社会医療法人誠光会 草津看護専門学校 学校評価・自己評価について 本校は、平成24年4月に開校し、以降「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針」に基 づき学校評価・自己評価の試行をしてきたところであります。 平成26年度は開校3年目を迎え、学生が3学年とも在籍し本来の学校規模としての自己評価を行い ましたのでその結果を報告します。 自己評価の方法 1、評価の項目は、 「看護師等養成所の教育活動等に関する自己評価指針」を基に作成しました。 2、9領域67項目について全職員(教員9名、事務3名)のアンケート調査による評価を平均した ものをその項目の評価としました。 3、評価は3段階の評価点としました。 3・・・・当てはまる 2・・・・やや当てはまる 1・・・・当てはまらない 平成26年度自己評価 評価領域 自 評価点 Ⅰ 教育理念・教育目的 2.6 (8項目) 概 己 評 価 要 教育理念は、どのような学生を育てるか示し、教育目的は、その方 法を示している。これら教育理念・教育目的に基づいた教育計画を策 定し教育活動を行っている。 Ⅱ 教育目標 2.8 (4項目) Ⅲ 教育課程経営 教育目標は、看護実践者としてのみならず生涯学習者としての倫理 観、基礎能力等将来に向けた能力をも養うこととして設定している。 2.8 (20項目) 教育課程は、5つの分野に区分し、その内容の根拠や他の分野との 関連等を年度ごとの教育計画で明示している。 教育計画は学生にも配布し周知している。 Ⅳ 教授・学習・評価課程 2.8 (5項目) 教育計画は、授業内容と教育課程の一貫性の確保を図っている。 授業科目ごとに授業内容の他、指導方法、担当講師、開始年次、授 業の目的、テキスト、参考文献、成績評価手法等を教育計画で示し、 履修規程により、その評価基準を規定している。いづれも学生に周知 している。 授業については、教員会議において授業評価を行うとともに、改善 事項等を協議し実践している。 Ⅴ 経営・管理過程 (22項目) 2.5 年度当初に当該年度の運営方針を全職員に示し、幹部会議、職員会 議でその周知徹底を図っている。 校務分掌規程で役職に応じた役割機能を規定し、組織体制を明確に している。 教員に対しては、研究活動経費を支援することによって自己研鑽を 促しその資質向上に努めている。 教育・学習活動等の情報提供は、学校ホームページ、学校案内の配 布等を行うとともに、学校行事への地元住民の参画を得るなど情報提 供の機会の確保に努めている。 課題として、自己点検、自己評価が教育理念、目的、教育目標の維 持、改善に積極的に活用されるよう第三者評価も視野に入れた評価体 制の構築に努める必要がある。 Ⅵ 学生の募集と 2.9 受け入れ 学生募集要領及び学校案内で教育理念や本校が誇るコンセプトを 掲載し受験の判断資料として提供するとともに、高校への訪問活動な Ⅶ 入学 ど積極的に実施している。 (5項目) 本校が位置する草津市内の学生の学納金を優遇し、同市内の医療機 関の看護師の確保に貢献している。 Ⅷ 地域社会 1.9 (2項目) 学校祭において、地域住民等を対象とした健康への啓発活動を学生 主体で実施するなど地域貢献している。 課題として教育活動と両立する地域貢献の在り方について検討す ることが必要である。 Ⅸ 研究(1項目) 2.4 教員に対して研究活動費を支援し、その活動を保障している。 教員個々の研究の他、合同で講師を招き校内で聴講するなど研究活 動の場や時間等も保障している。
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