済的負担の軽減を図ります。
・★老朽化した児童福祉センターの 移転新設に向け、基本・実施設計を実施
します。(11,000 千円)
- 6 -
◎幼児教育支援事業【子育て支援課】
238,746 千円
・ 幼稚 園 就 園 奨 励費 、 運営 費 及 び 保 育料 補 助等 を 実 施 し 、私 立 幼稚 園 の運
営を支援します。
・ ★新 た に 多 子 世帯 保 育料 等 軽 減 事 業を 実 施し 、 多 子 世 帯の 経 済的 負 担の
軽減を図ります。(6,780 千円)
・★新制度に移行する幼稚園は、新たに施設型給付事業を実施します。
(113,301 千円)
2
【生活環境】安全安心な「まち」と環境に優しい「さと」づくり
◎廃棄物収集運搬事業【環境推進課】
189,572 千円
・家庭ごみ収集運搬業務の民間委託は、1コース追加し8コースのうち7
コースに拡大します。
★ごみ分別アプリ導入事業【環境推進課】
400 千円
・スマートフォン用のごみ分別アプリケーションを導入し、ごみ収集カレ
ンダーやごみ分別事 典の利便性向上を図ります。
◎公共下水道整備事業【下水道課】
2,133,235 千円
・第8次基本実施計画に基づく管渠整備を進めます。汚水処理の普及に努め、
幹 線 整 備 や 面 整 備 を 行 い ま す 。 人 口 普 及 率 は 、 8 4 .6 パ ー セ ン ト と な る
見込みです。
◎消防防災対策事業【消防本部】
743,251 千円
・近年、頻発する自然災害に対応するため、 消防施設や資機材の整備に努め
ま す 。本年度は、 ★水難救助隊の創設に向けた資機材の整備 ( 8,500 千
円)や隊員の養成を年次的に行 うとともに、★コンビナート災害対応の大
型車両を更新します。(200,000 千円)
・救急体制は、救急車の適正利用や予防救急の推進、医療機関との連携を強
化します。また、救急救命士を養成し、救命士の体制強化に努めます。
◎消防庁舎建設事業【消防本部】
890,882 千円
・消防防災拠点施設整備として、新庁舎
の建設及び通信指令システムの導入を
行います。
H26
920,000 千円
H27
590,000 千円
計
1,510,000 千円(継続費)
<消防庁舎完成イメージ図>
- 7 -
◎防災対策事業【総務課】
24,889 千円
・各公民館区での防災訓練や防災フェスタを実施するとともに、自主防災組
織の結成及び活動を支援し、防災意識の高揚を図ります。
・★緊急時の災害情報伝達の充実を図るため、防災行政無線の整備に向けた
基本・実施設計を実施します。(8,000 千円)
◎河川改修事業【土木課】
33,000 千円
・河川事業は、宮本川、高橋川等の準用河川や旧普通河川の改修工事を 実施
します。また、県事業では、切戸川、坂本川、玉鶴川の改修工事、 末武川
の護岸補強工事が実施されます。
◎浸水対策事業【農林水産課、土木課、下水道課】
48,400 千円
・末武平野の浸水被害対策として、花岡地区の水路ゲートの整備を進めます。
(農林水産課関連 10,400 千円)
・ 恋 ケ浜地区 及び末 武平野の内水 氾濫の 早期軽減に努 めます 。(土木 課関 連
3,000 千円)
・浸水対策は、竹屋川1号支線の用地取得、竹屋川2号・4号幹線基本設計
を 実 施 し 、 市 道 中 央 線 雨 水 管 設 置 工 事 等 を 行 い ま す 。( 下 水 道 課 関 連
35,000 千円)
◎防犯・交通安全対策事業【生活安全課】
26,180 千円
・防犯灯のLED化を推進するとともに、管球等取替費用の一部助成を行
います。
・★防犯対策協議会を通して、防犯カメラを交差点等に設置し、 犯罪や交通
事故の起きにくい地域社会づくりを進めます。(1,700 千円)
・★悪徳商法被害防止のため、通話録音装置の貸与事業を実施します。
(200 千円)
◎交通安全施設整備事業【土木課】
41,180 千円
・交通安全施設の整備は、街路灯の計
画的な建替改修を実施するとともに、
通学路の危険箇所については、随時
適切な対策を行います。
- 8 -
3
【都市建設】便利で快適な「まち」とみどり豊かな「さと」づくり
◎地籍調査事業【地籍調査課】
35,344 千円
・地籍調査は、来巻東周辺地区の地籍図及び地籍簿の作成等を実施するとと
もに、来巻南周辺地区の地元説明会、調査、測量等を実施します。
◎土地区画整理事業【都市整備課】
329,227 千円
・中部土地区画整理事業は、都市計画
道路大海線築造、区画道路築造、玉
鶴川橋梁架設、宅地整地工事及び建
物移転補償を行います。
<中部土地区画整理事業>
◎道路橋りょう整備事業【土木課】
444,355 千円
