◆会長挨拶 RLI 研修への参加体験報告 皆様こんにちは、昨日 RLI(ロータリー リーダーシップ 研究 )研修に参加 してまいりました。地区ではパート 1 からパート 3 まであり、どの部分からで も、都合に合わせて参加できることを歌い文句にして、多くの方に参加いただ くよう奨励しています。 昨日小笹フェローと二人で心細く参加しました。講師陣の中に、我がクラブ の長谷川様はじめ何人かの知り合いが見え隠れして、挨拶をさせてもらって、 なにか安堵感が沸いてきました。参加申込みと同時にグーループ分けされてい たようで、受付出席登録に経歴から分るようになっていて、開会式が終わると 直ちに各教室へ研修会に入りました。一日の研修のすべてを報告することは不 可能ですが、研修中のテーマでなかなか難しいものもあり、参加者は核心的回 答を出すのですが、十中八九という感じで、ずばり概念を言い切れる課題ばか りではありませんでした。 例えば私が印象に残ったのは「ロータリーの期待」というテーマのセッションです。「への期待」「からの期 待」でもなく、とても抽象的表現なのですが、内容はロータリアンとしての行動規範をどのように受け取り解 釈し行動するか、という課題でした。討議参加者の皆様の回答は、皆さん検討外れではないのですが、ことば として発言する内容は言い尽くせないということが感じられるのです。 ロータリークラブが掲げる行動規範「1、個人としてまた事業において高潔さと高い倫理基準をもって行動 する。」高潔さと高い倫理基準のついての各自の説明と思いが、なかなか上手に表現できない。参加者一同は、 説明できないもどかしさに少しのストレスを感じたと思います。これは一日 5 セッションのうちの一コマです。 またクラブ経営のための各種のケーススタディが設定されて、経営から人間関係、各種奉仕活動のあり方など さまざまな分野について、相当の学習を必要とします。ある意味でとても面白いものだという感じを受けまし た。 既にパート 1・2 を受講されている方が大半でしたので、受講マニュアルを持参されていた方がほとんどで したが、それを拝見させてもらうと、一つ一つのケースを討論して研鑽を積むシステムで、絶対正しいという 解答がセットされているものではないようです。参加者がケース毎に検討討論し、経験を話し合い、良い方向 を見出すという検討討論方式の研修です。したがって休む暇も無くとんとんと進む意外にありません。 ただパート 3 の参加者は 1・2 を前提としているようで、トレーニングリーダーは私どもにだいぶ気遣いを され、運営側にはご迷惑をかけた印象がありました。私ども二人は何とか参加者皆様についていくことが出来 たつもりです。 あまり内容をお話してしまうと小笹フェローの話すことがなくなってもいけません。詳細は小笹フェローに お任せします。最後に主催者の熱意も参加者に伝わり、運営側に感謝する気持ちで帰ってまいりました。以上 報告とします。 ◆クラブ報告 Ⅰ 幹事報告 1.例会変更・休会 なし 2.報告 (1) 柏南ロータリークラブ 35 周年記念誌(回覧) (2) 26 日の第 10 分区親睦ゴルフ大会は Make Up 対象となります。 Ⅱ 委員会報告 なし 報告する勝田幹事 ◆卓 話 極端気象多発の時代―背景と対処の心構え― 山岸米二郎 NPO 気象環境教育センター 一昨年は台風 26 号に伴う局地豪雨による伊豆大島の土砂災害、フィリピンで はスーパー台風に伴う高潮と 100m/毎秒を越える暴風による大災害、昨年は前 線性の局地豪雨による広島県の土砂災害など極端な気象で多くの人命が犠牲に なりました。 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第 5 次評価報告書(2013 年)は、 地球温暖化の影響で近年世界的に熱波、豪雨等の極端気象多発の傾向があると指 摘しています。二酸化炭素濃度の増加による地球温暖化の進行により、陸上、海 洋の生態系や、食糧生産、水資源問題への影響、海面水位上昇など世界的な課題 が懸念されますが、ここでは極端気象について述べます。極端気象には、熱波、寒波等地球規模の流れの変動 と集中豪雨や竜巻等の局地的な現象があります。特に懸念されるのは積乱雲による短時間豪雨の増加です。 台風や低気圧は水平規模が 500kmから数 1000km、発生してから消滅までの寿命は 1 週間程度で広範囲の 降水をもたらします。降水域中の一部に発生する積乱雲は 10km程度の大きさで寿命も 1 時間未満ですが、同 じような場所に連続して発生すると土砂災害や中河川の洪水をもたらします。竜巻は積乱雲から発生しますが 大きさ 100m、寿命 10 分程度で猛烈に強い風の渦巻きです。 