まんがで見る共済年金 退職共済年金の支給開始年齢の引き上げと繰上げ支給 給 げ げ 給 退職 職 共済 共済年 済年 支 開 年 引 き 支給 退 年金 金の 始 齢の き上 上 げと と繰上 繰上 上 げ 給 共済年金 共 支給開始年齢 支 年齢 の 退職 職共 済年 済年 の支 の 支給開始年 支給開 給開 給 開始 始年 の引 引 引き上げ 上げ 繰上 上げ げ支 支給 支 退職共済年金の支給開始年齢が引き上げられます 退職共済年金は、原則として65歳から支給されることになっていますが、一定の条件を満たせば、65歳未満 でも生年月日に応じた「特例による退職共済年金」が支給されます。「特例による退職共済年金」は従来60歳か ら支給されることとなっていましたが、下表のとおり支給開始年齢が引き上げられています。 特例による退職共済年金 (老齢厚生年金) 特例による老齢厚生年金 老齢厚生年金 老齢厚生年金 老齢厚生年金 特例による老齢厚生年金 老齢厚生年金 特例による老齢厚生年金 老齢厚生年金 ※1 特定消防組合員とは、消防司令以下の消防職員であった方で、組合員期間等が25年以上(生年月日による経過措置 あり)あり、かつ、退職時または受給権発生時点まで引き続き20年以上当該消防職員として在職していた組合員を いいます。 なお、特定消防組合員の支給開始年齢の引き上げについては、特例により一般組合員に比べ6年遅れで実施されて います。 ※2 加給年金額は一定の支給要件を満たした配偶者や子のある方に加算されるものです。 (注)平成27年10月1日以降は被用者年金制度の一元化により共済年金は厚生年金に統一されますが、支給開始年齢に 変更はありません。 24 共済だより 2015.8.August No.603 退職共済年金を繰上げて受給することができます 昭和28年4月2日∼昭和36年4月1日生まれ 60歳から支給開始年齢になるまでに、 特例による退職共済年金と併せて老 齢基礎年金を同時に繰上げて受給す ることとなります。 昭和36年4月2 日以降生まれ 60歳から65歳になるまでに、退職共 済年金と併せて老齢基礎年金を同時 に繰上げて受給することとなります。 62 計算してみよう! 60 (退職共済年金の額を 1,000,000 円、老齢基礎年金の額を 780,100 円とした場合) 60歳 62歳 65歳 24 780,100円 880,000 780,100 880,000円 2 24 780,100 880,000円 546,100円 繰上げ請求する 場合の注意点 62 546,100 ・一度請求すると変更することができません。また、生涯減額されたまま支給されます。 ・請求後は、事後重症による障害共済(基礎)年金や、退職共済年金の特例等が受けられません。 ・加給年金額は、繰り上げ支給の対象となりません。 ・遺族共済(厚生)年金が支給されると、受給中の退職共済年金や老齢基礎年金は 65 歳になるまで 支給停止となります。 ・在職中に繰上げ請求を行うと、退職共済年金は原則支給停止となります。 (在職中の繰上げ請求は、事前に本組合へご相談ください。) お問い合わせ先 年金課 ☎ 048-822-3307 共済だより 25 2015.8.August No.603
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