*竹田市感染症情報(竹田市独自集計)* 平成27年第49週(11月30日~12月6日) ●感染性胃腸炎の県内での定点医療機関あたりの発生率が警報開始基準値を超えました。 感染性胃腸炎の竹田市の報告患者数は11人と前週より減やや増加しています。県内の定点当たり報告数は 「20.22」と前週(14.78)より 増加しています。大分県の定点当たり報告数は全国でも高く、注意が必要です。 手洗いの励行、糞便・吐物の適切な処理などを徹底し、感染を防止しましょう。 感染性胃腸炎とは、主にウイルス(ノロウイルス・ロタウイルス等)などの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。 ・症状:1~2日間の潜伏期間を経て、嘔気・嘔吐、下痢・腹痛、37℃台の発熱がみられます(個人差あり) 。 ・感染経路:ウイルスが人の手などを介して、口に入ったときに感染する可能性があります。(経口感染)ノロウイルスによる感染性 胃腸炎は、ヒトからヒトへの感染と、汚染した食品※を介しておこる食中毒に分けられます。 ※ノロウイルスを内臓に取り込んだ カキやシジミなどの二枚貝を、生または不十分な加熱処理で食べた場合。 ・治療:特別な治療法はなく、対処療法(つらい症状を軽減するための処置)が行われます。水分補給や安静に努め、回復期には 消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。 ●インフルエンザに注意しましょう。 ・インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。せき、鼻水、のどの痛みだけでなく、全身の倦怠 感や関節の痛みがあるのが特徴です。また、症状が急激に悪化し、風邪よりも高熱(38℃以上の発熱)が出ます。具合が悪い場合 には我慢しないで早めに医療機関を受診しましょう。 ・流行前にワクチン接種を受けることで発病予防だけでなく、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限 にとどめることが期待できます。インフルエンザワクチンの接種について(大分県) http://www.pref.oita.jp/soshiki/12200/influ.html ●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者数が増加しています。 (第49週) (調査医療機関8か所の総患者数) ヘ ル パ ン ギ ナ ) 麻 し ん 風 し ん 全 数 報 告 全 数 報 告 ) マ イ コ プ ラ ズ マ 肺 炎 ) リ ン ゴ 病 流 行お 性た 耳ふ 下く か 腺ぜ 炎 ( 百 日 咳 ( 突 発 性 発 疹 ( 伝 染 性 紅 斑 ー み ず ぼ う そ う 手 足 口 病 ) B型 不明 水 痘 ) ル 熱 感 染 性 胃 腸 炎 ( プ A咽 群頭 溶炎 血 性 レ ン サ 球 菌 ( 咽 頭 結 膜 熱 ) A型 R S ウ イ ル ス 感 染 症 (ー イ ン フ ル エ ン ザ 疾 患 名 年 齢 0歳 1 1~3歳 1 1 4~6歳 3 7~9歳 3 10~14歳 2 2 1 1 15~19歳 20歳以上 8 今週 70歳以上 (再掲) 1 9 11 4 2 10 1 1 1 感染性胃腸炎 50 ( ) 人 1 . 前週 総 患 者 数 1 2013年 45 2014年 40 2015年 35 30 25 20 15 10 5 49週 0 1 3 1月 5 7 2月 9 11 3月 13 15 4月 17 19 21 5月 23 25 6月 27 29 7月 31 33 35 8月 37 9月 39 41 43 10月 お問い合わせ:大分県豊肥保健所 45 47 11月 49 51 53 週 12月 電話(0974)22-0162
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