technique POINT ダメージの本質をとらえた ブレンディングトリートメント 『フィレディカ エクシフォン』のパーマデザインを、より美 しく仕上げてくれるのが、トリートメント剤『トリシス』。今回 はダメージが少なかったため、『KL』、『KM』、『CO』をそれ ぞれ2mlを24mlの水で割ったものを前処理のみに使用。 SPECIAL COLLABORATION トップの立ち上がりと 顔まわりのワンカールが要 5 長谷川さんが提案する、 シンプルな時短パーマの秘密とは。 とのコラボで、 髪にやさしい 『フィレディカ エクシフォン』 思いどおりのスタイルを手に入れる。 BEFORE スタイリング剤で パーマをもっと自由に お客さまの満足度を左右する、フィニッ シング。ウエット時に『デューサーフォ ーム2 ソフトタイプ』をピンポン玉2つ程 度、髪を持ちあげるようにもみ込み、毛先 のパサつきを抑えながら動きのあるスタ イルに仕上げることで、 。 カットの構成 スタイルに動きが出るように、顔まわりにレイヤーを入れ る。トップは正面から見てコンケーブ状にレイヤーを入れ、 その他は全体的にグラデーションをつなげる。 毛髪診断 長さは肩までのワンレングスで、全体にグラデー ションが入っている。髪質はやわらかく、毛量と太 さはふつう。縮毛矯正の履歴があり、毛先に少しダ メージがある。ヘアカラーをしていないため、毛 先以外は健康毛。トップにボリュームが出にくく、 ペタンとしてしまいがちで、顔まわりもストンと 落ちるストレート毛で華やかさに欠ける。 ROD ON デザインの方向性 PERM PROCESS 1、バックのミドルは20ミリのロ ッドで、顔側からフォワード、リバ ース交互に中間巻き。カールとカ ールがぶつかって、ボリュームが 出るようにする。 2、顔まわりに落ちる部分は、ロッ ド幅の1.5倍のスライス幅で、23 ミリのロッドで毛先から2回転内 巻きする。顔まわりで大きくうね るウエーブをねらい、デザインの 表情を決定づける大事なポイント とする。すべて厚めのスライスで 巻き、ワインディング後、1剤を自 然放置し、中間水洗して2剤処理。 トップの立ち上がりを気にしているお客さまの要望に応え、根元までロッ ドを巻きおさめてしっかりと立ち上げる。レイヤーを入れた顔まわりにゆ るやかなウエーブをねらい、動きを出せるように。セクションによって、C カール、 Sカール、Jカールを使い分け、表情豊かに仕上げる。 ダメージの目立つ毛先中心に前処理 し、コルテックスを補修。バングは 毛先から26ミリロッドで外巻きし、 続いてトップは中間巻きで根元まで 巻きおさめ、自然な立ち上がりをね らう。ボリュームダウンさせたいネ ープは、ダウンステムで17ミリのロ ッドを毛先から1.5回転内巻き。す べてペーパーで髪の両側を挟んでか らロッドに巻くことで、薬液の浸透 を促進させる。 WASH OUT 使用薬剤 RECIPE 前処理剤:『トリシス ブレンディングPPT』 パーマ剤: 『フィレディカ エクシフォン 54CT』 工程 ワインディングは1剤つけ巻き。バングは26ミリで外巻き。トップは26ミリ、 トップの一番下のみ23ミリで中間巻きする。ミドルはフォワードとリバ ースを交互に20ミリのロッドで中間巻きし、ボリュームを出す。ネープは 17ミリのロッドをダウンステムで巻き込む。ワンディング終了後、10分自 然放置し、中間水洗。2剤は7分+7分の2度づけ。2回目の2剤塗布の際、バ ングのみロッドをはずしておく。 NUMBER THREE × vainqueur 077 問い合わせ先/ (株) ナンバースリー Tel.0120.768003 www.no3.co.jp 076
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