AS EAN の設 設備投資 資動向 (シンガ ガポール ル)

ASEAN の設
設備投資
資動向 (シンガ
ガポール
ル)
経済産業
業省の世界石
石油化学背品
品需給動向 によると、ASEAN のエ
エチレン系誘
誘導品、プロ
ロピレン
系誘導品
品需要は 20
013 年から 2018
2
年にか
かけ、それぞ
ぞれ年平均 3.5%(エチ
3
チレン換算で
で 2012
年 660 万
万トンから 2018 年 820 万トン)、
、4.1%(プ
プロピレン換
換算で 480 万
万トンから 620
6 万ト
ン)伸長
長する見通しである。石
石化メーカ ーはその需
需要に対し、供給先とし
して中国への
の投資を
主流とし
していたが、
、中国の人件
件費の上昇
昇や日中関係
係の緊張など
どから、投資
資先をASEA
AN へと
代える動
動きが増えて
てきている。
。ASEAN で
での石化投資
資は、これま
までシンガポ
ポールとタイ
イが先行
していた
たが、マレー
ーシア、インドネシア
ア、ベトナム
ムでも石化コ
コンプレック
クス新設など
ど大型案
件が計画
画されている
る。
シンガポ
ポールの石油
油化学産業は、PCS( ロイヤル・ダッチ・シ
シェルグルー
ープ、カター
ール国営
石油、日
日本シンガポ
ポール石油化
化学などが 出資)、エ
エクソンモー
ービル・ケミ
ミカル、シェ
ェルが運
営するナ
ナフサクラッ
ッカーを中心
心に構成さ れ、同国の
の中核コンビ
ビナートであ
あるジュロン
ン島で、
誘導品を
を中心とした
た設備投資案
案件が多数
数進行してい
いる。旭化成
成ケミカルズ
ズ、住友化学
学、日本
ゼオンの
の 3 社は、ジ
ジュロン島で
で 2013 年度
度に S-SBR(溶液重合ス
スチレン、ブ
ブタジエンゴ
ゴム)の
第一系列
列を稼働させ
せた。さらに、各社と もに第 2.系
系列の増勢プ
プロジェクト
トを推進して
ている。
住友化学
学は全額出資
資会社のシンガポール
ル・メチルメタクリレー
ート(SMM)に、PMMA
A のパイ
ロット設
設備を新設し、グレード開発や新
新材料の開発
発に活用する
る予定である
る。ジュロン
ン・アロ
マティク
クス(SK グループ
グ
30%
%/江蘇三房
房巷集団 25%
%/その他 45%出資)は
は同国で最大
大規模の
芳香族コ
コンプレック
クスを 2014
4 年央に完成
成させた。エ
エクソンモー
ービル・ケミ
ミカルは、ハ
ハロブチ
ルゴムと
と水添系石油
油樹脂を新設
設した。し かし、ジュ
ュロン島では
はユーティリ
リティコスト
トなどが
高止まり
りしているた
ため、競争力
力が低下し需
需給バランス
スが崩れているという 課題がある
るようだ。
(出所:重
重化学工業通
通信社)