平成27年度第2回手稲警察署協議会議事概要

平 成 27年 度 第 2 回 手 稲 警 察 署 協 議 会 議 事 概 要
開 催 日 時
平 成 27年 8 月 28日 ( 金 ) 午 後 4 時 00分 か ら 午 後 5 時 5 分 ま で
開 催 場 所
手稲警察署 3階大会議室
協議会委員
会 長
副会長
委 員
出
席
者
齊 藤
山 縣
本 間
服 部
三田村
荒 木
平 野
晋
次 枝
芳 明
千 尋
保
純 子
みゆき
警
署 長
副署長
刑生官
地交官
各課長
事務局
開会
2
委嘱状交付
署
石 川 昭 弘
中 村 英 俊
片 山 和 志
稗 田
亨
能 戸警務課長
武 井生活安全課長
寺 岡交通第一課長
警務係長
7 名( 定 員 9 名 )
1
察
8名
欠員に伴い本間芳明氏を新たに委嘱
3
手稲警察署協議会会長挨拶
4
手稲警察署長挨拶
5
巡回連絡スキルアップ競技会優勝者による巡回連絡の模擬演技
6
協議事項
⑴
副会長選出
前副会長の転勤に伴い、後任として委員に委嘱した本間芳明手稲区市民部長を
新たに選出
⑵
業務推進状況について配布資料により説明
ア 犯 罪 の 発 生 状 況 等 ( 平 成 27年 7 月 末 現 在 )
(ア) 全 道 の 刑 法 犯 の 発 生 状 況 、 検 挙 状 況 と 当 署 と の 比 較
(イ) 重 点 犯 罪 の 発 生 状 況 と 札 幌 市 内 他 署 と の 比 較
(ウ) 特 殊 詐 欺 発 生 状 況 と 手 口 説 明 【 諮 問 事 項 】
イ 当 署 管 内 の 下 半 期 交 通 事 故 実 態 等 ( 過 去 3 か 年 、 平 成 24年 ~ 平 成 26年 )
(ア) 月 別 、 時 間 別 、 曜 日 別 、 地 形 ・ 道 路 形 状 別 、 事 故 類 型 別 、 第 1 当 事 者 年 齢
別 、事 故 原 因 別 の 発 生 分 析( 過 去 3 か 年 、平 成 24年 ~ 平 成 26年 )【 諮 問 事 項 】
(イ) 速 度 取 締 指 針 の 策 定 に よ る 取 締 管 理
(ウ) 自 転 車 事 故 の 発 生 分 析 と 安 全 利 用 に 向 け た 取 組 【 諮 問 事 項 】
⑶
質疑
【委員からの意見】
○ 私自身が自転車による当て逃げ被害を受けて思ったことですが、自転車利
用者に車道走行が定着するように啓発活動を継続してほしい。
また、自転車が軽車両という認識が定着していないためか、運転中の自転
車が歩車分離の信号機交差点で、歩行者と一緒に横断したり、車両として横
断したりと常時往来を続け、危険と感じることがあるので、自転車利用者の
マナー向上に向けた取組も継続してほしい。
【委員からの意見】
○ 自転車利用者が横断歩道を通行するとき、自転車から降りて横断しなくて
はならないが、自転車を降りて横断する人をあまり見かけない。
降車することを促す注意書きを設置してはどうか。
【警察の説明】
○ 注意書きについては、道路構造物として設置することはできません。
自転車は、原則、車道を走行しなければならないので、横断歩道を横断す
るのではなく、車両と一緒に車道を横断しなければなりません。
また、自転車横断帯がある場合は、自転車横断帯を横断してもらうことに
なります。
今後も学生に対する交通安全教育等を通じて、横断歩道の横断方法の交通
法規が定着するように啓発を継続していきます。
【委員からの意見】
○ 6月の道路交通法の改正を受け、自転車利用のマナーについて講話をする
機会があり、そこで感じたのが、自転車利用のマナーは、自転車利用者だけ
でなく、歩行者や車の運転手についても理解を深める必要がある。
具 体 的 に は 、自 転 車 が 車 道 を 走 行 す れ ば 、車 か ら ク ラ ク シ ョ ン を 鳴 ら さ れ 、
歩道を走行すれば歩行者から邪魔くさいと言われることがある。
今まで、自転車利用のマナーは、自転車利用者に対してのみ啓発活動を行
っていれば良いと思っていたが、これを受けて、道路を使用するみんなが共
通 し た 認 識 を 持 つ 必 要 が あ る と 感 じ た の で 、啓 発 活 動 の 参 考 と し て 頂 き た い 。
【委員からの意見】
○ 犯罪の発生状況等について資料がわかりやすくできており、また、犯罪の
抑止対策についても発生分析に基づいており感心させられる。
管内学校の学生別の犯罪被害状況等についても分析して教えていただける
と被害抑止に活かせるので検討願いたい。
○ 学生等の自転車運転方法は、本来あるべき運転方法と乖離していると感じ
られる。
学生等の交通安全教室でも、運転免許更新時講習に使用されている安全運
転自己判断等を自転車利用者用に内容を変更して活用してみてはどうか。
新たな教材等があれば、積極的に活用していきたい。
【委員からの意見】
○ 郵便局では、先日発生した特殊詐欺被害を未然に防ぐことができなかった
ことについて、責任を感じており、重く受けとめております。
高額引出があれば、警察官に臨場してもらい、用途等を確認してもらって
いるところではありますが、当該被害者は、平素から高額な取引をされてい
る方で、当該局員も高額引出を不審と感じなかったようです。
最近は、振り込みや郵送による被害ではなく、引出後の手交による被害が
多いと聞きますが、手稲区内の被害傾向はどうなのか、今後の参考としたい
のでお伺いしたい。
【警察の説明】
○ 手稲区内でも、犯人グループが自宅に訪れて現金を手交するという被害が
あり、これは全道的、全国的に多いです。
犯行手口に流行り廃りのようなものがあって、手交型の被害防止の啓発活
動 を 行 う と 、振 り 込 み 型 の 犯 行 が 発 生 す る な ど 、次 々 に 手 口 を 変 え て き ま す 。
最近では、金融機関に対する言い訳を事前に教示する手口があります。
具体的に申しますと、前段に自動車ディーラーで無料配布されているパン
フレットなどをもらうように指示して、その後、金融機関の窓口で高額引出
をする際に窓口職員にパンフレットを見せて車を買うと説明するように指示
するものがあります。
金 融 機 関 の 方 々 も 判 断 に 迷 う こ と が 多 い と 思 い ま す が 、何 か あ り ま し た ら 、
気兼ねなく警察に通報していただきたいと思います。
⑷
次回諮問事項
○ 犯罪及び交通事故の発生状況
追加の諮問事項の有無は、次回開催案内の際、各委員に確認して決定する。