3 事業報告書 事 業 報 告 書 平成26年度 (平成26年4月1日から平成27年3月31日まで) (1) 農作物共済関係 (引 受) 項目 区分 水 稲 陸 稲 組 合 員 数 引 受 面 積 引 受 収 量 共 済 掛 金 徴収額(A) 共 済 金 額 納入保険料 (B) 人 a kg 円 円 円 8,242 538,985.5 18,586,096 3,614,598,412 0 0 0 0 0 0 交付金 (C) 手持共済掛金 (A)-(B)+(C) 円 27,058,685 13,312,149 円 13,746,536 0 0 26年産 実 10 延 10 676.4 7,962 195,699 10,253 6,560 3,693 27年産 実 11 延 12 947.7 11,057 218,302 11,565 7,400 4,165 麦 (被 害) 項 目 区 分 被 害 組 合 員 数 共 済 減 収 量 共 済 共済金 共済金額 金 人 kg 円 1,323 509,040 99,236,136 2.7 稲 0 0 0 0.0 麦 ( 2 6 年 産 ) 5 1,717 33,689 17.2 1,328 510,757 99,269,825 水 稲 陸 計 % 【被害の概況】 水 稲 (早 期) 作況は、登熟後期の7月中下旬が高温・多照で推移したことと、台風や雨の影響で刈取りが遅くなって登熟が進んだことから平年に 比べ良となった。 被害は、7月初めの出穂期に台風8号の暴風雨により籾ずれを起こし黒くなった穂が多数見受けられたが、大きな減収とはならな かった。しかし、収穫期にスズメによる食害が発生した。 (普通期) 穂数は、田植え後から7月中旬までの低温と日照不足で初期生育が遅れたことに加えて、8月も日照不足が続いたことから無効茎 が多くなり、平年に比べてやや少なくなった。また、1穂当りの籾数も8月の幼穂形成期から減数分裂期の多雨・日照不足で、穂数が 少ないことによる補償作用も十分働かなかったことから平年に比べてやや少なくなった。 8月から登熟期にかけて日照不足が続いたことに加え、度重なる台風による倒伏や収穫期頃からウンカやいもち病等の病害虫が拡 散して不稔籾の増加や粒の肥大不足となり、登熟は圃場間のばらつきが多くなった。 被害は、田植え後から7月中旬までと8・9月の低温・日照不足により区域内全域において、いもち病が発生し甚大な被害となった。 また、収穫期に入り全域で坪枯れの圃場が散見され、特に姶良市・霧島市国分で多発し被害が大きくなった。台風19号の暴風雨に より全域において倒伏の被害が発生、また、中山間部において猪・鹿等による獣害が多発し、収穫皆無の圃場もあった。この結果、伊 佐・姶良地域の作況指数は93の「不良」となった。 発芽後、雨が多く分けつ不足および生育不良となった。さらに2月の長雨により土壌湿潤害による生育不良の圃場が多く発生した。 麦 【評価の概況】 水 稲 (早 期) (普通期) 麦 組合評価による悉皆調査を行い、実測により10筆の抜取調査を行った。 各地区ごとに組合評価班を編成し悉皆調査を行った。 各組合評価班ごとに実測により10筆以上の抜取評価を実施し、各評価班間の均衡を図った。 収穫皆無の圃場については、組合と連合会で全筆について、現地確認調査を行った。 組合評価班による全筆実測調査を行った。 (支 払) 項 目 区 分 水 稲 (早期) (普通) 麦 (26年産) 計 共 支 払 期 日 12 月 19 日 11 月 27 日 実 支 払 共 済 金 済 支 払 財 法定積立金 特別積立金 手持掛金充当額 充 当 額 充 当 額 保 険 金 金 源 実支払 共済金 共済金 その他 円 円 円 円 円 円 99,236,136 33,689 99,269,825 36,884,313 24,236 36,908,549 13,746,536 3,693 13,750,229 0 5,760 5,760 48,605,287 0 48,605,287 0 0 0 % 100 100 (損害防止状況) 各地区、市町の技連会等を通じて病虫害の適期防除の指導に努め、航空防除や共同防除に対して薬剤費の一部助成金を交付した。 また、有害鳥獣捕獲に対する助成金を捕獲頭数に応じて各地区猟友会に交付した。
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