・市道は、西条線及び花岡小通りの用地買収と補償を進め、中央線及び中心
市街地の舗装改良、中村通り水路改良工事を実施します。また、県道は、
都市計画道路国道山手線(下松新南陽線)について、都市計画決定が変更
され拡幅事業が進められます。
・橋りょうは、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、久保団地線山田大橋の補修
工事を実施します。
<西条線>
<山田大橋>
◎都市計画道路青木線道路新設事業 【都市整備課】
87,015 千円
・都市計画道路青木線は、本年度の
完成を目指し、道路築造工事等を
実施します。
<青木線>
- 9 -
◎都市計画道路大海線道路新設事業 【都市整備課】
182,200 千円
・都市計画道路大海線は、中部土地区画整理事業 以西(市道平田昭和通りと
県道下松鹿野線の間)について、事業認可手続き、用地測量等を実施しま
す。
◎花と緑の推進運動事業【都市整備 課】
1,254 千円
・心豊かな人づくり事業として、しだれ桜
の写真コンテスト、カサブランカ一鉢コ
ンクールを開催するとともに 、スポーツ
公園・米泉湖周辺等にポピー・コスモス
・菜の花・シャクナゲを植栽 し、花いっ
ぱいのまちづくりを進めます。
<下松スポーツ公園>
◎公園緑化事業【都市整備課】
214,143 千円
・利用者の安全・安心の確保のため、遊具・フェンスの改修を行います 。
・温水プールアクアピアこいじは、効率的な管理運営に努め、計画的に点
検・補修を実施します
◎生野屋市営住宅建設事業【住宅建築課】
54,800 千円
・市営住宅長寿命化計画に基づき、 生野屋市営住宅の建替えに向けた実施設
計、解体、造成工事を行います。
◎市営住宅改修事業【住宅建築課】
130,300 千円
・既存住宅の長寿命化対策として、 改修計画に基づく維持補修工事を実施す
るとともに、小深浦市営住宅の解体を行います。
4
【産業経済】活力のある「まち」と恵み豊かな「さと」づくり
◎農業振興・土地改良事業【農林水産課】
115,202 千円
・農業公園は、ビオトープ等を整備します。
・ため池は、県営危険ため池整備事業による改修や浚渫を実施します。
・有害鳥獣による被害防止対策は、防護柵の設置や★鳥獣被害対策実施隊
による駆除活動(2,115 千円)を支援し、被害防除の充実に努めます。
- 10 -
◎水産業振興事業【農林水産課】
54,257 千円
・水産資源確保のため、たこつぼの投入、種苗の放流を行うとともに、 県事
業の内海中部地区水域環境保全創造事業により、藻場の回復や漁場環境の
改善に努めます。
・水産振興基金協会 は、栽培漁業センターの施設維持工事や ★今後を検討す
るための基本構想(1,200 千円)を策定します。
◎産業・商工業振興事業【産業観光課】
343,515 千円
・制度融資の利用促進、保証料補給、小規模事業者経営改善資金 利子補給な
どを実施し、中小企業の経営基盤強化、商工業の活性化を進め ます。
・商工会議所中小企業相談所に助成し、市内事業者の経営改善を支援 します。
◎勤労者福祉対策事業【産業観光課】
45,324 千円
・勤労者総合福祉センターの利用促進や中小企業の勤労者諸団体へ助成 し、
勤労者の健康・福祉の充実と勤労意欲の向上に努 めます。
・勤労者及び離職者の生活の安定を図るため、県と協調し、 労働福祉金融制
度の実施に取り組みます。
◎国民宿舎大城建設事業【産業観光課】
1,665,000 千円
・国民宿舎大城の建て替えに向けた
基本設計書等に基づき、既設宿舎
の解体を行うとともに、本年度か
ら建設工事に着手します。
H26
200,000 千円
H27
1,665,000 千円
H28
735,000 千円
計
2,600,000 千円(継続費)
<大城完成イメージ図>
◎観光推進事業【産業観光課】
85,071 千円
・家族旅行村の充実や★県道笠戸島線沿いの園地防護柵設置等を整備する
(5,000 千円)とともに、★大城温泉花火大会の開催 (3,000 千円)や
★周南広域観光連携推進協議会へ 参画 ( 231 千円) するなど、本市の観
光振興に鋭意取り組みます。
・観光協会等と連携した “元気づくり”くだまつ総踊り等の観光イベントへ
の支援、くだまつ観光・産業交流センターによる各種 情報の発信や交流イ
ベントの運営、下松フィルム・コミッションのロケ地誘致等の活動につい
て助成します。
- 11 -
5
【教育文化】育ち育てる「まち」と誇りのある「さと」づくり
★下松小学校建設事業【教育委員会】
87,498 千円
・学校施設の耐震化 として、校舎改築
のための実施設計及び準備工事を行
います。
<下松小学校>
◎末武中学校建設事業【教育委員会】
