20150519 各位 山下、ライフル男子でリオ五輪出場権獲得 (公社)日本ライフル射撃協会事務局 ℡03-3481-2389 アメリカ合衆国フォートベニングで、5月12日から開催中の国際射撃連盟ワールドカ ップ2015フォートベニング大会最終日(現地時間18日午前9時)に行われた50メ ートルライフル男子三姿勢120発競技で、日本の山下敏和選手(自衛隊体育学校所属、 38歳、中央大学卒、徳島県出身)が、自己の持つ日本記録にあと1点に迫る1176点 の好成績で本選4位でファイナルに進み、ファイナルでは6位入賞となりましたが、決勝 に進出した五輪出場権獲得資格のある選手の上位2名に入り、リオ五輪の日本の出場権を 射撃競技の第1号として獲得しました。山下選手本人のリオ五輪出場については、201 6年のナショナルチーム選手としての資格が確定する本年11月の協会理事会で内定する 見込みです。 山下選手のコメント 「前日の予選では、膝射と伏射が良かったのに、立射が悪かったので、これを反省して立 射では、撃ったあともしっかりフォロースルー(銃を動かさずに撃った状態を1、2秒 保持すること)をするようにしました。伏射が終わった時点で、自分の順位を見に行こ うとしたら、監督から「自分の撃った点数を見ても何も変わらないから、次の立射に集 中して撃ってこい」と言われて、順位が分からないまま、立射に集中しました。これが 良かったのだと思います。それと、今日の試合前に、トレーナーさんに目と首のマッサ ージを受けて、疲れていると狙っている時にすぐ目がぼやけるんですが、それがなくな ってしっかり狙えたのも大きいと思い感謝しています。」 ライフル射撃のリオ五輪出場権予選は、今後5月末のワールドカップミュンヘン大会、 6月のワールドカップガバラ大会、さらに11月のクゥエートでのアジア選手権で争われ ます。 以上
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