4 人権の尊重と良好な職場環境の構築 毎年7月・8月は 「労働安全衛生推進期間」 として基本ルール 当協会では、従業員一人ひとりが地域社会の一員として社会 の定着と安全確保、安全運転の徹底ならびに夏季の熱中症対 貢献活動へ自主的に参加することを支援する目的で、ボラン 策の推進への取り組みを強化しています。 ティア休暇を導入しています。 各支店では7月初旬に 「労働安全衛生大会」 を開催し、外部講 様々なステークホルダーとの コミュニケーション コーポレート・ガバナンスの充実 内部統制の組織 従業員への教育研修の提供 ふれあい月間を通じてのコミュニケーション 電気保安の確保を中心としたお客さまサービスの提供と、電 11月、 12月の2か月間をふれあい月間とし” お聞かせくださ 関する重要事項を決議する 「理事会」 により、事業運営に関する 感の醸成に努めています。 気使用安全の普及活動を通じて、 お客さまの電気安全を第一と い皆さまの声 「まごころ」 こめて応えます” をキャッチフレーズと 事項を定めています。 して 「安全・安心・快適」 に電気を使える社会に貢献するために し、 よりコミュニケーションを深めるよう努力いたしました。 評議員会は、当協会外部の学識経験者や電気保安関係者等 は、当協会のすべての従業員が自ら成長し、高いモラルを持っ 月間中は、日頃のご愛顧、 ご協力に感謝するとともに、意見・ で構成しており、業務を公正に遂行していく上で重要な役割を て業務を遂行していくことが求められます。 要望・ニーズをお聞きし誠意を持ってお応えすることで信頼関 担っています。 これまで、従業員の知識・技能の向上はもとより、一般教養や 係の向上に努めました。 コンプライアンスの精神も包括した教育研修を実施し、専門分 また、電気保安を通じて、地域社会に貢献する活動として、神 野や能力段階に応じた総合的な教育研修を充実させてきまし 社仏閣公共施設等の特別点検や地域のイベントへの参加、職 た。昨年12月技術研修センターから研修部となり、教育研修プ 業体験学習に協力、事業所周辺の清掃活動等、地域社会との関 ログラムを見直し、役職者・期中採用者の教育研修を強化して わりを深めました。 務制度を整えています。 高齢者の雇用制度の充実 当協会においては、60歳以降の方の雇用促進について積極 理事会 監事監査 (監事) 内部監査 (品質保証室) 中採用者研修に取り入れています。研修後のフォローとして研 修部員による現場OJTを実施して更なる充実を図っています。 理事長 各業務執行部門 各種委員会 本店各部 CSR推進委員会 支店 コンプライアンスについては、電気保安4法・建設業法・労働 ※コーポレート・ガバナンス: 企業統治・企業の活動を監視するしくみをいう。 安全衛生法等々、保安協会業務に関連する法律、省令、告示等 の内容に関して教育研修の中で周知徹底しています。また、自 評議員会 監査による内部統制の強化 奨励しています。 ■監事監査 個人情報保護委員会 IT推進委員会 その他委員会 監事は、当協会の事業運営が法令等に違反しないように、事 60歳からの雇用制度として 「シニアスタッフ・嘱託・特別嘱託」 業運営に関する内部統制の状況が機能しているか、監事監査を の雇用メニューを設け、 一人ひとりのライフスタイルに応じた雇 ふれあい 月間ポスター 用形態を選択できるようにしています。 行っています。 また、必要がある場合には、事業運営の効率化等について助 タッフ」 として、その豊富な経験を生かし、調査業務や保安業務 社内報は、協会の経営方針など仕事に必要な情報をタイム 上に資するよう努めています。 で活躍してもらっています。 リーに伝えるとともに、 意識改革のきっかけとなる知識や従業員 さらに、内部監査部門や公認会計士と連携のうえ、業務監査 の経験・考えなどの共有および従業員間のコミュニケーション活 と会計監査を行い、その結果を監査報告書として理事会に報告 性化を目的に全員参加型の誌面を目指して刊行しております。 しています。 また、元気で明るい職場づくりの一助とすることも重要な目 ■内部監査 的としています。 内部監査の組織として、業務執行部署から独立した品質保証 またOBの方で、様々な雇用形態で協会業務に活躍していた だく 「達人の会」 制度も運用しています。 (2015年3月末現在での60歳以上の従業員数357人) 育児・介護への支援 一般教養 本店集合教育研修実績 (平成26年度) 一般研修 (実務に直結した能力の向上) :460人 技術教育 (お客さまニーズに応える技術力向上) :356人 当協会では、ライフワークバランスに沿った仕事と家庭の両 外部研修 (外部機関が実施する研修等に参加) :3人 立を支援するため、育児・介護休業制度(含む勤務時間の短縮) 通信講座 (従業員の自己啓発を奨励) :39人 社内報 「e-関西」 言を行うことにより、協会の健全な事業運営と社会的信頼の向 透明性の高い事業活動 透明性の高い事業活動 社内報による従業員への情報提供 5 5 さらに65歳以降の方についても 「嘱託・特別嘱託・サポートス 人権の尊重と 良好な職場環境の構築 人権の尊重と 良好な職場環境の構築 的な取り組みを行ってきました。 4 4 己研鑽の一助として、通信研修講座を開講し自己の能力開発を リスク管理委員会 地域社会への貢献 地域社会への貢献 従業員一人ひとりのライフスタイルに応じた雇用制度や勤 コーポレート・ガバナンス実施体制 3 3 働きやすい 職 場づくりの 推 進 います。また、モラルアップを目的とした研修を定期採用者、期 環境問題への取り組み 環境問題への取り組み 救急訓練 当協会は、最高の意思決定機関である 「評議員会」 と、運営に 2 2 師による交通安全講話、看護師によるメンタルヘルス研修およ び消防署による救急訓練等により、安全衛生意識の高揚・連帯 安全衛生大会 高品質なサービスの提供 高品質なサービスの提供 社会貢献活動への支援 透明性の高い事業活動 1 1 労働安全衛生推進期間の取り組み 5 Corporate Social Responsibility Report 室にて、社内ルールが適正であるかの確認と業務運営において 確実に守られているかを点検評価し、監査結果を理事長に報告 しています。 各部署は、報告結果を踏まえ、必要な業務改善を実施し、 適正 2014年度は、育児休業および短時間勤務を14人が利用しま な業務運営に努めています。 6 6 及び休暇制度の充実を図っています。 コンプライアンスの徹底 コンプライアンスの徹底 した。 障がい者雇用の推進 当協会は、障がいのある方の自立と社会参加をねらいとし て、 障がい者雇用の推進に努めてきました。 各種測定試験実習 19 Corporate Social Responsibility Report 秋号 冬号 Corporate Social Responsibility Report 20
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