No9

広島県警察本部
交通企画課
2015.No9
事故に遭わない!!起こさない!! 交通安全は県民一人ひとりの心掛けから!!
交差点での自転車関連の重大事故が続発中
【事例1 黄色点滅信号を直進する際,横断自転車と衝突】
【事故概要】
夜間,黄色点滅信号に従い進行中の軽四乗用と
赤色点滅信号で軽四乗用の右方から横断中の自
転車が衝突。
自転車乗車の男性が重体。
【この種の事故で考えられる要因】
主道路進行側の,交差する赤色点滅信号に対
する優先意識による注意不足。
横断側の,「このタイミングであれば,車も減速し
てくれるのでは」という油断。
【事例2 渋滞中の車両の間から出てきた自転車と出合い頭衝突】
渋滞停車
【事故概要】
信号の無い交差点において,渋滞車両の間を
抜けて横断しようとした自転車と直進中の普通乗
用の出合い頭事故。
自転車乗車の男性が重体。
【この種の事故で考えられる要因】
右側に渋滞車両がいることで,交差点を通過し
ているという意識の希薄化。(四輪側)
停止車両の間を通過することによる,車は止
まっているという錯覚。(自転車側)
【事例3 一方に一時停止のある小さな交差点での出合い頭】
【事故概要】
信号の無い交差点において,中央線の無い非
分離の道路を直進中の二輪車と狭路から進入し
た自転車の出合い頭。
自転車乗車の男性が重体。
【この種の事故で考えられる要因】
自転車側に一時停止があるため,相手が止ま
るだろうという二輪者側の優先意識。
交通量の少ない小さな交差点通過時の自転車
側の,「来ないだろう,大丈夫だろう」との自転車
側の油断。
交差点通過時の安全確認がいかに大切であるかを物語っています。
「来ないだろう」ではなく「来るかもしれない」という運転に心掛けましょう。
自転車もルールとマナーを守りましょう。