5 親子関係

5 親子関係
1)親子関係
「家族との
「家族との関係が良好である」と回答した者の割合は、4か国とも9割前後と高い。
生活に満足している」も、日中韓では8割以上、米国では8割の高い肯定率である。一方、
「親の
期待にプレッシャーを感じる」では、米国と中国は6割を超えているが、日本は3割と低い。
親子関係を見るために、
「家族との関係が良好である」など6項目を挙げ、それぞれに「とても
そう思う」
「まあそう思う」
「あまりそう思わない」
「全くそう思わない」の4段階で答えてもらっ
ている。図 5-1~図 5-6 はその結果を示したものである(無回答があるため、合計は 100%にな
らない。以下も同じ)。
「家族との関係が良好である」について、
「とてもそう思う」と答えた割合が、中国は6割強に
達し、4か国中最も高い。次いで米国 54.4%、韓国 45.0%、日本 40.2%の順となっている。
「ま
あそう思う」まで加えると、中国 95.6%、韓国 91.5%、日本 89.5%、米国 87.0%となっている(図
5-1)
。
とてもそう思う
まあそう思う
あまりそう思わない
40.2
日本
韓国
20%
3.7
35.0
3.5
46.5
45.0
0%
8.2
32.6
60.6
中国
40%
1.8
8.6
49.3
54.4
米国
全くそう思わない
60%
1.4
7.1
80%
0.8
100%
図5-1 家族との関係が良好である
「親(保護者)は私のことを理解している」では、「とてもそう思う」と回答した者の割合が、
4か国とも3割台となっているが、
「まあそう思う」を合わせると、日本、中国、韓国は8割を超
えたが、米国は7割に止まっている(図 5-2)。
とてもそう思う
まあそう思う
あまりそう思わない
31.0
日本
35.5
37.5
中国
韓国
0%
20%
48.0
40%
10.6
17.2
45.0
33.6
60%
図5-2 親(保護者)は私のことを理解している
20
20
3.1
14.1
51.7
35.4
米国
全くそう思わない
80%
14.6
2.9
15.8
2.6
100%
「家族との生活に満足している」では、
「とてもそう思う」と回答した者の割合が、米国と中国
は5割強で、日本と韓国は4割弱である。
「まあそう思う」まで加えると、中国 91.4%、韓国 86.0%、
日本 84.8%に対し、米国は 79.8%と、他の3か国に比べてやや低い(図 5-3)。
とてもそう思う
まあそう思う
あまりそう思わない
39.4
日本
50.4
中国
51.0
29.4
0%
5.3
13.8
46.8
20%
40%
1.7
6.2
40.4
39.2
3.4
11.8
45.4
米国
韓国
全くそう思わない
2.7
11.3
60%
80%
100%
図5-3 家族との生活に満足している
「親(保護者)を尊敬している」では、
「とてもそう思う」と回答した割合が、米国は 7 割強で、
突出して高い。これに対し、日本は4割弱と、4か国中では最も低い。
「まあそう思う」を合わせ
ると、中国 95.8%、米国 92.2%、韓国 87.6%、日本は 82.9%となっている(図 5-4)
。
とてもそう思う
まあそう思う
あまりそう思わない
37.1
日本
全くそう思わない
45.8
70.9
米国
21.3
59.7
中国
韓国
2.9
43.0
20%
40%
1.9
4.7
36.1
44.6
0%
3.7
13.2
10.4
60%
80%
0.5
2.0
100%
図5-4 親(保護者)を尊敬している
「家にいると落ち着く」では、
「とてもそう思う」の割合が、4か国とも約5割を占め、各国に
大きな差はみられない(図 5-5)。
とてもそう思う
まあそう思う
日本
51.8
米国
51.8
中国
52.8
韓国
あまりそう思わない
20%
9.5
35.5
40%
60%
図5-5 家にいると落ち着く
21
21
3.1
5.1
13.5
28.5
51.9
0%
全くそう思わない
35.4
9.1
1.9
36.4
9.4
2.2
80%
100%
「親の期待にプレッシャーを感じる」では、
「とてもそう思う」と「まあそう思う」と回答した
割合の合計をみると、中国 63.6%、米国 62.0%、韓国 52.2%に対し、日本は 29.5%と最も少な
くなっている(図 5-6)
。
とてもそう思う
8.4
日本
まあそう思う
21.1
韓国
28.2
38.2
20%
15.1
21.8
41.6
14.0
0%
28.6
33.5
22.0
中国
全くそう思わない
41.8
28.5
米国
あまりそう思わない
12.2
35.6
40%
60%
7.3
80%
100%
図5-6 親の期待にプレッシャーを感じる
2)親の老後の世話について
「どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい」という割合は、中国が9割弱で、突出して
高い。米国と韓国は5割台であり、日本は4割を切っている。
調査では、
「親が高齢となり、あなたが世話をすることになった場合、どのようにしますか」と
尋ねている。図 5-7 はその結果を示したものである。これをみると、
「どんなことをしてでも自
分で親の世話をしたい」と回答した者の割合が、中国は9割弱に達しており、米国と韓国は5割
台である。これに対し、日本は4割を切っている。一方、
「経済的な支援をするが、世話は家族や
他人に頼みたい」と回答した者の割合が、日本は2割強で、米国がそれに続き、中国と韓国では
1割未満の低い数値である。また、韓国では、4人に1人が「親自身の力にまかせる」と回答し、
他の3か国と大きな差がみられた。なお、日本では、3割強の高校生が「わからない」と回答し
ている。
22
22
37.9
どんなことをしてでも自分で親の世話をしたい
51.9
87.7
57.2
経済的な支援をするが、世話は家族や他人に頼みたい
21.3
19.3
6.3
7.3
3.7
2.7
0.4
親自身の力にまかせる
日本
26.5
米国
わからない
17.2
2.9
7.7
31.5
中国
韓国
5.1
8.1
1.7
1.1
その他
0%
20%
40%
60%
80%
図5-7 親が高齢となり、あなたが世話をすることになった場合、どのようにしますか
23
23
100%