849,864 千円
・本年度は主に校舎建設工事を行い
ます。
今年の秋に新校舎が完成します。
H25
0 千円
H26
785,000 千円
H27
845,000 千円
計
1,630,000 千円(継続費)
<末武中学校>
★学校防災機能強化事業【教育委員会】
55,500 千円
・学校防災機能強化事業とし て、花岡小学校、東陽小学校、久保中学校の屋
内運動場の非構造部材耐震補強工事を行います。
◎小学校給食センター建設事業【教育委員会】
671,129 千円
・小学校給食センター建設事業は、
建設工事に着手します。
H26
332,000 千円
H27
670,000 千円
H28
1,298,000 千円
計
2,300,000 千円(継続費)
- 12 -
<給 食 セン タ ー完 成 イメ ージ 図 >
★学校施設整備事業【教育委員会】
78,300 千円
・公集小学校普通教室棟床改修工事、豊井小学校校舎外壁調査を行うとと
もに、教室不足が見込まれる公集小学校及び中村小学校の校舎増設の た
め、基本・実施設計を行います。
★人材育成総合推進事業【教育委員会】
2,431 千円
・学 校の 総 合力 を 高 め、 教育 の 質 の 向 上 を図 るた め 、教 職 員 の人 材育 成に
努めます。
◎教育教員補助員配置事業【教育委員会】
21,868 千円
・ 特 別支 援 教育 は 、 障害 の あ る 児童 生 徒 一人 ひと り の教 育 的 ニー ズに 対応
するため、教員補助員を配置し、学習活動等を支援します。
★英語教育推進事業【教育委員会】
2,335 千円
・グ ロー バ ル化 に 対 応し た 教 育 環境 づ く りを 推進 す るた め 、 小・ 中・ 高等
学校を通じた英語教育を推進する体制を整備します。
◎コミュニティ・スクール調査研究事業 事業【教育委員会】
2,798 千円
・ 地 域と 協 働し た 学 校づ くり を 推進 す る ため 、学 校 運営 協 議 会制 度の 在り
方を調査研究し、コミュニティ・スクール導入を促進します。
★世界スカウトジャンボリー地域プログラム 開催事業【生涯学習振興課】
1,500 千円
・ボーイスカウト日本連盟が主催する世界スカウトジャンボリーは 、国内外
から500人を超えるスカウトを本市で受け入れ、本 市ならではの歓迎交
流事業を実施します。
◎文化会館施設整備事業【生涯学習 振興課】
130,000 千円
・スターピアくだまつは、経年劣化に対応した施設改修等を計 画的に進め
ます。
◎公共施設耐震化事業【生涯学習振興課、久保公民館】
131,500 千円
・ ★ 公共 施 設耐 震 化 基本 計画 に 基づ き 、 市民 体育 館 の耐 震 改 修工 事の 実施
設計を行います。(生涯学習振興課関連
12,000 千円)
・公 共施 設 耐震 化 基 本計 画に 基 づき 、 久 保公 民館 の 耐震 化 ・ 老朽 改修 工事
を実施します。(久保公民館 関連
119,500 千円)
★深浦公民館管理運営業務【生涯学習振興課】
3,600 千円
・ 地 域住 民 によ る 公 民館 の管 理 運営 を 推 進す るた め 、深 浦 公 民館 に指 定管
理者制度を導入します。
- 13 -
★スポーツボランティアバンク設置 事業【生涯学習振興課】
136 千円
・スポーツ推進計画に基づき、スポーツボランティアバンク設置事業を行
い、市民との協働で「支える」スポーツの推進を図ります。
◎心豊かな人づくり事業【生涯学習振興課】
4,040 千円
・笑い・花・童謡を柱とする心豊かな人
づくり事業として、笑顔の写真コンテ
ストや童謡フェスタなどを開催し、心
の交流による笑顔あふれるまちづくり
の推進に努めます。 また、昨年度制定
した7月第4日曜日の「くだまつ親子
の日」を定着させるため、様々な分野
や世代を対象にした企画事業や啓発活
動を展開します。
<童謡フェスタ>
6
【地域経営】健全経営の「まち」とみんなで創る「さと」づくり
◎自治会活動支援事業【企画財政課】
4,500 千円
・自治会活動をはじめとするコミュニティ組織の充実のため、自治会活動助
成制度を通し、地域に根ざした活動を支援します。
★社会保障・税番号制度対応事業【企画財政課】
200,960 千円
・社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)に取り組みます。
◎後期基本計画策定事業【企画財政課】
4,800 千円
・後期基本計画を策定し、時代に即応した施策の選択と集中に努めます。
★公共施設調書・総合管理計画策定 事業【企画財政課】7,000 千円、★固定
資産台帳整備事業【契約監理課】18,000 千円
