平成 27 年 9 月 営農技術情報 後志農業改良普及センター ようてい農業協同組合 秋まき小麦 土壌改良・は種・施肥・除草作業の留意点 1 土壌改良 は種前には、石灰質資材や堆肥などを計画的に施用しましょう。 小麦は低pHに弱いため、pH5.5以上の酸度矯正が必要です。 2 は 種 (1) は種適期 地 域 は 種 日 ようてい山麓地域 9月12日~18日 蘭越、黒松内地域 9月14日~21日 岩 9月19日~25日 宇 地 域 ※現地データに基づいて算出(地域アメダス、現地実証試験など) (2) は種量 【は種量の算出】 ①27 産種子の千粒重:41.7g ③27 産種子の発芽率:94% ②㎡当たり粒数:200 粒 は種量=(①×②÷③)÷1000=9㎏ は種時期 適期より早い 適期は種 適期より遅い 10aは種量 8kg 9kg 11kg ※は種量は粘質土壌などの条件不利地では増やし、過繁茂になり やすいほ場では減らしましょう。 (3) は種のポイント ・生育を均一に揃えるため、は種床はタイヤが沈まない程度の適度な 硬さとし、は種深度(1~2cm 程度)を一定にしましょう。 ・は種時期に応じては種量を調節しましょう。 茎数不足では減収、茎数過多では倒伏・細麦につながります。 3 施 肥 基肥施用量は、窒素成分量(4 kg/10a)に合わせて決めましょう。 土 壌 区 分 低 泥 地 炭 基肥窒素 土 土 土壌区分 リン酸 カ リ 施 肥 例 12 ㎏ 9 ㎏ ・BB660Cu 70 ㎏/10a 14 ㎏ 10 ㎏ ・BB800Cu 50 kg/10a 15 kg 10 kg ・BB850Cu 50 kg/10a 14 kg 9 kg ・BB082 40 ㎏/10a に関わらず 火 山 性 土 台 4 地 除 土 4 kg 草 雑草対策は、秋処理(は種後~生育期)が最も効果的です。 イネ科雑草・越冬性雑草が多いほ場は秋処理を行いましょう。 ※使用薬剤は「農作物病害虫・雑草防除の手引き」を参考にして下さい。
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