卓話では豪雨による土砂災害、小河川の急激な増水、道路を流れる大雨の水流がマンホールに流れ込む事故 の例をあげましたが、住環境の変化により多様な気象災害があり得ます。規模の大きい現象は精度よく予想で きますが、積乱雲や竜巻など小規模、短寿命の現象の発生場所と時刻を精度よく予測することは困難です。 気象災害から身を守るには、避難勧告を待つ受け身の姿勢でなく自ら行動を起こす、あるいは防災当局の指 示に即応できるよう準備する等の自発的姿勢が肝要です。そのためには極端気象の特性の理解、地域環境と災 害リスクやハザードマップ等の事前把握と確認、機に応じた気象情報の監視が肝要です。 豪雨や暴風の実体験は稀です。配布した風と雨の強さの解説により実生活の経験に即して現象を実体的に把 握し、いざというときに役立てていただければ幸いです。 「気象環境教育センター」 (略称 WEED=Weather Environment Education) 気象予報の自由化、GPV をはじめ各種気象資料の配信充実に より、気象情報の多様化など、気象サービスの高度化が実現し ました。気象サービスの高度化に不可欠な気象予測の精度は今 後も着実に向上することが期待されます。 高度化した気象サービスが十分に活用されるためには、まず基 礎的な気象知識が利用者に普及していること必要です。さらに、 気象情報を防災、産業、環境等の人間活動におけるリスク軽減 に利用する技術の開発・普及が望まれます。このようなニーズ に対する一助として、NPO(特定非営利活動法人)を設立。 活動テーマ 1.自然災害軽減のための気象知識の普及 2.熱中症、花粉症など健康に関する気象知識の普及。 3.気象情報の高度利用による気象リスク軽減技術の普及 4.地球温暖化よる異常気象増加など環境変化について知識の普及 (気象環境教育センターHP) ◆例会の記録 例 会 数:2640 回例会 月 日:平成 27 年 5 月 20 日(水) 会 場:ザ・クレストホテル柏 点 鐘:会長 合 唱:奉仕の理想 ゲ ス ト:山本米二郎 NPO 気象環境教育センター ニ コ ニ コ:神野美明(田伏 F お世話になりました)、 木村仁(昨日ハギワラ会ゴルフ優勝しまし た)、小笹一夫(根本会長、長谷川 F 昨日はお 世話になりました)、鈴木秀一(日本酒の会 多数のご出席感謝)、萩原宏次(ハギワラ会 多数のご参加感謝) 出 席 報 告 :出席義務会員 53名 出 席 42名 欠 席 11名 出 席 率 79.2% 欠 席 会 員:石戸義行、伊藤公一、今山利猛、樫村正史、 島田秀貴、仙田和雅、溜川良次、中沢由岐 子、中山浩一、 松丸隆一、芳野雅彦 ■行事予定 5・6 月 5 6 日 田伏奈緒美 このたびは、歴史と伝統のある 柏ロータリークラブの一員として ご承認いただき、誠に有難うございま した。 また日頃よりザ・クレストホテル柏を御利用い ただきまして重ねて御礼申し上げます。高橋賢の本社 帰任に伴いまして、後任として引継ぎさせていただき ましたが、なにぶん勝手も分からず、すべてはこれか ら勉強させていただくこととなります。 ロータリーの目的である「意義ある事業の基礎とし て奉仕の理念を推奨し、これを育む」とありますが、 新米の私にとっては、柏ロータリークラブの諸先輩方 と一日でも早くお知り合いとなり、コミュニケーショ ンを深めることを第一優先としたいと考えておりま す。そして皆様にご指導をいただきながら「高潔さ」 と「高い倫理基準」をもって行動して参りたいと思い ます。先ずはロータリーソングから覚えます。今後と も何卒よろしくお願い申し上げます。 本日のお食事 月 中澤裕隆 公益財団法人モラロジー研究所より 入会させていただきました中澤裕隆と申します。 これまで、5~6 年前から今日まで猪早様、寺嶋様、 木村様を始め多くの方からお声かけをいただいており ましたが、環境が整わずに時間を要しましたが、この 度晴れて入会することができ、大変嬉しく思っており ます。また、柏ロータリークラブの先輩方の中にはこ れまで公私共にお世話になっている方々が大勢いらっ しゃるため、安心して入会することができました。正 直なところ、ロータリークラブの名前は以前より承知 しておりましたが、活動等については何も分からない 状況ですので、今後は皆様方にご指導ご鞭撻を賜りま すよう、お願い申し上げます。 例会数 内 容 第 10 分区親睦ゴルフ大会 26 27 2641 通常例会 卓話=岡本祐彦 3 2642 通常例会 卓話=石戸新一郎 10 2643 通常例会 クラブ協議会 17 2644 通常例会 卓話=松本克敏 Bar Plat オーナー 24 2645 夜間例会(最終例会) 理事会
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