一般社団法人久慈青年会議所 副理事長基本方針・事業計画 青少年育成グループ 副理事長 大畑 義幸 1 まちづくりの弊害となっている少子化と若い世代の地元離れに対して、久慈青年会議所 2 のみならず行政、諸団体、地域コミュニティまで、まちを挙げて取り組んでいますが未だ 3 歯止めを掛けるに至っておらず、対策が急務となっています。地域の未来を担う子どもた 4 ちの育成事業を続けてきた久慈 JC としてはこの現実を直視し大きな課題として捉え、対 5 応を加速させるべくメンバー一丸となって臨まなければならないと考えます。 6 近年、教育の視点からもまちづくりを考えることが重要となってきており、社会即ちま 7 ちの一員として必要な資質を児童に教育することが行政方針として示されています。当グ 8 ループでは、継続開催しているスクールギャラリーツアーにおいて学校内に展示した芸術 9 作品と身近に接して想像力と審美眼を養い、まちの未来を形作る力の育成を図ります。ま 10 た本年は「希望郷いわて国体」が開催されますが、来訪される選手・大会関係者への歓迎 11 の意を込めた植樹事業を行うことでおもてなしの心を育み、さらに植物がまちの環境を明 12 るくし笑顔をもたらす効果があることを知る機会とします。一方で、まちを構成する最小 13 分子を考えたときに家族がこれにあたると考えられますが、よりよいまちづくりのために 14 まずは家族の絆を深めることが重要です。核家族化が進み、さらには両親共働きの世帯が 15 増えて家族がゆとりをもって接する時間が減少している中で、子どもの笑顔とおもいやり 16 の心は家族の絆をより深めるきっかけを作ります。子どもが家族をおもいやり、気持ちを 17 表現することが家族の笑顔を増やし豊かな関係を築く事業に当グループは取り組みます。 18 豊かな心を育めば周囲との調和がとれるようになります。子どもたちが周囲の誰も置き 19 去りにすることなく未来に向けて一緒に走り出し、皆がまちをつくる担い手となるよう育 20 成をすることで、久慈 JC が取り組む「明るく豊かな地域の実現」につなげます。 21 22 <事業計画> 23 1.スクールギャラリーツアーの継続開催 24 2.スクールギャラリーと連動してのワークショップ開催 25 3.青少年交流事業の開催 26 4.植樹事業の開催
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