CSR活動Highlights 多様な視点や発想を事業に活かす 女性カスタマーの声を活かした住まいづくり 好きなインテリアスタイルは、 木などの「素材感」 を 活かしたスタイル 女性ならではの視点や発想を 活かした住まいづくり 普段の暮らしで 大切にしていることは、 「家族との団欒」に加え 「自分の時間」 Style Garden ナチュラル系 インテリアスタイルの提案 花とグリーンで 毎日を豊かにする ガーデンスタイルの提案 住まい方が多様化するにともない、 よりよいサービスや 商品の提供のためには、 さまざまな視点が大切になってきています。 住友林業グループでは、女性の視点や発想を商品開発やサービスなどに お客様の声 活かすことで、 より快適で心地よい生活提案を行うことを目的として、 女性の目線から発想した 理想の住まいづくりに、 多くの共感が寄せられています。 「女性目線開発プロジェクト」 を発足。 女性ならではの発想力を活かした 住まいの中で 一番心地よい場所は 「リビング」 住まいづくりを推進しています。 Living Accent 細やかな配慮が行き届いた、 女性の気持ちに寄り添った住まいで、 親近感がわきました。 豊かな暮らしで イメージするものは、 「質がよい」 「長く使える」 もの 住宅事業本部 人財開発部 係長 女性がくつろげる場所が、 家の随所にあるのが印象的です。 木の節や、そのままの木目を活かした フローリングの木質感が気に入りました。 幕田 絵理 リビングを中心とした家づくり 「女性目線開発プロジェクト」 とは 女性ならではの視点や発想を商品開発に活かす Stakeholder’s Message 使うほどに愛着のわく設備・部材の開発 誌 「LEE」 と協力。1,000名以上の回答が寄せられた読者アン まずは女性の考え方や気持ちを理解してもらうことに注力。 そ ケートや、5年以内に住宅取得の意向がある読者を集めたグ のため、 全国のエリア会議の場を活用し、 メンバーが営業責任 2013年3月に発足した 「女性目線開発プロジェクト」 で 2015年2月には、 それまでの成果を活かしつつ、一般女性 ループインタビューなどを通じて、間取りやインテリアに関す 者や展示場責任者へ、商品の開発経緯と合わせて女性の思 は、 「女性にもっとも愛され、支持される住宅メーカー」 になる カスタマーの声を取り入れた新商品 「konoka (コノカ) 」 のモ る理想や悩みを抽出しました。その結果、住まいづくりで女性 いを伝えるなど、 社内へのプロモーションに努めました。 ことをめざしています。 デルハウスを東京都内にオープン。4月に商品の発売を開始 がもっともこだわりたい空間はリビングであることや、 自分ら 今回のプロジェクトを通じて、女性社員同士に部門の壁を しました。 しさを大切に、 こころ豊かに暮らしたいと考えている女性が多 越えたつながりができたことはもちろん、 自らの日常業務での いことが明らかになり、 その結果にメンバーも共感しました。 経験を活かしつつ、商品開発やプロモーションなど新たな分 プロジェクトメンバーは、本部や全国の支店、グループ会 社など、幅広い部門から集まった36名の女性社員で構成。 「konoka」 の開発にあたっては、生活スタイルの多様化を 月に数回のミーティングを通じて、互いにアイディアを出し 踏まえ、 つくり手だけではなく、住まい手の思いを反映するた それらの結果を踏まえつつ、商品開発のプロセスにおいて 合い、具体的な商品化に向けた議論と実働を重ねてきまし めに30代~40代の子育て世代を読者に持つ集英社の女性 は、 お客様のこころに響くコンセプトや部材開発、接客の仕方 た。その成果として、 これまで空間提案 「こまま (comama) 」 野にも携わることができ、 メンバーにとって貴重な経験となり ました。 など全般にわたり、各メンバーが日常業務における実務と経 や奈良県生駒郡で分譲住宅 「イーストヒルズ勢野(せや)」 な 2015 年 4月 どを発売しており、 「イーストヒルズ勢野」 については完成か ら半年で全9棟が完売しています。 今後も、 このプロジェクトで培われた多面的な視点を活か 験で得た知識や技術を最大限に活用しました。 女性が私らしさを楽しむ家 すことで、住まわれる方の目線を大切にした住まいづくりを 例えば、発売に先立ち、男性の割合が多い営業担当者に、 発売 「konoka」 推進していきます。 「女性目線開発プロジェクト」 のこれまで 2014 年 8月 2013 年 3月 5月 リビング+αの 空間提案 「こまま」 開発 プロジェクト発足 23 住友林業グループの事業とCSR 2015 10 月 全国の支店や グループ会社の メンバーも プロジェクトに参加 分譲住宅 「イーストヒルズ勢野」 発売 女性の活躍を推進する取り組み 住友林業グループでは、 行動指針のひとつに 「人間尊重」 を掲げ、 性別、 年齢、 国籍、 人種、 宗教、 障がい の有無など、 さまざまな違いを尊重し、 活かすことで企業競争力につなげる 「ダイバーシティ (多様性) 経営」 を推進しています。 その一環として、 2013年12月には 「住友林業グループ女性活躍推進宣言」 を策定し、 女性活躍を推進するための制度充実や働きやすい環境づくりに取り組んでいます。 2014年度の主な人事データ 女性従業員比率 19.2% (13年度:18.4%) 女性マネジメント職 比率 育児休業 取得者数※1 (13年度:2.2%) (13年度:41名) 2.6% 40 名 短時間勤務制度 利用者数※1、※2 32 名 (13年度:29名) 在宅勤務制度 利用者数※1 19 名 (13年度:21名) ※1 男性、女性を合わせた人数 ※2 短時間勤務制度利用者数と週休3日制度利用者数を加算 住友林業グループの事業とCSR 2015 24
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