JaLTER 公開シンポジウム 2015 生物・生態系情報の統合と時系列データの解析 ~生物や生態系の変化を読み解く~ * 日時:2015 年 9 月 15 日(火)9:15-17:30(受付開始 8:45) * 会場:国立環境研究所 大山記念ホール (茨城県つくば市小野川 16-2) * 参加料無料・事前申込み不要 * 専用ウェブページ http://www.nies.go.jp/biology/Events/20150915/index.html 日本長期生態学研究ネットワーク(JaLTER)では、長期かつ大規模な生態学的調査・観測の推進、公開型データベースの構築、生物群集や生態系の 長期動態解析に関する研究を進めています。国内には、JaLTER の他、地球規模生物多様性情報機構日本ノード(JBIF)、日本生物多様性観測ネット ワーク(J-BON)、海洋生物地理情報システム(OBIS)など様々な観測ネットワークやデータベースがあります。 本シンポジウムの前半では、それらのネットワークの関係者をお招きし、ネットワーク間の情報共有および相互連携、新たな共同研究の推進と解決 すべき課題の整理等を目指します。後半では、統計に詳しい生態学者をお招きし、生物群集や生態系の動態を解析する上で特に重要な時系列データの 統計手法について、具体例をまじえてレクチャー形式でお話いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。 プログラム 9: 15 開会あいさつ 日浦 勉(JaLTER 代表 / 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター) * 午前セッション「生物・生態系情報の統合と利活用」 9:20-9:50 「生物多様性に関する基盤情報整備と利活用に向けた取り組み -GBIF 日本ノード JBIF-」 大澤剛士(農業環境技術研究所 農業環境インベントリーセンター) 9:50-10:20「魚類の生物多様性情報を用いた研究の課題と可能性」 中江雅典(国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ)・瀬能 宏(神奈川県立生命の星・地球博物館) 10:20-10:30 小休憩 10:30-11:00「日本生物多様性観測ネットワーク:J-BON のとりくみ ∼国内 - アジアの生物多様性観測を世界の動きの中で位置づけるために」 石井励一郎(総合地球環境学研究所 研究推進戦略センター) 11:00-11:30「海洋生物分布のグローバルデータベース OBIS の現状と国内での J-OBIS の活動」 伊勢戸徹(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター) 11:30-12:00「Tea Bag Experiment:簡便な標準法を用いた土壌の分解能の全球的比較研究への参加」 鎌内宏光(金沢大学 環日本海域環境研究センター臨海実験施設)・ 鈴木智之(東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林 秩父演習林) 12:00-13:30 昼休憩 * 午後セッション「時系列解析レクチャー」 13:30-14:45「生態学の時系列データ解析でよく見る『あぶない』モデリング」 久保拓弥(北海道大学大学院 地球環境科学研究院) 14:45-15:15「R パッケージ “KFAS” を使った時系列データの解析方法」 伊東宏樹(森林総総合研究所 森林植生研究領域) 15:15-15:30 小休憩 15:30-16:00「時空間モニタリングデータの使い道:一般化状態空間モデルによる個体群増加率の要因分析」 深澤圭太(国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター) 16:00-16:30「状態空間モデルによる時系列解析とその生態学への応用」 深谷肇一(統計数理研究所 統計思考院) 16:30-17:00「時系列データから早期警戒シグナルと因果関係を見つける:Early warning signal と CCM による解析」 土居秀幸(兵庫県立大学大学院 シミュレーション学研究科) 17:00-17:30 総合討論・情報交換 * 懇親会のご案内 * お問い合わせ シンポジウム終了後、国立環境研究所地球温暖化棟 1F ロビーにて懇親会を開催いたします。ぜひご参加ください。 参加ご希望の方は、9/7(月)15 時までにお申し込みください。 宛先:岡野美智子 E-mail: okano.michiko ( 末尾に @nies.go.jp をつけてください ) 詳しくは、専用ウェブページをご覧ください。 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 担当:松崎慎一郎・勝又聖乃 E-mail: [email protected], Tel: 029-850-2894 主催:日本長期生態学研究ネットワーク(JaLTER)http://www.jalter.org/ 共催:国立研究開発法人 国立環境研究所、 京都大学生態学研究センター
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