・新たな公会計制度や公共施設等総合管理計画の策定に取 り組み、市有財産
等の見える化や公共施設の適正配置等を進め ます。
- 14 -
Ⅳ
各種指標
基金残高
平成25年度末
財政調整基金
減債基金
その他特定目的基金
計
平成26年度末見込
平成27年度末見込
H27-26増減
2,752,116
2,163,727
1,254,137
▲909,590
371,067
354,763
340,192
▲14,571
4,794,033
4,256,184
3,146,635
▲1,109,549
7,917,216
6,782,024
4,748,332
▲2,033,692
※定額運用基金(県収入証紙購入基金、奨学金貸付基金)、国民健康保険基金、介護給付費準備基金
は含めていない。
・財政調整基金は、915,000千円の取崩し。(平成26年度は715,000千円)
・その他特定目的基金は、まちづくり推進基金ほか1基金1,120,190千円を取崩し、各種事業等に
充当した。
地方債残高
平成25年度末
一般会計
国民宿舎特別会計
企業会計(下水)
企業会計(水道)
企業会計(簡水)
計
平成26年度末見込
平成27年度末見込
H27―H26増減
17,071,145
18,291,372
19,610,270
1,318,898
―
―
1,600,000
1,600,000
6,247,935
6,202,788
6,137,074
▲65,714
3,935,860
3,958,271
3,834,405
▲123,866
93,600
163,500
162,329
▲1,171
27,348,540
28,615,931
31,344,078
2,728,147
※平成26年度は予算ベース。介護保険事業は含めない。
指標の推移
平成23年度
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度
基準財政需要額
8,137,340
8,209,337
8,098,849
8,189,611
基準財政収入額
6,910,836
7,131,111
7,030,283
7,142,387
普通交付税決定額
1,240,265
1,078,226
1,094,987
1,046,856
財政力指数(3ヶ年)
0.882
0.862
0.862
0.870
財政力指数(単年度)
0.849
0.869
0.868
0.872
11,199,380
11,267,700
11,307,990
11,308,723
経常収支比率(予算)
93.5
94.5
91.4
91.4
95.6
経常収支比率(決算)
84.0
87.8
85.2
実質赤字比率
-
-
-
連結実質赤字比率
-
-
-
(単年1.6)
2.0
(単年0.8)
1.1
(単年0.3)
0.8
0.6
0.5
-
-
-
55,973
56,212
56,348
58.7
62.8
62.2
標準財政規模
健
全
化
判
断
比
率
実質公債費比率
将来負担比率
住民基本台帳人口(年度末)
自主財源比率
※網掛け部分の指標は、今現在の見込で記載。(本来は決算に基づく指標)
- 15 -
新規事業の内訳等
41件(うちハード事業13件、ソフト事業28件)
<主な新規事業>
(単位:千円)
項
目
予算額
防災行政無線整備事業(基本・実施設計)
8,000
花岡地区防災サイレン設置事業
7,000
下松児童センター建設事業
ハ
|
ド
事
業
11,000
花岡保育園用地取得事業
120,500
消防車両整備事業(大型化学高所放水車及び泡原液搬送車購入)
200,000
私立幼稚園施設整備費補助事業
10,000
下松小学校建設事業
87,498
学校防災機能強化事業
55,500
学校施設整備事業
78,300
市民体育館耐震改修事業(実施設計)
12,000
固定資産台帳整備事業
18,000
防災用備蓄品整備事業
2,759
公共施設調書・総合管理計画策定事業
7,000
社会保障・税番号制度対応事業
200,960
防犯カメラ設置事業
ソ
フ
ト
事
業
1,700
通話録音装置貸与事業
200
くだまつ星の子出生お祝い事業
500
認可外保育施設入所児童保育料補助事業
花岡保育園運営業務
5,040
123,258
栽培漁業センター基本構想策定事業
1,200
笠戸島大城温泉花火大会開催事業
3,000
水難救助体制整備事業
8,500
私立幼稚園一時預かり業務
6,900
私立幼稚園施設型給付事業
113,301
- 16 -
参
考
<基金積立金の推移>
(注)国民健康保険基金、介護給付費準備基金を除く。
- 17 -
<地方債の推移>
- 18 -