◆会長挨拶 ロータリー社会奉仕活動としての青少年 改めまして、皆さんこんにちは。今日もよい天気で関東地方・千葉のこの 辺も、もしかしたら夏日になっているのかもしれません。 さて、前回 RLI 研修報告をさせいただきました。今日は何をお話しする か考えましたが、RLI での討論にもう一つ皆様と考えたいテーマがありま した。それは青少年・ローターアクト、インターアクトのことでした。当方 は地区のロータリー青少年活動についてはよく存じ上げないのですが、当日 のメンバーからのご報告を聞きますと、高校生のインターアクトは、多くが 高校主催のクラブ活動であり、しかも私立中心なので簡単に削減されること が無いそうです。参加する生徒は減少傾向に有るとのことです。また開拓し てインターアクトを創設するには難しさが有るやに、聞いています。ロータ ーアクトは大学年齢から 30 歳まで、27 クラブくらい有るそうですが、実際 は 12~13 クラブが活動しているだけ、あとは冬眠状態かクラブ員が無い状況だそうです。たまたま当方が発 言を求められる前に松戸西クラブの状況を説明いただき、閉鎖したことを聞きました。次に柏クラブの報告で すが、弱体過程はほぼ松戸西クラブに近似値であること、大学の忙しさと親クラブの関心の盛り上がり不足は、 否めない状況が衰退への一つだと分析できるようです。それは当方だけの意見でなく、そこに参加したメンバ ーの一致したところでした。 多くのメンバーは、現代の青年社会のニーズが無いこと、時代的に任務が終了したようにも思うという意見 が強かったと思います。また近年の学校教育の変化も社会状況に拍車をかけているようです。 公務員労働5日制のなかで、教育公務員が5日制を享受できないことのもどかしさから、ゆとり教育と称し て、週5日制の実施、授業単位の削減で偏差値が低下しました。これにより6日授業の充実、語学の補充など 知的学習教育の充実へと逆戻りしています。人間の人間としての徳育よりも知識育優先の教育の再開になった ようです。パソコンを駆使した各種の教育は、人を助けるとか、リーダーシップや協調性は、どこへやらです。 かろうじて社会体育としての青少年スポーツは生き残っていますが、社会教育としてのロータリーの青少年活 動、ボーイ・ガールスカウト、子ども会や青少年赤十字活動など、私立学校が関わっているもの以外はほとん ど絶滅危惧種になりつつあります。 では、青少年の健全育成はいらないのか、という議論にもなりました。そんなことは有り得無いだろう。研 修参加者は、青少年育成は日本の将来への大切な分野であることは認識しています。 当方は、こんな例を挙げました。神戸の震災にボランティアとして自ら手伝った青年は、7 万とも 8 万とも 言われています。東日本の震災でボランティアに出た青年は、10 万人から 12 万人だそうです。ということは 有る意味で日本の青少年教育は成功しているのではないか、と発言しました。学校社会を見るとモンスターペ アレント的保護者が大多数、お子さんに何か有ると、すぐに校長を飛び越して教育委員会へ直訴、苦情が常套 手段化している。であるならば、社会教育としてのロータリー青少年活動もプログラムの万全化を尽くして対 応することで、何かの事業は展開できると思うのです。それは各クラブ単位ではなく、最低でも分区単位の協 力によるものか、地区として一・二の事業でも良いと思います。 その方法は、例えば青少年交換ならば、募集青少年の保護者の研修から始まり、活動プログラムの詳細な組 み立てなど参加者と共に学習しながら、何度かの現地予察、医師の常駐、保険の万全化、引率指導者のチーム ワークや危機対策トレーニングなど、何度かの予察計画など、膨大な費用投資が必要かも知れないが、出来な い夢ではないと思います。ロータリーの分区や地区でなければ企画実施できないような至れり尽くせり、しか も参加者が作り上げたような印象の学習が可能なのではないでしょうか。ロータリーの国際性や人との繋がり を生かした強烈なプログラムを一つでも二つでも県内の青少年に届けられたら、人生体験として、よりよい市 民性の高い成人が育つのではないかと思いますし、ロータリークラブへ加入する若者も増加するのではないか と思います、という見解を述べました。 ◆クラブ報告 Ⅰ 幹事報告 1. 例会変更・休会 なし 2. 報告 6 月のロータリーレート:118 円 Ⅱ 委員会報告 なし ◆卓 話 『忘れない』こと 岡本祐彦 出席委員長 今日は、自分が『忘れない』ことをテーマにお話をさせていただきます。 感覚的に覚え続けている事、私生活では家内が好きな花や、仕事では営業予算 を『忘れない』にしている事、お客さが当社の社員のことを忘れずに思い出し てくれるツール作りなどが最近の課題です。 また、『忘れてはいけないこと』も大切な課題です。 