~漢字ドリル・漢字デジドリルを活用した漢字指導~

「模擬授業案」 第 5 学年
フラッシュ型教材活用セミナー in 沖縄
~漢字ドリル・漢字デジドリルを活用した漢字指導~
恩納村立山田小中学校
1. 使用する教材 漢字ドリル、ドリルノート、漢字デジドリル、漢字のたしかめ:教育同人社
・くりかえし漢字ドリル(光村図書版 5年) ・漢字ドリルノート(光村図書版 5年)
・漢字デジドリル(光村図書版 5 年)
・漢字のたしかめ(光村図書版 5 年)
・漢字練習帳(150字)
・フラッシュ型教材(漢字の読み)
2. 使用するページ
・漢字ドリル 「新聞を読もう」 「効」
3. 展 開
学習活動
(1) フラッシュ型教材で読みの習熟
「漢字ドリル 11 文例・熟語の読み」を答える
(2) 漢字デジドリルを立ち上げる
漢字ドリルの紙面と同じ画面を拡大提示する。
一
日
の
漢
字
指
導
の
流
れ
家
庭
学
習
の
流
れ
漢
字
テ
ス
ト
(3) 漢字デジドリル⇒「効」の画面をクリック拡大提示する
①「音訓読み」
②「用例・熟語の読み」
③「意味の確認」
(4) 筆順アニメーションを活用した漢字指導
①空書き(1 回目)全て表示 速さ:ふつう
②1 回目の空書きの後、気をつける画数を確認
③空書き(2 回目)
「とめ、はね、はらう」
「筆順番号」0FF
④空書き(3 回目)全ての項目を OFF 速さ:はやい
⑤指書き(30 秒)隣の人に聞こえるくらいの声の大きさで、
筆順を唱えながら指書き
⑥なぞり書き(2 回)⇒ ⑦うつし書き(2 回)
*上記の流れで、毎日漢字 2 字ずつ指導 1 週間で漢字 10 字指導
(1)漢字ドリルノートで今日の習った新出漢字を練習
・漢字ドリルノート P12「効」を練習する。
①「効」を指書き 3 回 ②読み方(音訓読み)を書く
③ 画数を書く ④ 部首をなぞる ⑤「効」を 4 回 書く
(2)漢字練習帳(150 字)に既習漢字の練習をする。
・漢字ドリル 12「書く」のドリル②を見ながら、⑫、⑳を書く
(1)「漢字のたしかめ」を使い、1 週間に 1 回漢字テストを実施
・漢字のたしかめ4 「新聞を読もう」を実際に書いてみる
留意点
・漢字ドリルの用例文や熟語
をフラッシュ型教材で「読み」
の習熟を図る。
・漢字ドリルの付属教材
「漢字デジドリル」を活用し
て漢字指導をする。
・筆順アニメーションを使っ
て、空書きからうつし書きま
で。
・ICT を使うことで、児童の
活動をしっかりと把握し、確
認しながら進めること。
・同じステップで全員が進め
るように教師が配慮する。
・新出漢字は、ドリルノート
に書き、毎日、確実に練習で
きるように習慣化する。
・既習漢字は漢字練習帳に練
習し、漢字のたしかめテスト
に向けて練習をくり返す。
・1週間に1回、漢字のたし
かめを活用して、漢字の定着
の度合いを確認する。
4. 実践のポイント
漢字指導は、どの学校でもどの教室でも指導されています。だからこそ、指導のステップをきめ細やかに、
ICT も上手に活用して、漢字の定着に繋がる指導を大切にしています。学校で指導した後は、学校教材も上手
に活用して家庭学習で定着へ繋げます。最後は1週間に1回の漢字のたしかめテストで定着しているかどうか
を確認していきます。このような指導のサイクル化を学校全体で取り組むことが大切だと感じています。