日本の伝統文化を知るためのブックリスト ~先生の

小学校5年生向け
日本の伝統文化を知るためのブックリスト ~先生の授業の参考に~
この度は、図書館の団体貸出しをご利用いただき、ありがとうございます。先生が授業をされる
際にお役に立てればと、何冊かの本を紹介するブックリストを作りました。授業の導入に使える
本や、授業で興味を持ったらもっと詳しく知識を広げていけるヒントになる本など、いろいろな
種類の本を紹介しています。ぜひ、ご活用いただければ幸いです。
『和菓子のほん』
中山圭子 文 阿部真由美 絵 福音館書店
和菓子は季節の移り変わりを表し、名前もとても素敵なものがつけられてい
て、日本人の美を感じる心がつまっています。授業の導入に紹介すれば、
「おいしそう~!」と興味をもってもらえるでしょう。
『はじめての茶道1 茶の湯をはじめよう』
秋山滋・文 田沢梨枝子・絵 汐文社
和菓子とセットのお茶。日本人の私たちでさえ普段はあまり馴染みのない茶
道について、作法や歴史などをシリーズで紹介しています。
『あるいて知ろう!歴史にんげん物語6 千利休と戦国武将』
藤森陽子・文 フレーベル館
茶道といえば千利休。利休がどのようにして茶道を芸術的なものにしていっ
たのか、またその時代の戦国武将たちとどのように関わっていたのかなど、
授業から派生した興味に応えてくれる本です。
『調べてみよう!日本の職人 伝統のワザ2 器の職人』
学研教育出版
陶器や漆器、ガラスなど、日本には素晴らしい職人の技がいたる所に見られ
ます。どんな技が使われているのか、作る人にスポットをあてて紹介してい
ます。
『「物づくり」に見る日本人の歴史1 日本人は木で何をつくってきたか』 監修 西ヶ谷恭弘 あすなろ書房
大昔から日本では、ほとんどの建築物を木で作っていました。この本は、物
づくりを歴史の方向から紹介しています。木のほかに、シリーズで水・鉄・
石があります。
『絵本 大相撲』 小島貞二:相撲甚句 三宅充:文 アリス館
テレビで一度は見たことのある人も多い相撲。迫力のある浮世絵と相撲甚句
で、相撲の用語や江戸時代の人気力士を紹介しています。後ろのページに
は、簡単な歴史やよく使われる決まり手なども解説しています。
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