幼児の頃に祖母に連れられ靖国神社や千鳥ヶ淵に行っ たことを忘れずおります。ある日、仏壇の引出しの中 から叔父の戦死報告書を見つけ、その文面から本当に 戦争はあったのだなと強く感じました。この機会にそ の軍事郵便をご紹介いたします。長男家系としてその 事実を次の世代に伝えていく使命があると考えており ます。 祖父母は、明治の後期に三重県の伊勢に近い場所か ら東京に移り住んでおります。生家は、神宮寺(通称 丹生のお大師さん)と言われる空海と縁のある寺です。多聞天(毘沙門天)の像 を家宝とし、屋号を『岡本多聞堂』としました。関東大震災時には、この多聞天 を背負って逃げたと祖母が話しており、両腕が折れたようで、直した跡がありま す。終戦直前に神田から柏に疎開し現在に至っております。当社の社名は、18 年前に県内の保険代理店が合併しアイネットエージェンシー㈱となっておりま す。屋号が残った法人は閉鎖しきれずに山小屋カフェ森羅荘の受け皿会社として 残しております。 自分の青春期からいまだに忘れていない人物は、加藤文太郎と植村直己です。加藤文太郎は、1900 年初期の 日本山岳会で活躍された方で、新田二郎の小説『孤高の人』のモデルとなりました。植村さんの活躍はご承知 の通りです。学生だった自分は、単独山行を年間 40-50 日重ねておりました。その後、父が急死して山の自然 を楽しむ事は出来ませんでした。山での感覚を忘れずに温め続けていたのが山小屋生活で、現在の森羅荘の活 動に繋がっております。 食べ物で 40 年以上忘れないメニューがあ ります。ボンベイの『カレー』と竹やぶの『納 豆うむどん』です。両店主からは、自分の夢 を支えていただき感謝をしております。また、 竹やぶの店主、阿部孝雄さんのその偉大さは、 多くの職人を育てあげ孫弟子まで入れれば 相当数に上ります。さて、大本会員も私の子 供の頃を知る人物でもあります。小学校から 現在に至るまで忘れない大切な人物です。 第 10 分区親睦ゴルフ大会 昨日、「第 10 分区親睦ゴルフ大会」にご参加いただいた 皆様ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。 中山エレクト=写真上段右=が 3 位に入賞されました。お めでとうございます! また、神野F=写真下段左=、落 合F=同右=がベスグロをとられました。 初夏のような素晴らしい天気の中、分区のロータリアン の皆さんと親睦を深めることができましたことを、ご報告 いたします。次回柏 RC ゴルフ同好会は、6/16(火)鷹之台 カンツリークラブです。 伊藤公一(ゴルフ同好会長) ◆例会の記録 ご案内 例 会 数:2641 回例会 月 日:平成 27 年 5 月 27 日(水) 会 場:ザ・クレストホテル柏 点 鐘:会長 合 唱:手に手つないで ニコニコ :猪早恵美子(PRタイムありがとうござい ます)、神野美明(分区ゴルフ楽しかったで す)、田伏奈緒美(柏 RC の一員にご承認あり がとうございます)、中山浩一(分区ゴルフ、 ハンディキャップのおかげで 3 位)、張ヶ谷 政喜(岡本 F、先日はご馳走さま、ツリーハ ウスも素敵でした)、 山内尚美(分区ゴルフ 4位入賞!ドラコンも。次回は落合Fに追 いつきたいです) 出 席 報 告 :出席義務会員 53名 出 席 39名 欠 席 14名 出 席 率 73.6% ●「9/23 明治大学マンドリン倶楽部チャリティー 演奏会」のご案内 今年は創部者、古賀政男氏の愛弟子である甲斐靖 文氏を指揮者としてお迎えし、若さ溢れる素晴らし い演奏とのハーモニーをお楽しみください♪ 日本のこころ~ヒットポップス、映画音楽など 様々なジャンルの音楽を演奏いたします。 柏市(我孫子・流山)福祉へのチャリティーを主 旨としております。是非とも会員方々、プログラム へ広告掲載のご協力をお願いいたします。 また、明大軽音楽部 OB・宇崎竜童・阿木耀子夫 妻プロデュース 10/10「お茶の水 JAZZ 祭」出演: 日野皓正クインテット他、お楽しみいただけますと 幸いです。 欠 席 会 員:畔高弘樹、石戸義行、稲垣典子、今山利猛、 小笹一夫、児玉隆晴、諏訪達志、仙田和雅、 (浅野富美代 F) 溜川良次、寺嶋哲生、中沢由岐子、風澤斉、 芳野雅彦、渡辺敏行 ●介護保険と認知症もろもろ相談所を開設 ■行事予定 6 月 日 例会数 3 2642 10 2643 17 2644 24 2645 内 通常例会 ・ 容 理事会 卓話=石戸新一郎 通常例会 クラブ協議会 (猪早恵美子 F) 通常例会 卓話=松本克敏 Bar Plat オーナー 夜間例会(最終例会) ●柏商工会議所「ホス ピタリティーセミナ ー」6/22 (樫村正史 F)
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