近年、増加傾向にある花粉症。 今回はこの花粉症のメカニズムについて紹介したいと思います。 花粉症とは・・・ 花粉症とは体内に入った花粉に対して人間が体内で起こす異物反応のことを指します。 これを免疫反応と言い、体内に侵入した花粉を異物と認識し、この異物に対する抗体を作り、再度 侵入した花粉を排除しようとしています。免疫反応は身体にとっては良い働きですが、マイナス面に に働いてしまった場合にアレルギーとして現れます。くしゃみや鼻水、涙などの症状が一般的ですが、 これらの症状が強く出過ぎてしまうと生活の質が低下していきます。また、花粉の種類によって皮膚 が荒れたり、咳や喘息、痒みなど症状は様々です。 日本において花粉症の有する人の数は明確に把握出来ていませんが、全国的な調査としては全 国の耳鼻咽喉科医と家族を対象に行った2008年の鼻アレルギーの全国免疫調査があります。それ によるとアレルギー性鼻炎全体の有病率は39.4%、花粉症有病率は29.8%でした。同じ様な調査が 1998年にも行われており、スギ花粉症の有病率は10年間で約10%増加しています。 花粉症患者が増加している要因として、飛散する花粉数の増加や食生活の変化など、現代スタイル への変遷も花粉症患者の増加に影響していると考えられています。 流行する時期と種類 スギ ヒノキ カモガヤ ブタクサ ヨモギ 1~4月に多い。 5~6月に多い。 6~8月に多い。 8~9月に多い。 8~9月に多い。 花粉症は風邪と症状が似ているため、花粉状であるにも関わらず風邪だと思い込み、放置してしま うケースが多く、症状を重症化してしまうことにもなります。花粉症と風邪の違いをしっかり理解しまし ょう。 くしゃみ 花粉症の場合・・・立て続けに出る 風邪の場合・・・立て続けに出ない 鼻水 花粉症の場合・・・透明でサラサラ 風邪の場合・・・黄色でベトベト 目の痒み 花粉症の場合・・・強い痒みを伴う 風邪の場合・・・痒みは出ない 【基本方針】 1.職員全員がコミュニケーションを深め真のチーム医療を実践する 2.他の医療機関との連携を大切にし、紹介された患者に対して責任を持つ 3.質の高い医療と満足できる情報を提供する 4.最新の医療技術、医療知識を導入する 5.日高病院への貢献を重んじる職員を増やし、日高病院の文化をともにつくりあげる 6.仕事に対しての強い倫理観を持ち、地域医療に貢献する職員を大切にする 7.医師がリーダーシップを発揮する 8.病院職員にふさわしい服装、品位、能力を身につける
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