平成26年度 マニュフェストに対する自己評価 1.近い将来の進路選択を

平成26年度 マニュフェストに対する自己評価
達成度基準
1.近い将来の進路選択を行う時に、学力不安により進路選択が限定されることにならないよう、基礎学力の定着を目指します。
達成度
基礎学力の定義を明確に義務教育期間中の学力と定義し、特に国語、数学(算数)、
英語に関しては、学力別にクラスを分けて、それぞれの段階に応じた学習からスタート
できる環境を整備します。
学ぶ意欲の向上、生徒たちの知る喜びや学ぶ喜びを感じさせる授業を目指します。ま
た自尊心回復のために積極的に検定試験への参加を促し合格実績を積ませます。
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81~100%
61~80%
31~60%
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11~30%
0~10%
総評
「出来ない」ことに対する周りからの評価を気にせず、自身のペースで取り組める環境が整っている。
放課後の補習等も行っているが、義務教育期間中の学力に満たない生徒がいる状態である。発達障がい等の個々の資質もあるため、継続
的に取り組む必要がある。
生徒が主体的に参加しているという授業は少ない。
検定試験については、一定の努力目標として位置付いているため、積極的な参加が見られる。合格者リストは別紙。
2.人権意識を高め、校内外問わず関わる人に対し、それぞれの個性を受入れ、評価し合える人間性を育成します。
達成度
全教職員が発達障がいや、集団に馴染むことができない生徒に対する正しい情報と
知識を身に付けると共に、生徒それぞれの特性を共有し、それぞれが孤立することの
ないようにコーディネートする。
学校行事のみならず、外部機関、地域との関わりにより、さまざまな役割を担える場を
提供し、生徒が個々の特性や能力を十分に発揮できる機会を設けます。
学校での活動をwits通信やホームページ、オープンキャンパス等で広く周知し、様々な
価値観により評価をされる機会を得ることで、他人を評価できる人間性を育成します。
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総評
情報の共有と、該当生徒に対する配慮について教員間では十分に行われているが、今後、生徒間での理解が進むような取り組みが必要で
ある。
外部での活動実績については、別紙に記載。各機関との関係性は良好であるため、今後生徒のニーズに合う活動を実施。
ホームページアクセス数は2013年度より9.38%増。Facebookページの「いいね」数945。
ブログ閲覧数1日平均約300件。
3.「誰かのために『何か』を通して感謝されるまたは、感動を与える」ことを目標に示し、その『何か』について自ら選択と決断できる力の育成および、「誰かのために『何か』を通して感謝されるまたは、感動を与える」ことを具現化するための力を育成します。
達成度
1年次の総合学習として週1時間の「意育」という授業を通して、物事の本質について
考える力を身に付け、あらゆる行動に対して「なぜするのか?」ということについて考
え、それぞれが納得して行動できることを目指します。また、外部機関や地域との連携
により、ボランティア活動等への参加に積極的に参加する機会を設けます。
2,3年次の総合学習として週2時間の「意育プロジェクト」という授業を通して、具体的
に「誰かのために『何か』を通して感謝されるまたは、感動を与える」ための行動を自ら
考え、企画→プレゼンテーション→実践→発表会を行います。
総評
外部での活動に対する積極的な参加が見られるが、主体的な参加には至らず。
参加する目的を参加者それぞれが見出すための指導が必要。
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内容の濃淡はあるが、個々の成長段階に応じた取り組みは出来ている。
今後、授業の一環ではなく、主体的に各種活動への参加ができるような成功体験となるように取り組んでいく必要がある。
4.開かれた学校の実現と生徒の自己実現を図るために、地域で行われている活動への参加、また保護者の学校教育活動への主体的な参加を図ります。
達成度
名張市、伊賀市における各種NPO、地域との連携の強化をします。
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総評
参加した地域からの評価は上々であり、翌年にも声をかけていただけるような関係性にある。(上津地区自治協議会、名張地区まちづくり推
進協議会、伊賀市社会福祉協議会、名張市社会福祉協議会、三重県社会福祉協議会、名張市地域包括支援センターなど)
保護者を講師として招いた授業の開講や保護者による校内美化活動の実施をします。
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スケジュール調整等の課題があり、授業の開講は困難であった。
草刈り等の美化活動については、期間を設けて実施することで定期的に参加していただけた。
5.善悪の判断を明確に示し、規範意識の向上を目指します。
達成度
外部講師を積極的に招いて、全職員、生徒が共に学ぶ機会を設けます。
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生徒のみならず、保護者に対しても指針を示し、教員、保護者と共に生徒の指導にあ
たります。
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総評
下関市立川中中学校 児玉校長(命に関すること)、上野自動車学校(交通安全関係)、三重県男女共同参画センター(対人関係に関するこ
と)、TAP(マナーに関すること)、伊賀保健所(薬物乱用防止に関すること)など計5回実施。
問題発生時以外でも保護者との密な連絡を欠かさず、生徒指導を実施。
家庭の環境上、指導が統一できないこともあるため、保護者に学校の指針を十分に理解していただく必要があり。ひとり親家庭等の事情によ
り、緊急時の連絡がスムーズに取れないことがあるため、見直す必要がある。
6.キャリア教育の推進と積極的な進路意識を育成します。
達成度
様々な職業体験や学校見学等を集団または個別で参加する機会を設け、外部機関へ
のコーディネートができる体制を構築し、生徒自身による主体的な進路選択できる環
境を目指します。
全職員が生徒の特性や実態を共有し、それぞれに応じた進路指導や補習を行いま
す。
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総評
職業体験として、介護施設への実習や動物園への職場体験、学校見学バスツアーなどを実施。
個別でのコーディネート体制については、地域との繋がり強化に伴い生徒の要望に応えられる程度には整っている。
特性や実態共有のためにスクールカウンセラーの意見を取り入れながら実施。
得手不得手がハッキリとする生徒が多く在籍するため、今後職員が特性を見極める力の養成が必要。
各生徒の実情にあった年間計画を作成する必要がある。