「福島支部準備室」パンフレット

国立環境研究所の紹介
情報発信
国立環境研究所は、環境行政の科学的・技術的基盤を支え、幅広い環
国立環境研究所福島支部
境研究に総合的に取り組む国内唯一の研究所として、1974年、茨城県
では、災害環境研究に関
つくば市に発足しました。以来、専門家集団としての高い使命感と幅
する様々な情報・成果を
広い見識を持って、地球温暖化、循環型社会、生態系の劣化、大気汚染
より多くの皆様に知って
などに関する広範な研究を推進し、国内外の環境政策に貢献するとと
いただくため、刊行物や
もに、環境問題を解決するための適切な情報の発信に努めてきました。
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TEL‫؟‬029-850-2276
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被災地の環境
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回復と創生の
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出前講座を開催するなど、
幅広い成果発信を行っています。
国立研究開発法人
国立環境研究
所
災害環境研究への取り組み
http://www.nies.go.jp/shinsai/
交通案内
これまでの
災害環境研究への取り組み
三春駅
携・協働して、様々な被災地支援の災害環境研究を行ってきました。
その取り組みは、がれき等の災害廃棄物や放射性物質に汚染された廃
棄物の処理処分、放射性物質の環境動態や生物・生態系影響、地震・
津波による環境変化・影響、被災地の復興まちづくりと地域環境の創
生など広範に及んでいます。
JR磐
要田駅
越東
コンビニエンスストア
●
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田村市役所
国立環境研究所では、長年にわたり培ってきた環境研究の蓄積をもと
に、2011年3月の東日本大震災の発生直後から国や地方自治体と連
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三春町
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福島支部
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■電車をご利用の場合
郡山駅→(磐越東線・約13分)→三春駅→(タクシー・約12分)→環境創造センター
郡山駅→(磐越東線・約20分)→要田駅→(タクシー・約7分)→環境創造センター
■自動車をご利用の場合
磐越自動車道 船引三春ICから約5分
国立研究開発法人 国立環境研究所 福島支部
〒963-7700 福島県田村郡三春町深作10-2 Tel. 0247-61-6561
E-mail: [email protected]
www.nies.go.jp
2016.4
国立研究開発法人
国立環境研究所
福島支部
東日本大震災からの
復興と環境創造に向けて
1 環境回復研究
2 環境創生研究
国立環境研究所は、被災地に根ざした調査研究を力強く継続的に進める
放射性物質により汚染された地域の環境回復を速やかに進め、
環境と調和した被災地の復興を支援します。
ため、2016年度に、福島県三春町に整備された福島県環境創造センター
の研究棟内に福島支部を開設しました。
福島支部を拠点として、福島県や日本原子力研究開発機構(JAEA)をはじ
環境創生に向けた災害環境研究に取り組んでいきます。また、福島県環
境創造センターが進める環境情報の収集・発信や教育・研修・交流等の
廃棄物管理システム
産業廃棄物
取り組みに、災害環境研究の面から支援・協力していきます。これらを進
除染廃棄物
下水汚泥
交流棟
本館
研究棟
関連施設の長期的管理・
解体等技術
一般ごみ
リスク管理手法
測定分析・モニタリング技術
国立環境研究所
地域連携
熱挙動・吸脱着
メカニズム
めることによって、災害環境研究の世界的拠点となることを目指します。
福島支部
処理処分・再生利用等
減容化技術 移動
事業設計支援
シナリオ分析
めとする関連機関、様々な関係者と力を合わせて、被災地の環境回復と
安全・安心な生活を確保するための研究を推進します。
地域診断
福島支部の紹介
焼却灰
埋立・中間貯蔵施設
地域環境データ
の収集と整備
将来社会経済
シミュレーション
[TJ]
地域モデルによる
将来シミュレーション
地域エネルギー
システム設計
熱
電気
復興自治体ニーズに
応える事業設計支援
ICTの活用
参加型手法による
社会実装支援
環境、資源、暮らし、産業等からみた地域の強みは?
復興・生活・環境の共生した将来像はどんなもの?
住民の方々の意見を効果的に取り入れる方法は?
福島県環境創造センター
地域の特長を活かして、地域に合った環境にもやさしい復興をお手伝いするた
め、地域診断と将来シナリオの作成、省エネルギーな技術開発と地域事業設計、
住民が参画する計画づくりやコミュニケーション支援などの研究を行います。
廃棄物を処理する過程での放射性物質の動きは?
※福島県環境創造センターは、福島県が田村郡三春町と南相馬市に設置した環境
回復と創造に向けた研究や交流を行う総合的な拠点施設です。
福島支部で取り組む
災害環境研究
国立環境研究所の災害環境研究は、
「環境回復研究」
「環境創生研究」
「災
多様な汚染廃棄物を適切に管理する方法は?
施設を長期にわたって安全に管理するには?
放射性物質に汚染された廃棄物・土壌などの発生から、適正な管理・処分などに
至るまでの過程で必要な技術・システムの開発・評価を総合的に行います。
3 災害環境マネジメント研究
環境動態・影響評価
環境・安全・安心面から将来の災害に備えるための研究です。
大気
土壌
生態系
河川
海洋
害環境マネジメント研究」の3つのプログラムからなります。福島支部
資源循環・廃棄物システムの強靭化
処理・再生利用技術
と、つくば市の本部に勤務する研究者が一体となって、被災地の環境回
環境の計測
復と復興を、研究面・技術面で支援するとともに、将来の災害に備えた
環境にやさしいまちづくりに貢献します。
山林
これらの研究を、福島県やJAEAをはじめとする多くの関係する産官学
民と連携し、協力しながら進めていきます。
1
2
環境回復研究
廃棄物管理システム
環境創生研究
東日本大震災からの
復興・創造
被災地の着実な
環境回復・復興
創る
河川
湖沼
海洋
浮遊物質
流出
Cs+
水溶成分
環境動態・影響評価
3
落ち葉
発生量推計
マネジメント
土砂
東日本大震災からの環境の回復
災害環境
マネジメント研究
備える
将来の災害に備えた対応
将来の災害に対し
環境面で強靱な社会づくり
環境・健康リスクの管理戦略
移動・変化
放射性物質はどれくらい残り、どのように動いている?将来は?
私達の被ばく量は?
避難地域の野生生物や、自然生態系への影響は?
現地観測やモデルシミュレーションにより、環境中の放射性物質の動態、生態系
の変化、被ばく量などを明らかにし、中長期予測を行うとともに、除染など各種
の対策の効果を評価します。
緊急調査
災害環境研究ネットワーク拠点の構築
移動・変化
水底 溶け出し
迅速な分析
人材
情報
連携
円滑・適正に災害廃棄物を処理、再生利用するには?
災害時の環境や健康をどのように管理し、守るのか?
人材や情報をどう管理し、災害時の環境管理に活かすか?
強靭な資源循環・廃棄物管理システムや環境・健康リスク管理戦略、それを支
える人材育成と国内外ネットワークの確立に向け、様々な現場調査・技術開発・
社会調査・社会実装を行います。