図書館だより 5月号

東中学校
★読書通帳をつけよう
図書館だより
No.2
5
月
日に日に緑が濃くなり、日差しにはそろそろ夏の到来を感じる頃となりました。学
校生活では「修学旅行」「ワクワクひがし」「宿泊研修」と、4月から続いた大きな行
事を終えたものの、部活動では東部総体が間近に迫り、息つく暇もなさそうですね。
そんな忙しい毎日だからこそ、朝の10分間の読書タイムを大切にしてください。
1日を心静かに始められるだけでも、きっとその日の集中力が違ってきます。普段はし
忙しくて読書の時間を持てない人でも、朝のこの10分間に心にピタッとはまる文章に
出会えるかもしれません。
今日1日を気持ちよく始められる本をさがしに、図書館にきてください!
《読書通帳とは読んだ本を記録して、心に素敵な貯金をしてもらうものです。》
東中4原則のひとつ「読書」。本を読むことは、みなさん
の視野を広げ、知識を深め、心を豊かにします。ただそれ
は目には見えません。でも確かに読んだ本の数だけ、あな
たの中には何かが残っていきます。そんな見えない読書が
記録をつけることで、もっと楽しくなります。東中校区で
は全小中学生にこの読書通帳を配布することになりました。
貯金箱にお金を貯めていくように、楽しみながら記帳して
いってください。
★第 61 回青少年読書感想文全国コンクール★
~読んで世界を広げる・書いて世界をつくる~
来てね
◇課題図書(中学校)
『夏の朝』
★4.5月の図書委員会イベント
給食時間に2、3年生図書委員による「詩の朗読」を放送で流しました。楽しんで
いただけたでしょうか。気持ちの良い音楽と素敵な詩がみなさんに届きましたか。
「いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。いい詩はまた、生きと
し生けるものへのいとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。どこの国でも
詩は、その国のことばの花々です。」
(『詩のこころを読む』茨木のり子著 岩波書店より)
あなたの心を解き放つ一篇の詩をさがしてみましょう。
本田昌子
著(福音館書店)
祖父の一周忌。取り壊されると決まったその家で莉子は不
思議な経験をする。庭の蓮が花開くとき、時の扉が開く。
夏の5日間の幻想的で不思議な物語。
『ブロード街の 12 日間』
デボラ・ホプキンソン
著(あすなろ書房)
ビクトリア女王時代のロンドンで人々を襲った『青い恐
怖』。すさまじい勢いで広がる恐怖の病コレラの真実に迫
るためスノウ博士と助手の少年イールが奔走する。
朗読した詩
「これから」(川崎 洋)
「今日からはじまる」(高丸とも子)
「いま始まる新しいいま」(川崎 洋)
「朝」(水内喜久雄)
「かっこう」(金子光晴)
「友達」(ビートたけし)
「わたしのともだち」(木野ゆり)
「美しく自分を染めあげてください」(サトウハチロー)
『うなぎ 一億年の謎を追う』
塚本勝巳 著 (学研教育出版)
絶滅の危機にあるウナギの生態に迫る科学ノンフィクシ
ョン。著者はウナギ研究40年の「世界のウナギ博士」。
◇読書感想文に挑戦してみませんか。対象図書は上記の課題図書以外でもかまいません。
読書を深めて、その内容と心情に思いをめぐらせ、自分の言葉で表現してみましょう。