平成27年5月 青梅市立第一中学校 校 長 儘田文雄 授 業 の 指 針 -「力」の付く授業、学びがいのある授業づくり- 授業は、生徒に「力」を付ける営みであり、学習の評価は、 「力」が付いたかどうかを確認し、指導 に生かす営みである。生徒に「力」の付く授業、 「学びがい」のある授業づくりを行う上で、特に留意 したい事項は、次のとおりである。 Ⅰ 準 備 1 週ごとの指導計画において、前時と次時との関連が明確になっている。 2 生徒に身に付ける「力」について、学習指導要領の指導事項を基に明らかにしている。 3 評価規準を「力を付けた生徒の姿」として捉え、具体的に設定している。 4 生徒の知的好奇心や探究心を高めるために、教材の取扱いなどの工夫を行っている。 5 観点別学習状況の評価C及びAの生徒への指導の手立てが用意されている。 6 ワークシートを使用する場合、生徒が根拠に基づく自分の考えを書き込む欄がある。 Ⅱ 規 律 1 チャイム始業、チャイム終業が行われている。 2 始業時と終業時の挨拶指導が徹底されている。 3 話の聞き方、発言の仕方などの指導が浸透している。 Ⅲ 展 開 1 導入で、身に付ける「力」とその価値、学習活動の留意点を分かりやすく説明している。 2 「力」を付けるため、言語活動や問題解決的な学習など、指導の手立てがなされている。 3 「教えること」と「考えさせること」を峻別し、両者を関連付ける手立てが工夫されている。 4 学習の課題や内容、方法等を選択・決定させている。 5 生徒が教材の内容を受信・分析するだけでなく、自分の考えをまとめ、発信し学び合っている。 6 話し合う前後の生徒一人一人の考えの変容を重視し、ノートにまとめさせている。 7 個人内評価を重視し、生徒一人一人のよさや可能性、進歩の状況などを積極的に評価している。
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