平成27年度 さいたま市立 和土小学校 小学校の学習は、これから大人になって自立していくための基礎となるものです。特に、「読むこと」「書くこと」「計算すること」は、どんな夢を持つにしても必要になる「生き る力」そのものと言えるでしょう。しかし、さらに大切な、基礎中の基礎があります。それは、「机に向かう習慣を身につけること」です。これは、「いやなことを先にする」「努力を 長く続ける」ということにつながり、生涯にわたって人が成長するもととなるものです。この手引きをよく目にする場所に貼っていただき、お子様の学力向上にお役立てください。 1 家庭での学習を習慣化させましょう 1年生は10分 2年生は20分 3年生は30分 4年生は40分 5年生は50分 6年生は60分 ◆学習時間は規則正しい生活から◆ ○早寝(低学年は夜8時台、高学年でも9時台) ○早起き ○朝食は必ずとる ○朝の排便 ○机に向かう時間を決める ○テレビやゲームは2時間以内 2 3 各学年で身につけたい力と習慣 《1年生でつけたい力・しゅうかん》 ◆学習時間のめやす◆ 学年 × 10分 意欲を高める時期 まず宿題を確実に終わらせましょう (1)音読 学校では毎日音読の宿題を出します。保護者の 方に聞いていただき、サインをお願いします。 (2)ドリルなど 授業の中で練習しきれなかったものを宿題とす ることが多いです。 (3)自主学習 「自学」「自主勉」など呼び方はいろいろあり ますが、自分で考えて学習に取り組みます。高学 年以降では、自分に必要な学習を自分で考えるこ と自体が大切な学習となります。 (4)読書・習字 どうしてもあきてしまったら、読書などでもか まいません。「机に向かう」習慣が大切です。 ○いえにかえったらすぐしゅくだい をする。 (がくどうほいくですぐしゅくだ いをする) ○学校からのおしらせをおうちの人 に見せる。 ○テレビをけして、ただしいしせい やえんぴつのもちかたをする。 ○つぎの日のもちものをじぶんでよ ういする。 《2年生でつけたい力・しゅうかん》 ○家に帰ったらすぐ宿だいをする。 (学どうほいくですぐ宿だいをす る) ○テレビをけして、正しいしせいや えんぴつのもちかたをする。 ○次の日の持ち物を自分でよういす る。 ○はやく、せいかくにできるように ねばり強くれんしゅうする。(九九 など) 《6年生でつけたい力・習慣》 ○決まった時刻につくえに向かい、 あきても60分間はすわっている。 ○テレビを消してつくえの上やまわ りをきれいにして進んで学習する。 ○次の日の持ち物を自分で用意する。 ○宿題が終わったら自分の学習に進 んで取り組む。(今日学んだことの 復習・苦手なところの特訓・自分 の興味関心にそった調べ学習など) 自 主性を期待する時期 学力向上は 机に向かう習慣から 《3年生でつけたい力・しゅうかん》 ○決まった時刻につくえに向かい、 あきても30分間はすわっている。 ○テレビをけして、つくえの上やま わりをきれいにして学習する。 ○次の日の持ち物を自分で用意する。 ○はやく、せいかくにできるように ねばり強く練習する。(特に漢字が 増えてくるので) 定着を期待する時期 《4年生でつけたい力・習慣》 《5年生でつけたい力・習慣》 ○決まった時刻につくえに向かい、 あきても50分間はすわっている。 ○テレビを消してつくえの上やまわ りをきれいにして進んで学習する。 ○次の日の持ち物を自分で用意する。 ○宿題が終わったら自分の学習に進 んで取り組む。(漢字ドリル・計算 ドリル・日記・教科書のまとめ・ 新聞要約など) ○決まった時刻につくえに向かい、 あきても40分間はすわっている。 ○テレビを消してつくえの上やまわ りをきれいにして進んで学習する。 ○次の日の持ち物を自分で用意する。 ○宿題が終わったら自分の学習に取 り組む。(漢字ドリル・計算ドリル ・ミニ作文・都道府県・観察など) 自覚を期待する時期 毎月23日は「ノーテレビ・ノーゲームデー」となっています。急にゼロにはできなくても、意識する機会にしてください。また、 家庭で書いていただく「和土小リーフレット」(ピンク色の紙)で、日々の生活を振り返るようにしてください。
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